みなさん、うさぎの尻尾を見たことがありますか?丸くてふわふわしてそれは可愛い尻尾をしているんです。
が!!その尻尾が取れてしまうという話を聞いたことがあるんです。そんなこと本当にあるの?!果たして真相は?
というよりうさぎの尻尾ってそんな簡単にとれるようなものなのか?!
うさぎの尻尾って、なんであるんだろう。
うさぎの尻尾が取れるという話から、うさぎの尻尾に興味を持ったので色々調べてみました。
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そもそもうさぎの尻尾って本当に短いのか
パっと見たら丸くて短いうさぎの尻尾ですが、飼っていたりよく観察をしたことのある人は知っているかもしれませんが、そんなことはないんです。
毛玉がくっついているようにも見えますが、尻尾というだけあってちゃんと神経が通っていますし、骨もしっかりあります。
実は長い尻尾の先端が尻尾としてちょこんと出ているんです。
尻尾が外に長い動物というのは基本的には体のバランスをとるためにあるんですが、うさぎの尻尾は感情を表現したり仲間とのコミュニケーションをとるためにあるんです。
うさぎの尻尾の役割って何だろう?
見える部分の短い尻尾なので、わかりにくいかもしれませんが感情表現をするのに動かす場合もあります。
我が家のうさぎではまだ見たことはないのですが、犬同様にプルプルフリフリさせて喜びを表すことがあるそうです。短いのでよく見えてないんですかね?これが見られたらきっと相当可愛いんだろうな~♡
プルプルフリフリ以上にブンブン大きく振る場合もあるそうですが・・・これはもっと喜びを表している!!ではなくて興奮している状態みたいです。嬉しくて興奮なのか、怒っていて興奮なのかその時の状況ににもよりますが。この状態はなかなか見られないらしいです。
短い尻尾の振り方でも、うさぎはちゃんと自分の気持ちを私たちに示してくれているんですね。こちら側もしっかり理解してあげたいものです。
尻尾で感情を表していたなんて知りませんでした。またひとつうさぎに近づけました!
そしてよくよくうさぎの尻尾を見てみると、動きによってはまん丸ではないのに気づきます。楕円形のような、平たいような・・・とにかくあの可愛いまんまるとはちょっと違うんですよね。触ってみるとよくわかります。毛に覆われてわかりにくいんですがね。
それはうさぎの尻尾が背中に沿って上向きについているからです。
その上向きの尻尾をピンっとたてて野生化では仲間とコミュニケーションをとるそうなんです。
どのようなときにピンっと尻尾を立てるのかというと、それは危険を仲間に知らせるためです。
仲間とのコミュニケーションで尻尾を立てている以外にも、警戒をしているときや求愛をするときにも尻尾をたてるそうです。
今回の尻尾が取れるという話題に沿うなら、危険を仲間に知らせるということに注目していきます。
うさぎに危険が迫ったら・・・
野生化のように仲間同士で暮らしていて危険が迫ると、尻尾を立てて裏側を見せることで仲間に危険を知らせています。これが野生化でのうさぎの尻尾の役割でした。
そしてうさぎは敵に追われて逃げる時に、なんとその尻尾を残して逃げていくこともあるんだそうです!!
じゃあ、この先危険があったら尻尾がなくなったらどうやって仲間とコミュニケーションとるんだ!?って思いますが。
先ほど触れましたが、うさぎの尻尾はただの毛玉ではなくて骨も神経も通っている立派な尻尾なので、それを自分の意志で抜いて置いていくなんてことはできないんじゃないかなと思うんですよね。
でも外側に出ている先端の部分だったら、取れてもそこまで痛くないのかなーとも思ったり。
そこで調べたら、うさぎの尻尾は中心に細くあってその周りにポンポンのようなフサフサなまあるい毛がついているみたいなんですね。なので尻尾を落としていくというのは、骨や神経がある本当の尻尾のことではなくて、その尻尾の周りにある丸い毛玉を落としているのではないか。そう推測されます。
野生のうさぎに触れることは今ではまずないので、はっきりとしたことはわからないので飼育下のうさぎでで尻尾がとれるということがあるのかどうなのか見ていきたいと思います。
飼育うさぎの尻尾がとれる原因は
飼育されているうさぎで尻尾が取れるのは、野生化のうさぎの尻尾が取れるというのとは違ってやはり事故が多いと思います。
間違って踏んでしまったとか、引っ張ってしまったとか。それで案外簡単に取れてしまうことがあるようです。
他の動物で考えるとそんな引っ張ったぐらいじゃ尻尾なんて取れないだろうと思いますが、うさぎは取れやすいみたいで注意が必要です。いきなり尻尾が取れたらそれはびっくりですよね。
この「尻尾が取れる」というのも、スポっと取れたというのであれば先端の毛玉のことではないでしょうか。本当に尻尾が取れたりちぎれたら、やはり血が出ます。
骨折やけがなど傷をおったことが原因でとれることもあります。
うさぎは捕食される側の動物なので、痛がったり傷ついた様を見せたりはしません。弱いところを見せたら敵に襲われてしまうのを本能的にわかっているからです。なので尻尾がとれても意外と普通にしていることがあるようですが、きっと痛いはずです。うさぎ自体はしゃべれるわけでもなく訴えようがありませんからちゃんと血が出ているかなど確認したほうがいいです。
ここは飼い主が、しっかり状況判断をしてうさぎの状態を見てあげる必要があります。
単に尻尾の毛玉が取れたのか、本当に尻尾がちぎれて取れてしまったのか。同じ「うさぎの尻尾が取れた」ということでも、内容は全然違います。後者だった場合、放置できるものではなくしっかり動物病院などで診てもらう必要があります。
尻尾がとれた(尻尾にある大きな毛玉が取れた)ということは、けっこうありえることのようなのであまり尻尾に触れないでいるのがいいかもしれないですね。うさぎは尻尾を触られるのを嫌いますし。
まとめ
・うさぎの尻尾は丸くて可愛い?
→うさぎの尻尾は本当は長いんです。ただ大半が体の中にあって、見えている尻尾はほんの少しの先端部分。その先端部分の毛玉の丸みが、可愛い!!
・うさぎの尻尾はどんな役割をするの?
→フリフリして可愛く喜んだりブンブンして興奮したり・・・感情表現の役割をしています。野生化では仲間とのコミュニケーションツールになっていて、危険が迫ると尻尾をたてて仲間に知らせます。(ちなみ尻尾をたてるのは、警戒中や求愛中の場合も。)
・野生化でうさぎの尻尾が取れるとは?
→敵から逃げる時に尻尾を残して逃げていくこともあります。
・飼育下のうさぎの尻尾が取れる原因は?
→飼い主による事故の可能性があります。引っ張った、踏んだなどで骨折をしたりけがをすると尻尾がとれることもあるそうです。
尻尾にある毛玉が丸ごと取れたことによる「尻尾が取れた」なのか、神経や骨自体がちぎれてしまっている「尻尾が取れた」なのか同じ「尻尾が取れた」でも状態は全然違います。
基本的には、普通にうさぎと暮らしていて尻尾が取れるなんてことは滅多にありません。
ですが万が一取れてしまったときに慌てないためにも、うさぎの尻尾の状態や実は尻尾の毛玉は取れやすい事実などを把握しておくことで、より安心なうさぎライフを送れるのではないでしょうか。
私も今回うさぎの尻尾のことで初めて知ったことも多くあり、今後の我が家のうさぎとの生活に活かしていこうと思いました。

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