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特急・新幹線、子連れで電車移動の際に使えるアイデア

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いよいよ訪れる夏本番! 帰省したり、夏休みを利用して海へ山へと家族で旅行を考えている方も多いですよね。

けれど、旅行は楽しみだけれど、着くまでと帰りが心配! そう思われている親御さんも多いのではないでしょうか。

未就学児で、まだじっとしていることが苦手なお子さんや、移動でいつもと違う環境になると落ち着かないお子さんをお持ちの親御さんの中には、移動の間のことを考えて既に疲れている方もいらっしゃるかも知れません。

我が家も子供が未就園児だった頃から、年に何度も新幹線や特急を使って帰省しているので、そのお気持ちは良く分かります。

電車は逃げ場がないですし、特にまとまった休みの際は人も多く、周囲の目が気になったり、迷惑をかけないようにしないといけないと思って疲れてしまいますよね。

かといって、車で行こうとすると渋滞が読めない上に子供がぐずぐずしたりするのが嫌で、これもまた考えてしまう。
そういう話もママ友との会話で出てきます。

というわけで、本日は、特急や新幹線で子連れ帰省をしまくっている経験者が、
電車での子連れ長距離移動のアイデアについてお話しします。

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事前準備編~切符

子連れの場合、切符は予約しておきましょう!
列車の切符予約は一月くらい前からが多いので、参考にしてくださると嬉しいです。

・席は指定席一択
自由席の値段は魅力ですが、夏休みのように混んでいる時期は、ぐずる子供をなだめながら自由席の列に並ぶのも、ドアが開いた瞬間に席を取りに行くのもかなりの労力が必要です。その時間を買ったと思って、指定席を最初から準備しておいた方が良いでしょう。

・多目的室近くの車両を予約する
特急や新幹線には、多目的室という急病人の発生など不測の事態に備えた設備があります。不測の事態に使用する部屋ですが、車掌さんに申し出ると使用できることがあります。
どうしてもお子さんが泣き止まず授乳したい場合などは、車掌さんに声をかけて使用させてもらいましょう。
ただし! 長時間の利用はご法度です。子連れで使えなくなってしまう可能性がありますので、節度を持った使用を心がけましょうね

多目的室のある車両近くは、自然とお子さん連れの予約が多くなっていますので(どこも考えることは似ているのでしょうね(笑))、ちょっと心強いです。

逆に、出張や試験などを控えていて静かに電車に乗りたい際は、この多目的室近辺の車両は避けることをおすすめします。

・時間帯は子供のお昼寝の時間
うちの子はあまりお昼寝をしない子なので、いつも車内で様々な暇つぶしをさせるのですが、しっかりお昼寝時間が決まっているお子さんでしたら、その時間帯を狙って乗車できるようにすると寝てくれるので楽です。
普段の生活リズムの中に乗車時間を組み込んでしまうことで、お子さんもあまり負担を感じないようです。

また、この他にも

・ベビーカー利用の際は車両の一番前か後ろを予約する。

なども、事前に出来る準備です。
ただし、一番前や後ろの席は人の出入りが激しいので、お子さんの気が散る可能性もありますので、そのあたりはご自分でご判断下さい。

事前準備編~持ち物

切符が準備出来たら、もう電車旅行の半分くらいは準備が出来たような気分になりますが、あとは、車内に持ち込むものを準備しましょう。

電車旅行ということで、出来るだけ荷物が多くならないことを前提に持ち物は準備しましょうね。

・着替えやお土産は宅配便で送る!
何度も電車での帰省や旅行をしてきて、一番楽が出来たのがこれだと思いました。

大きな荷物は送ってしまいましょう(笑)

例えば旅館やホテルでも、きちんと問い合わせをすれば荷物の荷受けはしてくれますし、実家・義実家が目的地ならば、荷物は有無を言わさず送ってしまった方が良いです。

手持ちの荷物は、
・自分と子供の軽い着替え
・両手の空くバッグに詰め替えた子連れの際に持つ物
・車内での暇つぶし品やオヤツ
にしておくと、かなり手間が省けます。手間が省けるということは、子供に構ってあげられる時間も増えますので、送料はその分の代金と考えて送ってしまうことをおすすめします。
家に帰る際も、同じように手持ちにしたいもの以外はコンビニからでも送ってしまえば楽です!

・手持ちバッグにレジャーシートを入れておく
手持ちのバッグにレジャーシートを一枚入れておきましょう。大きなもので無くて構いません、100円ショップで売っているような一人しか座れない小さいもの&荷物にならず畳めるものです。

トミカ おでかけレジャーマップ

列車に乗った際に、ずっと靴を履いていると嫌になってくるお子さんも結構います。
ですから、最初から靴を脱がせて足元にシートを敷いておくことで、親がイラっとすることを一つ取り除けるのです。
大人も靴を脱ぐと足が楽ですし、特に活発なお子さん相手だと、「しゃがまない! 床が汚いから!」なんて注意をしなくて良くなって、苛々が結構減りますよ。
ただし! 大人の足の匂いにだけは気を付けてくださいね。

・子供の遊び道具やオヤツを準備
これを忘れてはいけません。
オヤツは好きなものを持参すればいいのですが、問題は遊び道具です。
このチョイスが難しいんですよね。
重くなく、まんべんなく遊べて、大きな音が出ない。
このあたりをクリアするものとしては、

・シールブック(お子さんによって向き不向きがあります)

それいけ!アンパンマン シールあそびブック (小学館のカラーワイド)
・迷路

ポケット版 乗り物の迷路 (ポケット版 迷路絵本シリーズ)
・お絵かき道具
・トミカやプラレールなどの乗り物系おもちゃ(1個を厳選させる)
・ポータブルDVD(子供用ヘッドホン必須)

等が挙げられるでしょうか。
シールブックなどは、新しいものを席に着くまで見せずに持っていくと、目新しくて喜びますので、行き帰り分をそっと隠して持参するのも良いかも知れません。

その他、こんなお助けアイテムも!

準備はばっちりでも、当日のお子さんの調子と準備が上手く噛みあわないと、ぐずぐずが始まったりします。とっても残念なのですが…。

そんな際、「アイスが食べられるお子さん」に限ってですが、最終手段があります。
長距離の特急や新幹線をよく利用するママ友と話をすると、必ず出て来るアイテムがこれです。

それが、車内販売のアイスを買って食べさせる! です。

特急や新幹線の車内販売で売られているアイスはかなりカチカチなので、お子さんがぐずぐずしそうだなと思ったら、早い時点で購入してお子さんに与えれば、かなり時間が稼げますので使ってみてくださいね。
「特別なんだよ~」というと、かなり喜んでくれるはずです(笑)
ぐずぐず気分をなんとか誤魔化すきっかけに使ってみてくださいね。

まだ乳児のお子さんが泣いてしまって手が付けられない場合は、座席で抱っこしているよりもトイレ近くなどで立ってあやしてあげた方が、お子さんも落ち着いていられますし、親御さん的にも周囲の目から逃れられますので、落ち着くまでデッキに出る手段もありますよ!

まとめ

私も子供を産んでから何度も経験していますが、子連れの長距離電車は大変ですが、事前準備をしておくことと余裕を持った行動さえしていれば、大変さを軽減させることも出来ます。
準備をしっかりして、乗車の際にお子さんが静かに出来たらいっぱい誉めてあげてくださいね。そうすれば、お子さんにとっても良い思い出になって、次回からも長距離電車で静かにすることが出来るはずです。

快適な電車の旅が過ごせますように!

30代後半、都内在住の主婦。
夫と元気すぎる幼稚園児の息子と三人で気ままにやってます!

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