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お葬式で恥ずかしい思いはしたくない!正しいお葬式のマナーとは?

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生きていればお葬式は避けては通れない行事ですよね。
亡くなった方へ、今までの感謝と最後のお別れを言う大切な行事です。
そんなお葬式ですが、皆さんはちゃんとした正しいマナーを知っていますか?
正しいナマーを知らなかったためにお葬式に出て恥ずかしい思いはしたくないですよね。

実際に私もまだ小さい頃にお葬式に出ただけで、いざ今お葬式に出ることになったら色々と分からないことが多くて不安になります。

このように私と同じ思いをしている方も少なくないと思います。
又、お葬式に出ていても「もしかしたら間違ったナマーだったかも」「本当にあれでよかったのかな」など思い出しては色々と不安になってしまう方もいるかもしれません。
そこで今回は、お葬式の正しいマナーについていくつかご紹介します。

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正しいお葬式のマナー


お葬式は、亡くなった方との最後の一時でもあります。
そんな大切な場を間違ったマナーで過ごしたくないですよね。
そこでここでは、そんなお葬式の時の正しいマナーについていくつかご紹介します。

● ご香典

1、金額は5千~1万円が平均的。
※親族や親しい間柄の場合は、もっと大きな金額を包む場合もあるようです。
2、お通夜か葬儀のいずれかで渡す。(亡くなった連絡を受けてすぐに渡しに行くのはNGです。)
3、ふくさに包んで持って行き、受付でふくさから不祝儀袋を取り出す。
4、手早くふくさをたたみ、その上に不祝儀袋をのせて両手で渡す。
※この際に簡潔なお悔やみの言葉を述べます。

● 不祝儀袋

~5千円まで~
予め水引きが印刷されている物を使います。

~1万円以上~
本物の水引きがついている物を使います。

※表書きは薄墨で書きます。(薄墨で書くことで涙で字が滲んだことを意味します。)
※毛筆で楷書で書くのが正しい書き方ですが、最近では筆ペンで書く方の方が多いです。

● 服装は地味な黒

~共通~
ハンカチは黒か白にする。

~女性~
1、黒無地の長袖で襟が詰まったような格好が服礼装。
2、黒のストッキングを履く。(生足はNG)
3、鞄や靴は艶消しの物を持って行く。
4、ネックレスやピアスはパールの物で統一する。(指輪は結構指輪以外外します。)
5、髪型はすっきりまとめて髪飾り等は避ける。

~男性~
1、ブラックスーツに黒ネクタイ、黒い靴下を身につけます。(ネクタイは光沢のない物を選び、タイピンなどは付けないようにしましょう。)
2、靴は光沢のない物を選ぶ。
3、髪型は上品にまとめる。

~子ども~
1、女の子は黒のワンピースを着る。
2、男の子は黒のズボンに白シャツを着る。
3、学生さんの場合は学生服を着る。

● 受付

1、一礼して、簡潔にお悔やみの言葉を述べる。
※この時に、「この度はご愁傷様です」とはっきり言うのはマナー違反で、正しくは「この度はご愁傷さ・・・」と途中から言葉を消すように述べます。
2、会葬御礼の品を受け取る時に「有難うございます」はNG。
※会葬御礼の品を受け取る時は「恐れ入ります」や「頂戴いたします」などの言葉を使うか、一礼をして頂きましょう。
3、親族と喋る時は、小声で話す。
4、帳簿に名前を記帳する。
5、御香典を渡す。(必ず両手で渡しましょう。)

● 室内ではコートは脱ぐ

見送る場では、コートを脱いで見送るのが礼儀です。
多くの会場では受付近くの辺りで室内に入る際にコートを受け取ってくれる方がいると思いますので、その方に預けるようにしましょう。

● 数珠は必ず左手に持つ

立っている時やお焼香の時には必ず左手に持ちますが、座っている時には両手で持っていても大丈夫です。

● お焼香の手順

1、親族に一礼し、僧侶に一礼します。
2、右手親指・人差し指・中指の3本で抹香をつまむ。(この時数珠は左手のままです。)
3、つまんだ状態の指を表に向けながら額に持って行く。(1~3回程でそれ以上は失礼にあたります。)
4、最後には必ず合掌をする。
※合掌には(全ての物、命が一つになる)という意味が込められているそうで、とても大切な行為なので必ず行いましょう。
5、お焼香台から一歩下がり、深く一礼する。(目は下げずに祭壇を見ながら礼をします。)
6、僧侶に一礼し、親族に一礼する。
7、静かに速やかに席に戻る。

最初で最後の一時を大切に


上記で紹介したお葬式の正しいマナーですが、どうして正しくマナーを知らないといけないのでしょうか?
確かに自分が恥ずかしい思いをしたくないという事もありますが、何よりも亡くなった方へ敬意払って失礼のないようにするためです。
その方が大切であればあるほどしっかりと心を込めて見送りをしてあげないといけませんよね。

私は小さい頃に行ったっきりですが、小さい子どもなりにお葬式では亡くなった方との今までの思い出を振り返っていました。

お葬式は、亡くなった方との最初で最後の大切な一時ですから、例え一礼でもしっかりと心を込めて亡くなった方が安心できるようにしっかりと見送ってあげましょう。

働く主婦

20歳で結婚。現在、主婦業のかたわらライティングの修行中。(20代前半の女性、主婦)

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