今は、子供も大人もマイ水筒を持って登園・登校・通勤する方が増えています。
特に、幼稚園や小学校では、マイ水筒を推奨されているところが多くみられます。
最近は夏がとても暑いので水分不足から来る体調不良が怖いです。
多くのお子さんが在籍する場所では、お子さんを毎回水道に行かせて水を飲むうに指導するよりも、手元に水筒があった方が先生方も指導しやすいですし、お子さんも楽なので広まっているようです。
この水筒の中身!
大人は自分の好きなものを入れて行けば良いですが、お子さんに関してはちょっと困ったりすることはないでしょうか?
- 何を入れてあげればいいのか
- 暑いから冷たい方がいいのか
- どれくらい入れるのが正解なのか
些細なことだけれど、一度気になると不安になることってありませんか?
今回はそんなことについてお話しします。
スポンサーリンク
前提として
まず、お子さんの通っている幼稚園や学校での指導を必ず確認して下さい。
- お水以外は不可
- 氷は不可
と指示されていたりプリントに記載されている場合は、それを必ず守りましょう。
親としてはもっと違う物を飲ませたい
うちの子はこれしか飲まないの…!
と思う場合もあるかも知れませんが、指示があるということは、その場所において指示以外のことを行うと何か不都合があるからです。必ず守ってあげてくださいね。
水筒には入れない方が良いもの
水筒には入れない方が良い物も存在しています。
これは大人でも同じですので、参考になさってくださいね。
・ステンレス水筒に乳酸菌飲料・スポーツドリンクは×
水筒の中がステンレスの物にはスポーツドリンクや乳酸菌飲料のような酸性度の高い飲み物は入れてはいけません。
乳酸菌飲料を入れる方はあまりいらっしゃらないかも知れませんが、スポーツドリンクは知らないと入れてしまう方もいると思います。
粉末のものを水で溶かすスポーツドリンクもこの中に含まれます。
理由は
- 酸性度の高い飲み物を長時間保管していると水筒の中に使われているステンレスを塩分で腐食させてしまうから
- 腐食が始まると水筒の中の傷や付着物が原因で銅が溶け出してしまい、下痢や嘔吐や頭痛といった中毒症状がでるから
ということが挙げられています。
酸性度の高い飲み物のスポーツドリンク以外の具体例は
- 乳酸菌飲料(カルピスなんかも含まれますね)
- 味噌汁
- 果汁飲料(特に柑橘系)
- 炭酸飲料
などです。
水筒を毎回丁寧に洗って乾燥させ、内部に傷が無いかよく確認し、水筒自体の買い替えを頻繁にするなどを行えば、スポーツドリンクを入れても水筒を使用するのは大丈夫ですが、特に子育て中にそこまで対応するのは大変です。
また、目が行き届かないこともありますので、最初から原因を避けておいた方が無難でしょう。
どうしてもスポーツドリンクを持たせてあげたい! という方は、スポーツショップなどで専用の水筒が販売されていますので、そちらを使ってみてくださいね。
水筒の中身におすすめな飲み物3選
では逆に、水筒の中に入れるのにおすすめな飲み物はなんでしょうか。
ここからはいつも手に入る水道水以外のおすすめの飲み物を紹介します。
・麦茶
夏の定番飲料ですね。ミネラル分が多く含まれています。
ノンカフェインでお子さんでも飲みやすく、普段から口にしているので場所が変わっても抵抗なく飲める子が多いです。
また、低価格で手に入るのも嬉しいですよね!
・ほうじ茶
ノンカフェインですがポリフェノールがたっぷり含まれているので、お子さんにも抵抗なく与えることが出来ます。よく、乳児向けの小さなパックで販売されていたりしますよね。
味が美味しいので、水分を取るのが苦手なお子さんでも口にしやすいようです。
・ルイボスティー
抗酸化作用があると言われ、健康に気をつかっている方などに人気のお茶です。
癖も無く飲みやすいので、お子さんも抵抗なく口に出来ると思います。
我が家では最近、こちらを入れています。
どれも、それほど頑張らなくても手に入れることが出来、お茶という指定があった際にも困らないものですので、お水を飲むのが苦手なお子さんなどに試しに入れてみると良いですよ♪
ただし、その際にはおうちできちんと味見をさせてあげてから入れてあげて下さいね。
いきなり知らない味が入っていると、全く口にできなくなってしまうお子さんもいますので。
また、お茶を水出しで作るとお茶ガラがずっと水中にあり、それが雑菌の温床になります。
少し面倒ですが、お茶は薬缶で煮出して作って氷を入れた容器に注いで冷やすなど、手をかけて入れてあげた方が飲み物の劣化を抑えることにもなります。
では、水筒の中身の温度はどれくらいがいいの?
夏の暑い日に水筒の冷たい飲み物を飲むのは至福ですよね。
そのために保冷効果のある水筒をお子さんに持たせている方も多いはずです。
特に夏に特化するのであれば、
暑い日には
- 冷たい飲み物は、胃腸に負担がかかりながらも素早い水分補給ができ身体も冷やすことが出来る。
- 熱中症予防の水分補給は、5℃(冷蔵庫に冷やしたくらい)~15℃くらいが良い。
- また、温度5℃以下なら菌の増殖も抑えられる。
という点から、氷を入れて冷やした飲み物をいれてあげると良いでしょう。
それ以外の季節は、お子さんの体調(お腹が痛い時に冷えすぎた飲み物は辛い)、季節(寒い時には冷えすぎた飲み物はキツイ)などに対応させて温度を考えてみてくださいね。
水筒の飲み物の量はどう判断する?
水筒の飲み物の量に関しては、お子さんの個性もありますので、少しずつ慣らして確認して下さい。
例えばうちの子供ですと、
夏→1リットルの水筒に氷と共に入れて帰りにはほぼカラ
冬→1リットルの水筒に6割の常温の飲み物で帰りにも少し残っている
という感じなので、夏と冬で摂取する水分量が違っています。
最初は350mlの水筒を使わせていたのですが、うちの子には足りなかったらしく、幼稚園で継ぎ足して貰うことが多かったので水筒を替えたのですが、少し重いのはありますが、本人はこれで納得していますし、常に水分が途切れないことに安心しています。季節によって水筒を使い分けてあげるのも良いですね。
どれくらい飲めるか心配な場合は
、
最初は水筒に6割程度入れてあげる
↓
・カラカラor少し残っている場合は量を増やす
・全く減っていない場合は、水分をきちんととるように言う
など、様子を見つつ調整してあげてください。
お利口なお子さんだったりすると、水分が無くなりそうになると飲むことをセーブして、水筒の中を空にしないように工夫したりするので、残りが少ない状態で帰ってきている場合には、入れる水分の量を少し増やしてあげて良いと思います★
まとめ
今回は、そこまで細かく指定されてはいないけれど、実は気になるお子さんの水筒の中身についてお話ししました。
毎年の夏がびっくりするくらい暑く&長くなり、水筒の中身をグイグイ飲む時期も7・8月のような真夏だけではなくて運動会シーズンの10月過ぎくらいまでと伸びてきています。
ということは、お子さんが熱中症だったり水分不足などの体調不良の危機にさらされる期間も伸びてきているということです。
水筒の中身をどうするかというのは小さな疑問かも知れませんが、お子さんの体調にダイレクトに繋がる可能性もあります。しっかりサポートして、お子さんに楽しい毎日を送ってもらいましょう!

コメント
コメントはありません。