梅雨入りを迎え、夏に向けての準備の季節がやってきましたね。
夏になるとクーラーを使うけれど、朝晩は窓を開けて家に新鮮な空気を思い切り入れたい。
クーラーは苦手なので、出来るだけ窓を開けて扇風機でしのぎたい。
そんな方も多いのではないでしょうか。
その際に多くの方が使用するのが「網戸」です。
網戸があると、虫の侵入を気にせずに換気や通風を行うことが出来るので、多くのお宅で網戸が設置されていると思います。
ですが、その網戸のお手入れはどうしているでしょうか?
網戸や窓などの窓周辺のおそうじは、大掃除の際にやるイメージが強いですよね。
しかし、大掃除のシーズンは冬。水を使っておそうじするのには辛い季節です。本当にその季節の大掃除だけで良いのでしょうか?
また、網戸のおそうじはどんな工程を踏むのか実は曖昧な方も多いかと思います。
それらを踏まえて
- 網戸のおそうじはいつやるのが良いのか
- どんな方法でおそうじすれば良いのか
今回は、そんなことを考えて行きます。
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目次
そもそも、網戸は汚れているの?
家事を積極的にやられている方はご存知だと思いますが、網戸はかなり汚れています!
己の恥をさらすようですが、今はある程度家事に手が回るようになって来ましたが、実は私、網戸を掃除するという概念が頭から完全に抜けている人間だったのです。お恥ずかしい。
実家にいた頃は母が掃除してくれていましたし、家を出てからは雨戸のある部屋に住んでいて、平日はほとんど雨戸を閉めていたので、網戸が汚れるということが無かったのです。正直、そんなことは全く頭にありませんでした。
ですが、夫と結婚して妊娠して仕事を辞めざるを得なくなり、家にいるようになってから、なんとなーく、窓ガラス越しに見える景色がおかしいなと感じ…、それでも、窓は時々拭いていたので、どうしてそんな風に感じるのだろうと思ってなんとなーく網戸を触ってみて絶句したのでした。
網戸は汚れるのだ! と。
考えてみれば、窓掃除をした際に汚れががっつりつくのですから、網戸にも汚れが付着していないわけはありません。サッシの部分は網戸の開閉で触れるので窓掃除の際に拭いていたのですが、肝心の網の部分に手が回っていなかったのです。
窓は、砂やホコリ、粉塵、花粉など汚れが付きやすく、また排気ガスなどの粉じんから屋内の私たちを守ってくれるものです。それに寄り添っている網戸ですもの、汚れていて当たり前ですよね。
もし、網戸の掃除なんて考えてもいなかったと思われる方がいらしたら、ぜひ網戸を触ってみてくださいね。ホコリなんだかよく分からない黒い汚れが手についてしまうのではないかと思います。
そんな風に汚れている網戸のおそうじ、いつ行うのが良いの?
窓や網戸の掃除をするのは大掃除の時! と思っている方も多いかと思いますが、実は、水を使うのが億劫ではない時期や、外で体を動かすのが辛く感じない時期がおすすめです。
また、網戸を良く使うシーズンの前におそうじを終えておくと、気持ちよく網戸を使用出来ますので、具体的には春~夏にかけてが良いでしょう。
花粉症の方は、花粉の季節を避けて下さいね。
雨で汚れがふやけているであろう雨の日の次の日や、湿度が高めの日にやると、汚れも落ちやすくおそうじしやすいです♪
ここからは、網戸のおそうじの具体的な方法についてお話します。
網戸掃除の方法★網戸を外す場合
外さないでおそうじすることも可能ですが、外した方が楽に掃除することが出来ますので、出来れば外しておそうじする方が効果が高いです。
1:サッシのホコリを落とす
乾いた雑巾やスポンジで軽く網戸の表面を撫でてホコリを落とします。
重要なのは、
- 雑巾やスポンジは水でぬらさずに乾いたまま
- 動作は上から下へ
で行うことです!
2:掃除機で網目のホコリを吸い取る
掃除機を使って、網目のホコリを吸い取ります。
この際に、あまり強い力で吸ってしまうと網目のたるみの原因になりますので、掃除機の威力は加減して下さいね。
3:洗剤を使う
濡れるようなおそうじはここからです。
網戸用洗剤を使用してヨゴレを落としましょう。
網戸用洗剤を購入するのに迷う方は、100円ショップなどで重曹を購入して重曹水を作り、それをスポンジに含ませて網戸を裏表どちらも拭いてください。
この際は、力を入れすぎずに撫でるように手を動かすのがポイントです。
洗剤の場合も、重曹を使用する場合も、拭き残しが無いように満遍なく拭いてくださいね。
また、網目が終わったら、サッシも綺麗に拭いて下さいね。
4:水拭きをする
水で濡らしたスポンジなどで洗剤を使用した時と同じように、手を撫でるように動かして水拭きして下さい。
これで汚れをしっかり落としましょう。
5:乾拭きをして仕上げ
最後に乾いたタオルなどで乾拭きをして仕上げです。
濡れたままにしておくとサビてしまう可能性がありますので、必ず乾拭きして下さいね。
使い古しのタオルなどを使用しても良いですが、マイクロファイバークロスなどで仕上げるとなお良いでしょう。
網戸掃除の方法★網戸を外さない方法
網戸を外さないでおそうじする場合には、掃除が終わった後に窓ガラスをしっかりと拭いてください。網戸から飛んだ汚れなどで、窓が掃除前よりも汚れてしまう可能性があります。
1:サッシのホコリを落とす
網戸を外す時と同じで、乾いた雑巾やスポンジで軽く網戸の表面を撫でてホコリを落とします。
重要なのは、
- 雑巾やスポンジは水でぬらさずに乾いたまま
- 動作は網戸の外側から内側へ
で行うことです!
2:掃除機で網目のホコリを吸い取る
掃除機を使って、網目のホコリを吸い取ります。
この際に、あまり強い力で吸ってしまうと網目のたるみの原因になりますので、掃除機の威力は加減して下さいね。
室内側から始めて、全面が終わったら室外側に掃除機をかけましょう。
室内にホコリが入らないようにするためです。
3~5については、網戸を外している場合と同じ工程です。
最後に窓ガラスを拭くのを忘れないようにしましょうね♪
全部の窓を一気に掃除するのは大変なんだけれど…。
家の窓を一気に掃除するのは大変ですよね。
掃除しよう! と思って道具を出したので、一気にやってしまった方が効率は上がりますが、例えば一人だったりすると、全部の窓を一度にこなすのは大変ですよね。
順番を決めて、少しずつこなしていけば良いでしょう。
一度しっかりと網戸掃除をしておけば、汚れが付きにくくなるメリットもありますので、無理の無い範囲で行ってくださいね。
大掃除をしてある網戸は、工程を書いたような大掃除をしなくとも、例えばホコリを定期的に落としてあげるだけでも見違えるようにきれいになります♪
まとめ
いつも大掃除の際に手を付けるけれど、詳しいおそうじ方法が曖昧になりがちな網戸のおそうじ。
また、大掃除の時期だと寒いし冷たい水を使うのが大変で、おざなりになりがちなのも網戸のおそうじですよね。
ですが、網戸を一番使うのは夏です。
ですから、夏の前に徹底的におそうじしてみるのはいかがでしょうか。
おそうじは少し大変ですが、綺麗にした網戸から入ってくる風はまた格別ですよ♪
夏の前に頑張って、爽快な空気を取り入れて楽しい夏を待ちましょう!

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