野菜を沢山買って冷凍保存しておく方は多いのではないでしょうか。
確かに安い時に買って冷凍しておけば、冷蔵保存するよりも長持ちしますし節約にもなりますよね。
又、野菜を冷凍保存することで、味のしみが良くなったり旨味が増すなどといった効果があるんです。
しかしその反対に、間違った冷凍保存の方法や冷凍に不向きな野菜を冷凍することで、せっかくの野菜が美味しくなくなってしまう事もあるのです。
実際に私は、間違ってキュウリを冷凍保存したことがありますが、いざ食べてみると”しなしな”というか”すかすか”というかなんとも言えないような触感で間違っても美味しいとは言い難いものでした。
中には私のように野菜の冷凍で失敗してしまった方もいるはずです。
しかし、ちゃんと正しい冷凍の仕方や冷凍してはいけない野菜を知っていれば、失敗することもないですよね。
そこで今回は、野菜の美味しい冷凍方法と冷凍には不向きな野菜についてご紹介します。
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目次
野菜の美味しい冷凍方法
美味しくなるはずの冷凍した野菜も、間違った冷凍方法をする事で「こんなはずじゃなかったのに」なんてことを引き起こしてしまいます。
ここではそんな失敗を避けるために、野菜の美味しい冷凍方法についていくつかご紹介します。
● 素早く冷凍する
素早く冷凍することで、野菜の細胞などを破壊することなく冷凍できるので味も落ちにくくなるのです。
又、下記のようなポイントに注意すれば更に美味しく野菜を冷凍することが出来ます。
※水気を切る
※軽く茹でておく
※ラップの上からアルミホイルで包む（冷却効率を上げるため）
● 生で冷凍するならカットする
生のまま冷凍したい野菜は、カットしてラップで包んでから密閉容器に入れて保存します。
容器に入れる時はできるだけ小分けにして冷凍するようにしましょう。
※生のまま冷凍出来ない野菜もありますので注意が必要です。
● 水分が蒸発しないようにする
冷凍する野菜の切り口をラップなどでしっかり包み、そこから水分が蒸発しないようにしましょう。
水分が蒸発してしまうと、調理する時に美味しくなくなってしまいます。
● 何度も解凍しないように小分けにして保存
大きなジップロックなどでまとめて冷凍してしまうと、冷凍するのにも時間がかかってしまいますし、一気に使えなかった場合はもう一度冷凍しないといけませんよね。
何度も冷凍や解凍をすると野菜の味ががくっと落ちてしまいます。
実際に私もついつい何度か冷凍・解凍を繰り返してしまい何度も失敗しています。
しかし、確かにあまり美味しくないのでやはり予め小分けにして冷凍することをおススメします。
冷凍に不向きな５つの野菜
冷凍に向いている野菜は、冷凍することで旨味がギュッと凝縮されてとても美味しくなります。
しかし、冷凍に向かない野菜を冷凍してしまうと、解凍後にしなしなになってしまったり臭いがきつくなってしまう事もあります。
せっかく買った野菜なので保存の段階で失敗したくないですよね。
そこでここでは、冷凍に不向きな野菜について５つ程ご紹介します。
● ジャガイモ
ジャガイモは実は水分が豊富なんです。
その為、生のまま冷凍してしまうと解凍後にはスカスカの状態になってしまいます。
しかし、一度茹でてマッシュ状にしてから冷凍するとスカスカの触感になることなく美味しく食べることが出来るのです。
● きゅうり
きゅうりは野菜の中でも特に水分が豊富に含まれています。
その為、冷凍することで細胞が破壊され水分が抜けてスカスカフニャフニャの状態になってしまうのです。
しかし、輪切りにし塩もみをして冷凍することで解凍後も美味しく食べることが出来るのです。
● 大根
大根も水分を多く含む野菜ですので、きゅうりと同様に細胞が破壊されて水分が抜けてしまいます。
その為、解凍後に煮つけにしても味も触感も美味しくなくなってしまうのです。
● ごぼう
ごぼうなどの食物繊維が多い野菜は冷凍することで、繊維間の水分のみが失われて調理した時に筋っぽくなってしまうのです。
これではせっかくの触感が台無しですよね。
しかし、生の状態ではなく一旦軽く茹でて冷凍する事によって、解凍後も美味しく食べることが出来るのです。
● もやし
もやしは冷凍することで、解凍後に調理をする時に臭いがきつくなってしまいます。
水気を予め取ってから冷凍すると、臭いを少し抑える事ができますが長くはもちません。
又、触感も落ちてしまうので、もやしの冷凍保存はおススメできません。
しかしどうしても冷凍保存したい場合は、一旦軽く茹でてからしっかりと水気を取って冷凍することをおススメします。
実際に私も、安売りで大量に買って冷凍していたのですが、いざ調理すると臭いがとてもきつくなっていてせっかくの料理が台無しになってしまいました。
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