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夏前にエアコンのメンテナンス。エアコンのおそうじのすすめ!

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はっきりしない天気で、曇りなのにじっとりした暑さを感じる季節になって来ました。

本格的な夏はまだですが、桜が散ってから暑さの続いた今年、すでに毎日エアコンを使っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、これから夏までの間は、エアコンの除湿機能を上手く使って部屋を快適に保ったり、洗濯物を乾かしたりする方も多いはずです。

夏が暑すぎることが普通になってしまっている今、これから訪れる暑い毎日を過ごしやすく乗り切るためには、エアコンは必要な家電と言っても過言ではないでしょう。

そんなエアコンのおそうじを、夏前にしてしまうのはどうでしょうか。

  • エアコンのおそうじはなぜ必要なのか
  • エアコンのおそうじをするとどんな風に良いのか
  • おうちで定期的に出来るエアコンのおそうじ

ここからは、このような内容についてお話ししていきます。

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そもそも、エアコンって汚れるの?

エアコンを掃除する。

恥ずかしながら東北生まれでエアコンに接することの無かった若い頃の私は、エアコンのおそうじの必要性について、全く知識がありませんでした。
上京してエアコンつきの部屋で一人暮らしを始め、クーラーも暖房も、エアコンを酷使しすぎているのではないかというくらいに使用していた若かりし頃、友人が遊びに来た際に発した言葉で、それが必要なのだと初めて知ったのです。

「ねぇ、エアコンって掃除してる?」

これを読んでくださっている方の中には、「そんなことも知らなかったの?」と思われる方もいらっしゃるかと思うのですが、そうなんです、私はエアコンが掃除できることを知らなかったのです。

友人に促され、エアコンの蓋を開けてみて驚きました(その時まで、エアコンの蓋を開けられることすら知りませんでした…)。

羽根についたカビ、フィルターにびっしりと着いたホコリ。
この機械を通した空気を吸っていたのかと思うと、心底ぞっとしました。

エアコンは汚れるもの! 掃除しなければならないもの! 掃除するもの!

若い頃の私のようなものを目にする前に、エアコンは是非、定期的におそうじして下さいね。

エアコンが汚れるのは分かったけれど、汚れが起こすデメリットは何?

・エアコンの効きが悪くなる!

エアコンは、室内の温かい空気を吸い込んで、エアコン本体の内部で冷やした空気を部屋に戻す。という仕組みで稼働しています。

室内の空気を吸い込む吸い込み口にあるフィルター(だいたい、細かい網戸のようなもので取り外し可能です)は、部屋の空気を吸い込む際に、その中のホコリやゴミをキャッチするので、フィルターを掃除しないで使い続けると汚れで目詰まりしてしまい、空気の循環の効率が下がってしまうのです。

その結果、エアコンの効きが悪くなってしまい、それをフォローしようとエアコンは室内
の空気をより多く吸い込もうとして、余計な電力を使ってしまうことになるのです。

最近エアコンが効かないな、と感じている場合、フィルターが汚れていることが原因かもしれません

・カビが発生して、人体に悪影響を与える可能性が出る!

冷房使用時はエアコン内部が急速な温度差で結露しているため、結露の水分と汚れが合わさって臭いやカビが発生しやすくなっています。
フィルターに詰まった汚れが湿ると、カビ菌の繁殖条件である「温度」「湿度」「(フィルターの汚れが持っている)栄養分」が満たされ過ぎるくらいに満たされてしまうのです。
こうしてカビ菌が繁殖してしまうと、エアコンを使用すると同時にカビの胞子が吐き出されて、部屋中に漂ってしまいます。

エアコンから吐き出されたカビの胞子を吸い込むと、アレルギーや肺炎を引き起こす可能性があります。
免疫力の低い赤ちゃんや高齢者、また、アレルギー体質の方はエアコンのカビには特に注意が必要です。

エアコンが汚れていると、実はこんなに生活や人体に影響が出てしまうのです。

では、エアコンの掃除をしたいけれど、どうすれば良い?

こんなことを聞くとエアコンを掃除したい! と思ってきますよね。
特に、今までろくにおそうじしたことがないような方だと、急いでおそうじしたいと思うのが当然です。

ここからは

  • エアコンのおそうじを長い間していない or 覗き込むとカビが見える
  • エアコンを購入して日が浅い、おそうじは定期的にしている

この二つのパターンで、エアコンのおそうじについてお話ししていきます。

エアコンのおそうじを長い間していない or 覗き込むとカビが見える

  • 今まで一度もエアコンを掃除したことがない。
  • もう何年も掃除をしていない(2年以上)。
  • エアコンのパネルを開けてみたら、黒カビが生えていた。

こんな場合は、フィルターの掃除や市販の洗浄スプレーでのおそうじをしても、エアコン本体の汚れを取りきることはできません。

素人が自分できれいにできる範囲は、取り外しできるフィルターと手が届く範囲の汚れまでです。
複雑なエアコンを分解して掃除するのは、故障の原因になりますし、そもそもが難しくて出来ません。

上記の場合には、エアコンクリーニング専門業者に洗浄をお願いしましょう

何年もおそうじをしていなくてもカビは見えないから大丈夫!
そんな素人判断をせずに、専門業者にお願いした方が良いです。
見えない奥地にカビが生えている場合もありますし、何せおそうじがされていない状態で稼働していたのですから。

プロにお願いすると、エアコンを分解して高圧洗浄で洗ってくれたりなど、素人では出来ない高度な技術でおそうじしてくれるので、奥にある汚れまでしっかり落とすことが可能です。

我が家で、年に一度は業者さんにおそうじをお願いしています。
しっかり綺麗になってくれると、エアコンの効きも全然違いますよ!

一度きれいになればお手入れも楽になるので、かかる値段は必要経費だと思って試してみてくださいね

エアコンを購入して日が浅い、おそうじは定期的にしている

  • エアコンを購入してから日が浅い。
  • 目の届く範囲は定期的におそうじしている。

こんな方に向けては、簡単で続けられるおそうじ方法をご紹介します。

準備品

  • 使い古しの歯ブラシ
  • タオル
  • マスク(ホコリを吸い込まないようにするため)


1:フィルターを取り外して掃除機でホコリを吸い取る
2:お風呂場などでフィルターに水洗いする
3:タオルで水気をしっかりと取る
4:フィルターを完全に乾燥させる


5:フィルターを乾燥させている間にエアコン本体の中のホコリを掃除機で吸い取る
6:乾燥させたフィルターを戻す

こうしてホコリを定期的に除去することで、エアコンをしっかりとおそうじしてあげましょう。

もしフィルターに水分が残ってしまっていると、それが新たなカビの原因になってしまうので、必ずしっかりと乾燥させるように気を付けてくださいね。

このおそうじを月に一回くらい行うことで、エアコンを効率よく使用することが出来ますし、エアコン本体の寿命を延ばすことにもなります。

まとめ

もはやエアコンは日本の夏とは切っても切れない関係になっています。
これが無いと高温多湿の日本の夏は辛いですし、今は熱中症対策もあり、使用することが推奨されています。

ですから本格的な夏が訪れる前に、しっかりとエアコンをおそうじしておうちのメンテナンスをしてくださいね。良い夏への準備をしてみてください。

30代後半、都内在住の主婦。
夫と元気すぎる幼稚園児の息子と三人で気ままにやってます!

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