最近は梅雨に入る前なのに太陽の光が激しく照り付けて、大人でも紫外線が気になることが多いですよね。
私は幼稚園に通う子供がいるのですが、先日、炎天下の日に親子遠足がありまして、次の日には自分が顔を日焼けしてしまいひどい目に合いました。
大人ならば日焼け止めを塗るのが有効な日焼け対策の手段ですが、お子さんが幼稚園や保育園に行っている間は、こまめに塗ってあげることは難しいですし(先生にそんなわずらわしいことをお願いできませんし、そもそもそこまでの対応が出来るほど人が足りません)、親が出来る範囲で対応するしかありません。
ですのでここからは、日焼け止めに頼らずに親が出来るお子さんの紫外線対策についてご紹介させていただきます。
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目次
そもそも紫外線って子供に良くないの?
私が子供の頃(○0年前です・(笑))は、紫外線についてここまで対策が必要だと言われていることはありませんでした。自分も、日焼けしたら痛くなるから嫌だな~、くらいの感覚だったことを覚えています。
ですが、最近は違うんですよね。
まだ子供がお腹にいる頃、プレママ雑誌やママ雑誌を読んでいると、お子さんへの紫外線対策を促す記事をちょこちょこと見かけて「時代が変わったな」と思ったことを覚えています。
年月を経ることで紫外線に対する研究が進んだことと、地球の温暖化が進んで有害な紫外線が昔よりも増加してしまったことから、昨今、
皮膚がまだ成長しきっていないために薄い子供は、紫外線の影響を受けやすいということが言われ始めました。
そうやって悪影響を与えてくる紫外線の積み重ねが、
- 大人になってからの皮膚がんを引き起こしたり
- 紫外線に弱いと言われている目に悪影響を引き起こす
ということが分かってきたのです。
ですから、お子さんが紫外線を浴びすぎることは良いことではない。
と言うことが出来るでしょう。
では、どれくらいの時期から対策すれば良いの?
紫外線がお子さんには良い物ではないと言っても、
通園・通学をしたり、外で遊んだりと、太陽の光を浴びる機会はたくさんあります。
また、お子さんはお外が大好き!
- 公園に行きたいと言われて
- プールで遊びたいと言われて
子連れで外に出る機会は思っているよりも多いです。
そんな時いつも紫外線のことを気にしていたら、いくらお子さんを守るためとは言え外出自体が億劫になってしまいます。
ですから、紫外線が強くなる季節に集中して紫外線対策をする。
こう考えるのがよいでしょう。
紫外線の量は夏場がピークですが、夏に入る前くらいから太陽の照り付けは強くなります。
時期的に言えば梅雨前のゴールデンウィーク明けくらいから対策しはじめるのが良いです。
この時期は、肌が紫外線が強くなってきていることに慣れていないので、ちょっとした光でも日焼けをしやすい時期です。
大人でも、春から紫外線対策を! なんて記事やネットニュースを、美容系の雑誌やサイトで見かけることがありますよね。それと同じ時期です。
紫外線対策1:帽子をしっかりとかぶせる。
熱中症対策にも帽子は有効です。
ツバが大き目の帽子をかぶせることで、顔が浴びる紫外線量をカットすることが出来ますし、
ツバの影によって、目を守ることも出来ます。
「暑いから嫌~」
と、帽子を脱いでしまうお子さんもいるかと思いますが、そんな場合は、メッシュ生地を使用しているものや、日陰でこまめに頭を冷やしてあげるなどして、太陽の光が当たる場所では帽子をかぶることを徹底させましょう。
「走っている時に飛んじゃうんだもん!」
なんて言うお子さんもいるかと思いますが、そういう場合は、あご紐を付けて対策して下さいね。
うちの子供は暑いと飛んでしまうのコンボでよくごねますが、購入した帽子にゴム紐を後付けして帽子をかぶることを徹底させています。
結局は慣れなので、根気よく接して下さいね。
紫外線対策2:洋服の素材をチェックする。
- UVカット機能のある上着やシャツを着せる。
- 抱っこひもやベビーカーで移動する際は、UVカット機能のあるケープをかける。
これだけで随分違います!
子供服でもUVカット機能がついているものがありますので、それを着せてあげれば、服を着ている部分は簡単に紫外線を防ぐことが出来ます。
また、私が子育てをしていて文明の進化を感じたのは(大げさですが…)、UVカット機能のあるケープの存在です。
この機能がついてるケープは、大部分が暑い季節に使用することを念頭に作られているので、冷感接触の布で作られています。
そのため、道路の照り返しなどを自分で防ぐことの難しいお子さんを、紫外線からも暑さからも守ることが出来るのでおすすめです。
また、UV機能がついていない服でも、その素材に注目し、
- 綿
- ポリエステル
などの、網目が詰まった素材
で出来ているお洋服を着せてあげるだけでも効果が見られますので、暑い時期のお洋服の選び方の参考にしてみてくださいね。
紫外線対策3:日陰で遊ばせる、外遊びの時間を考慮する
お外で遊ぶ際に、太陽の光をそのまま浴びるのと日陰に入るのとでは、浴びる紫外線量は大きく変わってきます。
勿論、日陰の方が紫外線を浴びる量が少なくなるということです。
ですから、一緒に遊びに出かける際などは、日陰で遊ぶように声をかけることも立派な紫外線対策です。これは熱中症予防にもなります。
幼稚園で外遊び時間があるお子さん、保育園でお散歩外出などがあるお子さんには、
「太陽の光がまっすぐに当たらないところで遊んでね」
と声かけをしておくことも十分な対策です。
一緒に遊びに出た際などに、日陰がどういうものなのか、お子さんと一緒に日陰を体験してみて理解させておくのも良いですね。
また、私の子供の通う幼稚園で実際に実践されているのですが、
10時~14時の太陽が最も高くなる時間は、外で遊ぶ時間を短くする。
というのも手です。
最も暑く紫外線量が多い時間は、割り切ってお外での時間を短めに取ったりすることも対策になります。
ちなみに幼稚園では、紫外線が強くなる時期=暑くなってくる時期は
いつもだと9時の登園から10時過ぎまで外で自由に遊ぶところを
自由遊びで外遊びが出来る時間を30分短くしているようです。
日が高い時間は、自由遊びで目が届かないと熱中症などが起こってしまった場合に困るので、での対策ですが、結果的に紫外線対策にもなっています。
まとめ
個人的に、子供を産んで育てている間に、時代は変わったんだなとカルチャーショックを受けることが結構あるのですが、子供の紫外線対策に対する認識の違いは、私の中では割と大きなものでした。
また、そう感じる方もいらっしゃるのではないかと思います。
何せ昔は子供の紫外線対策なんて聞くことも無く、なんだったら肌は黒くしていた方が素敵! 日焼けサロン最高! なんて言われている時期もあったのですから(年齢が出ますが…笑)。
ですが、それは昔の話で、今は紫外線があまり良くないということが判明しているので、お子さんを守りたいと思うのは普通のことですよね。
紫外線を浴びることが全て悪いことではありませんが、浴びすぎないようにするための手助けはしてあげましょう。そのお手伝いが出来れば幸いです。

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