産後は赤ちゃんにご飯として母乳をあげなくていけませんよね。
しかし、イメージしていた授乳とはかけ離れた現実を突きつけられたお母さんは多いのではないでしょうか。
授乳と言えば、赤ちゃんがスムーズにお乳を咥えて飲んでくれて、そんな姿を微笑みながら眺めるといったような光景を想像しませんか?
中には想像通りの授乳をされる方もいるそうですが、多くの方は想像通りにはいかないそうです。
授乳の現実は赤ちゃんが乳首を咥えてくれなかったり、乳首が裂けて血が出たりなどかなり痛々しいです。
実際に私の入院中に、授乳が上手くいかず痛さのあまりに泣いていたお母さんもいました。
看護婦さんいわく、「授乳は戦争」だそうです。
私は入院中に乳首が裂けたりはありませんでしたが、赤ちゃんが上手にすってくれずに泣いていたので、その時になにも出来なさ過ぎて泣きそうになりました。
又、退院後にはバリバリと裂けて痛すぎて腹痛が来るほどでした。
授乳の痛みなどで悩む多くのお母さん達も、その原因や改善方法を知っておくことで産後のストレスが少しでも減るはずです。
そこで今回は、授乳の痛みの原因とその改善方法についてご紹介します。
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痛む4つの原因
まさか授乳が痛いなんて思いませんよね。
しかし、その痛みにはちゃんとそれなりの原因があるんです。
ここでは、そんな授乳の原因についてご紹介します。
● 咥え方が浅い
産まれたばかりの赤ちゃんは特に口が小さいこともあって咥え方が浅い子が多いそうです。
しかし、このように咥え方が浅いと乳首の先だけを引っ張られてしまい付け根部分が裂けてしまうのです。
実際に私の赤ちゃんはこのタイプです。
入院中は口が小さすぎて上手に咥えることが出来ませんでしたが、退院後は咥えだしてくれたかと思うと咥え方が浅く乳首の付け根が何重にも裂けて激痛でした。
● 授乳姿勢が悪い
赤ちゃんそれぞれに授乳の際の合う姿勢というのがあるそうです。
その授乳姿勢が合っていないと、母乳をしっかり飲んでくれずに乳首を噛んだりして遊んでしまうのです。
しかし、赤ちゃんにはしっかり母乳を飲ませてあげないといけないので何度も授乳する必要があります。
その為、授乳姿勢が悪く授乳回数を重ねすぎてしまうことで乳首を傷つけてしまうそうです。
● 乾燥している
乳首などが乾燥していることで、皮膚が敏感になってしまうので摩擦などの影響を受けやすくなります。
その為、少し授乳しただけで裂けてしまったり出血したりしてしまうようです。
又、下着でも摩擦によって乾燥した皮膚の部分が傷ついたり裂けてしまう事もあるそうです。
● 吸う力が強い
これは赤ちゃんが元気な証拠なのですが、赤ちゃんの吸う力が強いとどうしても敏感な乳首の付け根部分は裂けてしまいやすくなるそうです。
産まれたばかりの赤ちゃんでここまで吸う力が強い子も珍しいようですが、もし吸う力が強くて痛むようであれば吸い過ぎる前に一旦離したりして少しづつ飲んでもらった方がいいかもしれませんね。
痛みの改善方法4選
育児で疲れている中で、更に授乳で疲れてストレスが溜まってしまうなんて嫌ですよね。
しかし、その痛みを改善することが出来れば授乳の時間が楽しくなるかもしれません。
ここではそんな授乳の痛みの改善方法についてご紹介します。
● 搾乳をする
何度も直接授乳しているとどうしても傷ついて痛みが出てきてしまいますよね。
そこで、搾乳して一旦哺乳瓶に入れてから飲ませるようにすると、母乳を飲ませることも出来るしその間にお母さんのお乳を休めることが出来ます。
又、搾乳をする際には手で搾乳するのもいいのですが、搾乳器を利用してみるのもお母さんの負担を考えるといいのかもしれません。
● 乳頭保護器を利用する
赤ちゃんが直接乳首を吸ってくれない場合や、裂けた部分の痛みが酷い場合などには乳頭保護器を利用してみましょう。
そうすることで、赤ちゃんがするっと咥えてくれやすくなりますし、間接的に吸われるので授乳の際の痛みを軽減することが出来るのです。
● 保湿をする
痛みの原因のところでも書きましたように、乾燥しているとどうしても傷つきやすくなってしまうので、そういった傷を増やさない為にも保湿はしっかりしておきましょう。
赤ちゃんが口に入れるので心配だという方がいるかもしれませんが、ちゃんと専用のクリームがありますので是非試してみて下さい。
● 授乳姿勢を見つける
これも上記の痛みの原因のところで書きましたように、授乳姿勢がその赤ちゃんに合っていないと母乳を飲まずに遊んでしまいます。
そのせいで何度も授乳しなくてすむように、その赤ちゃんに合った授乳姿勢を見つけてあげるの事は赤ちゃんにとってもお母さんにとっても大切なことです。
私は産後の入院中に、看護婦さんに色々な授乳姿勢を教えてもらいました。
なので入院先の病院で看護婦さんにどの授乳姿勢が合っているのか見てもらうと良いと思います。

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