出産を控えていると、気になるのは一体どれ程の痛みなのかですよね。
特に初めての方は何もかもが初めてなので出産がどれくらいの痛みを伴うのか不安でしょうがないと思います。
実際に私は初めての出産でしたが、出産前に未知の痛みが怖くて母に聞いたり、ネットで調べたりしましたが「とにかく痛い」「死ぬほど痛い」などがほとんどで、「痛いのは分かったから、もっと具体的な表現ないの!?」と思ったのが正直な感想です。
又、「鼻からスイカが出るくらい痛い」と聞いた時は、「もうそれ鼻とれてるじゃん」と呆れてしまいました。
私のように出産を目前にして怖くなってしまう人も少なくないはずです。
聞いたところで怖さがなくなる訳ではないのですが、周囲の経験を聞いて痛みに対して身構えていたいですよね。
そこで今回は、出産時の痛みや、陣痛を和らげるコツについてご紹介します。
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出産時はどこがどんな痛みなの?
出産前には、出産時にどこが痛くなるのか、どのような痛みがあるのか、など初めての出産の方はとても不安になりますよね。
私も初めての出産をして出産前は不安と恐怖でいっぱいでした。
そこで、出産時には主にどこがどのように痛むのかを簡単にご紹介します。
~どこが痛むのか~
● 腰
● お尻
● 背中
~どんな痛みなのか~
● 腰が砕けるような痛み
● お尻にハンマーを落とされたような強い鈍痛
● 背骨をゆっくり曲げられるような痛み
痛みの箇所や感じ方は人それぞれですが、多くの方は主に上記のような内容でした。
お腹に痛みが来るのではないかと思う方もいるかもしれませんが、実は痛みを感じるのは主に下半身だそうです。
実際に出産を経験してみると確かに間違ってはなかったのですが、出産時というよりは陣痛時に上記の内容の痛みがありました。
正直出産自体は陣痛のおかげか便をする感覚と似ていてあまり痛みはなく、「鼻からスイカ」という痛みの表現は出産ではなく、陣痛の事を言っていたのだと初めて知りました。
ただ、リアルに痛みを表現するなら「鼻からバナナ」かなと思います。^^
ゆっくりバナナが鼻の奥から出てくることを想像してみて下さい。
自然と眉間にしわが寄りませんか?
又、上記の箇所に痛みが集中した為気付きませんでしたが、産後は体全身がバキバキの筋肉痛になります。
妊娠中に運動を勧められるのは、陣痛促進のためと出産の体力をつけため、それと産後の筋肉痛を軽減させるためだそうです。
「運動しなくても生まれる時は生まれる」と思って運動をさぼっていると産後に後悔するかもしれませんので、ほどほどに運動しておくと良いかもしれません。
陣痛の痛みを和らげる方法
● 呼吸法
陣痛の痛みを和らげるには複式呼吸(鼻からすって口からはく)をゆっくり行うのが良いそうです。
陣痛が来ると痛みが強くて焦ってしまう方が多いそうですが、その場合呼吸が乱れる為、陣痛の痛みを感じやすくなるそうです。
実際に私も陣痛が酷くなった時、看護婦さんに上記の呼吸法を教えてもらいました。
しかし、慣れるまでは痛みが酷いせいでゆっくり呼吸するなんて出来ませんでしたが、慣れていくと少しづつ出来るようになりました。
又、少しづつでも複式呼吸が出来てくると、確かに陣痛の痛みが和らぎましたので試してみて下さい。
● 温める
陣痛で痛む部分を温める方法です。
温めることで血流が良くなって陣痛の痛みが和らぐそうです。
● 腰を押してもらう
これは自分では出来ない事なので、看護師さんや助産師さんにお願いして腰を押してもらいましょう。
上手に押してもらうことで陣痛の痛みが和らぐようです。
ただ、立ち会っている旦那さんに押してもらうと全く痛みが和らがない事が多いようなので、押してもらうなら看護師さんか助産師さんにお願いするようにしましょう。
実際に私は助産師さんに腰を押してもらっていたのですが、本当に陣痛の痛みが和らぎました。
又、旦那にもさすってもらいましたが全く気持ち良くなく、ただただ不快なだけでした。
● 声を出す
痛みの波が来たら我慢せずに声を上げましょう。
そうすることで、痛みに対する集中が分散されて痛みが和らぐようです。
又、声を上げることで上記にも書いた呼吸法が自然に出来るようです。
私の場合は、丸めたタオルを噛んでその状態で声を出してました。
確かに声を出すのと出さないのとでは痛みの感じ方が全く違うなと感じました。
● 肛門付近を押す
これは産院でも良く行われる方法だそうです。
一般的には”テニスボール”か”ゴルフボール”を使って肛門付近を押します。
これは上記の腰を押すことと違って、旦那さんにやってもらっても効果があるので是非試して頂きたいです。
ただ、やり過ぎてしまうと産後に肛門付近が痛くなってしまいますのでやり過ぎには注意して下さい。

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