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日差しがうつ病予防?日光浴・ひなたぼっこの知られざる効果と方法

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雲一つない天気にぽかぽかの太陽………よく晴れた日は絶好の洗濯日和、どこかわくわくしてしまいますね。つい少し出かけてみようか、という気分にもなります。

でもあまり日差しが強いと肌が気になる方は逆に出かけ辛い、という人もいますよね。太陽光の紫外線は肌のシミの原因になる、というのは多くの人が知っていることと思います。

ですが、その紫外線って実はうつ病予防や骨を作る要素にもなっている、というはご存知でしょうか?

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紫外線を浴びると、肌はビタミンDを作る

近年は肌に悪いイメージがある日光ですが、生物にとっては欠かせない要素のあるものでもあります。植物の光合成による成長に日光が必要不可欠であるように、人間も肌に日光を受けて体内のコレステロールをビタミンDという栄養素に変化させて、成長や代謝を促しているのです。

ビタミンDとは?

ではこのビタミンD、どんなビタミンなのでしょうか?

ビタミンDはしらすやいわしなど魚類に多く含まれているビタミンで、主にカルシウム関連の働きをサポートしてくれます。カルシウムの吸収率のアップや血液中のカルシウム濃度を高めたりしています。他にも免疫力のアップ、感染症の予防、抗ガン作用などもあります。

日光浴に必要な時間は、週2~3日に1回5~30分ほど 朝がオススメ!

日光浴は大体週2~3日に1回5~30分ほど行えば、十分な量のビタミンDを生成出来ると言われています。時間帯は10~15時頃が一番効果的なのですが、オススメなのは朝の時間帯。これは日差し自体は昼頃と比べ弱めですが、その分紫外線も弱くなり日焼けしにくくなるので肌が弱い人にはうってつけ。

更に朝に日差しを浴びることで夜更かしなどでずれてしまった体内時計を整えることも出来るので、一石二鳥です。

どんな場所・体の部位で日光浴したらいい?

日光浴というと水着で夏の砂浜・屋上をイメージするかもしれませんが、わざわざそんなことをする必要はありません。晴れた日ならどこでも、日光を浴びるのも顔や手で大丈夫です。天気の良い日にちょっと買い物や散歩をするだけで日光浴には十分ということですね。

ただ日差しの強すぎる夏などは要注意です。さすがに日光浴といえど気温の高い日に熱い日差しを浴び続けたら熱中症などにかかってしまいます。そんな時は日陰や木陰でも十分な効果が得られます。

それでも日焼けが気になる、という方には手のひらでの日光浴がオススメ。手のひらは元々人間が日焼けしにくい部位ですので、窓を開け手のひらを上に向けて出しているだけで日光浴の役割を果たしてくれます。

日光浴をすることで得られる5つの効果

上でも一部書きましたが日光浴をすることで様々な効果があります。

1、骨を丈夫に出来る

上で書いたように、ビタミンDがカルシウムの吸収を高めてくれるということは、それを生成出来れば骨を丈夫にしてくれるということです。

2、ガン予防・免疫力が上がる

さらにビタミンDには抗ガン作用と免疫力をアップする効果もあります。冬に風邪やインフルエンザを引きやすくなるのは、厚着をして素肌を日光に晒すところが減るのと、日照時間が減るので自然と日を浴びる時間が少なくなるので体内のビタミンDが不足し、それが冬に風邪やインフルエンザが流行る一因だと言われています。

3、セロトニンを作ることで体内時計を正しくしてくれる

体内時計を整えることで何が起こるのかというと、人間には覚醒ホルモンであるセロトニンと睡眠ホルモンであるメラトニンという二つのホルモンがあります。このホルモンは日光を浴びることで生成されるセロトニン、そしてセロトニンによって覚醒した意識が14~16時間経つと生成されるメラトニンという風に睡眠に関わるホルモンです。

更にセロトニンには幸福感や安心感を促す効果があり、自律神経に作用して腸の調子を整えたり、ストレスの解消や耐性を強めることが出来ます。簡単にいうとセロトニンを多く持つ人はストレスが消えやすく、ポジティブな思考を保ちやすくなるということですね。

4、うつ病予防になる

セロトニンにはもう一つ注目する効果があり、それはうつ病の予防になるということです。うつ病にはビタミンDが不足している人がなりやすいと言われており、実際のうつ病治療でも日光浴が薦められているほどです。

5、血圧を下げて心臓病や脳卒中の予防や、新陳代謝を促す

日光には紫外線と赤外線という光が含まれています。紫外線は皮膚細胞や血液の中の一酸化炭素を体外に放つ効果もあり、これによって血管が柔らかく拡張して血圧を下げて、心臓病や脳卒中の予防が出来るということです。

赤外線は日光に暖かさを感じる理由の光です。赤外線はものを暖めたり熱くさせる効果の光で、これを浴びると人の場合は体がぽかぽかと暖まっていきます。体温が上がれば汗が出ますし、血流もよくなるので自然と新陳代謝が上がっていくわけですね。

やりすぎは禁物!

日光浴は体に良いことも多いですが、やりすぎは禁物。近年だと紫外線を抑制するオゾン層が、排ガスなどで壊されていると環境問題として話題に上がることも多く、紫外線は浴びすぎれば肌のシミや皮膚ガンの原因にもなります。

とはいえ日差しも自然の恵み。上手く付き合っていきたいですね。

黒玄米

茨城件在住 20代後半 Ninja250R乗り どこか遠くまで行ってみたい

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