こんにちは。韓国出身のジウンです。
今回は韓国の人気観光で、念願が叶うパワースポットとして有名な海東龍宮寺(ヘドンヨングンサ)を紹介します。
海東龍宮寺は日本から最も近い韓国である釜山(プサン)に位置していて、多い観光客が訪ねる代表観光スポットです。
名前で分かるように、お寺なのです。
数え切れないほど多いお寺の中、なぜ人気を高めているかその魅力を紹介したいと思います。
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目次
韓国の代表古寺、海東龍宮寺はどれくらい古いの?
見られることだけ見てありのままの状態を感じるのもいい楽しみ方です。
でもこれがなぜ建てられてたのか、なぜ今の格好になったかその歴史を知って理解を深めることもいいでしょう。
海東龍宮寺は高麗(コリョ)時代1376年頃創建されて600年を超える歴史を持つ古寺です。
干ばつが続いて民の苦しみが深くなる中、仏様の教示に従って建てられたといいます。
建設当時の名前は「普門寺(ポムンサ)」だったが、1974年に当時の住職が龍に乗って昇天する夢を見た後に
今の海東龍宮寺と名付けられました。
朝鮮(チョソン)時代1592年頃に朝鮮出兵で焼失されたことを再建して今の様子になりました。
海に接した珍しい形で「海のお寺」、「水上法堂」とも呼ばれます。
心を込めて祈ると必ず一つの願いが叶うパワースポット
後ろには山を背負って前には海を抱えている絶妙な地勢で、創建のときから「朝に祈祷すると夜に福が訪れる」、
「一つの願いが必ず叶う」と言われます。
入り口に立っている「萬福門」は、門を通る人に多くのしあわせが身に付くと意味を持っています。
仏教徒の方はすでに知ってると思いますが「108」という数字は仏教で大事な意味を持っています。
海東龍宮寺には108階段があって、長生き階段とも呼ばれます。
名前通りに108段の石階段で、心を込めて一歩一歩往復すると仏様の恵みで108歳まで長生きできるといいます。
祈り目的だけではなく、108階段を下がる時は海の近くまで続いているのでまるで龍宮に入るような風景を見られます。
その他、 高さ10mの海水観音菩薩、病気から衆生を救うという薬師如来、地蔵菩薩、薬水場などが人たちを
待っています。
訪ねる時の注意して欲しいこと。時間は余裕を持って、動きやすい格好で!
近くに駅はなく、バスか車で行きます。
都心から一時間くらいかかる場所に位置していて混んでる都会から一歩離れて静かに自然を感じられます。
都心内だったらバスを多少乗り間違えも戻って来るのがあまり困難ではないですが、海東龍宮寺にいくつもりで
一時間も走って違う場所についてしまうと帰って来るのが結構困りますので目的地の確認に充分注意してください。
私が何年か前に初めて海東龍宮寺を訪ねようとした時、バスを間違って知らないところに行ってしまったことがあります。郊外になると走るバスがぐんと減って、帰るバスがなかなか来なくてその日の予定が台無しになったことがあります。
確かに自分の不注意もありますが、一緒に行った友達と二人ともこんがらがったのでその後からは海東龍宮寺に行くと
言う人がいると必ず注意しています。
当時より便数も増えて分かりやすくなったといい、迷うのも旅行の楽しみの一つだとも言いますが私は当時かなり
戸惑ったので言っておきたいのです!
観光地が集中している都心から離れているので予定をギッシリ入れると時間が間に合わない可能性があります。
せっかくの自然に近寄って行くのでもあるので、一日ゆっくり楽しむのがおススメです。
また、上に述べた108階段は海東龍宮寺の入り口でもあるのでスニーカーを履いた方がいいです。
他に周辺で楽しめること
海東龍宮寺から歩いて15分くらいの距離に水産科学館があって、海辺に接した散歩道が海東龍宮寺に
繋がっています。
水産科学館自体も様々な展示観覧、体験ができるので特に子友連れの方は是非訪ねて頂きたいスポットです。
そしてここから見られる海東龍宮寺の景色は見逃しません!
一歩離れて海とお寺が一緒に見える景色は絵にかいたような絶景です。
また、水産科学館は駐車料が無料なので車で訪ねる方はご参考ください。
他には、海東龍宮寺の入り口から走っている参道に様々な屋台が並んでいて軽食やお土産を売っています!
海東龍宮寺についてのまとめ
- 楽しみを深める海東龍宮寺の今までの成り行き
- 願が叶うパワースポットで有名!
- 訪ねる時は動きやすい格好で、バス間違いに注意!
- 海辺散歩道は歩くべき!周辺の他の楽しみ
緑いっぱいの山を背負って、眼下には青い海が広がっている韓国で最も美しいお寺の一つだと思います。
お寺巡りに詳しいとは言えない私ですが、こんな形のお寺はかなり珍しいお寺らしく、特に日本からの観光客から評判が高くて逆に私が勧められたくらいです。
美しい景色を楽しむと共に一つの願いを叶えるといいますので一石二鳥に違いないでしょう!

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