皆さんこんにちは、私はブラジル・サンパウロの、港がある街に暮らしている主婦です。
今回はブラジル人と日本人の結婚観の違いについて、書いていきたいと思います。
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ブラジル人の結婚観
そもそも一体結婚とは何でしょうか?
生涯の伴侶を決める大切な儀式? 中には結婚と恋愛を分けて考える人もいますね。
相手の収入やステイタスにばかり目が行って、肝心の愛情はどこへいったやら…?
ということもあるでしょう。
だけど、仮にも一生を添い遂げる相手なのだから、少なくともずっと一緒にいていやじゃない人を選びたいものですね。
ブラジルにおいて結婚というのは、18歳以上の男女の間で行われます。
男女のどちらかが18歳以下の場合は、両親の同意のもと行われます。
同性婚については法律上、特別の記述はないものの、2011年にブラジル連邦最高裁判所が、異性間の結婚と同じ法律上の権利をみとめる判決をしています。
ブラジルでは正式の結婚はせずに、いわゆる「事実婚」のカップルも多く見られます。
この場合も、結婚と同様の法律上の権利が認められます。
男は永遠のヒーロー・女はいつもエレガントに
ブラジルでは赤ちゃんからお年寄りまで、男は永遠のヒーローでなくてはいけません。
女性はいつも女らしくエレガントでなければいけません。
かっこいいヒーローのように成長してほしいという、親の願いもあるのでしょうか?
ブラジルの男の子は、バットマンやスパイダーマンなどの、ヒーローのものを身につけていることが多いです。
日本ではクマちゃんやネコなど、女の子が着てもおかしくないような柄を見かけることもありますが、男女はっきりと区別できないようなものは、ブラジルでは多くありません。
男の子のものは色づかいも青や黒、グレーといったものが多いです。
女の子は3歳くらいの頃から大人顔負けのワンピースやブーツ、ビキニなども存在します。
色は白やピンク、パープル、パステルカラーなどが多いです。
小さな子供服でも、レースやラメ、シースルーなどもあります。
魅力的なおしり
ブラジルの女性たちにとっても、ダイエットは大きな関心事のひとつですが、
ただやせていればいいというのではありません。
というのはブラジルの男性たちの視線は、とくに女性のおしりに向けられています。
いわゆる「おっぱいフェチ」よりも、「おしりフェチ」が多いようです。
その証拠にブラジルでは、「ミス・ブンブン(おしり・コンテスト)」なるものが、毎年開催されています。その名のとおり、女性のおしりの美しさを競うコンテストです。
このコンテストの優勝者には、なんと日本円にして約150万円の賞金が贈られます。
ちなみにこのコンテストは、世界中からオンラインで投票することができます。
「おしりフェチ」の皆様はぜひチェックしてみてください。
家族を大切にするブラジル人
ブラジルの人は一般に家族を大切にする傾向があります。
そんなの当たり前じゃないか、と思う人もいるかもしれませんが、たとえ結婚していても、親や兄弟の誕生日にはお祝いに駆けつけたり、プレゼントやケーキを用意したりします。
母の日や父の日もとても大切にしていて、家族や親戚がそろって食事会をすることも珍しいことではありません。
家が近い場合にはほぼ毎月、家族が集まって食事をすることも少なくはありません。
まとめ
日本では「釣った魚に餌はやらない」という言葉に代表されるとおり、結婚後にパートナーが冷たくなるということをよく聞きますが、ブラジルではそれはキケンです。確実に離婚されます。
ここまで、ブラジル人の結婚観についてお話してきました。
ブラジル人は結婚後もラブラブな場合が多いです。仕事などで忙しくても、2人の時間は大切にします。逆にそこさえ押さえておけば、多少ケンカしたとしても大丈夫です。
普段なかなか愛情表現をしない日本人ですが、
そういうところは、ブラジル人を見習ってみてはいかがでしょうか?

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