新学期の季節ですね。
幼稚園に通っている親御さん、そして新入園のお子さんを持つ親御さんも、新学期からのお付き合いに少しドキドキしたりするかも知れません。
私も子供をプレ幼稚園に通わせてはいましたが、クラスは持ち上がりではないし、知らない人ばかりだし、と、子供の初登園にはかなりドキドキしたことを思い出します。
幼稚園は親御さんの出番が多いところが多く、特に親御さんの中でもママによるママ友付き合いというのが密です。
昨今は、ママ友に触れるドラマや漫画なども話題に上がることも多いので、幼稚園開始と共に始まるママ友付き合いに腰が引けている方もいるかも知れません。
初登園でこれから始まるママ友付き合いにドキドキしている方に向けて、実際に子供を幼稚園に通わせている体験を交えながら、こんなことに気を付けておくと良いかな? と思うことを紹介して行きたいと思います。
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入園式で
入園式は、子供たちと担任の先生の初めての顔合わせであると共に、これから一年、クラスを共にする親御さんたちの顔合わせでもあります。
おそらく、誰もが大なり小なりで緊張しています。
特に、初めてのお子さんを幼稚園に通わせる方にとっては特に、入園式はドキドキの始まりだと思います。
まずは挨拶からのスタートです。隣に座った親御さん、お子さんには挨拶をしましょう。
挨拶をされて嫌な気持ちになるような人はあまりいませんし、普通の感覚であれば挨拶をされれば挨拶を返すのが当たり前です。自然に「おはようございます」と声を掛けていきましょう。それが会話のとっかかりになったりもします。
夫婦で話している時のお話も、実は聞かれていた。なんてこともありますので、発言には気を付けておきましょうね。
入園式で他のお子さんが泣いているからと言って、ビデオが上手く撮れないやうるさいなんてことは口にしてはいけません。その言葉が後々の自分たち家族の印象とつながることを覚えておきましょう。
また、小さなお子さんがいるおうちは、そのお子さんをきちんと見ておいて下さいね。
自分の子供をビデオや写真
に収めるのに夢中で小さなお子さんを放置して入園式を邪魔するような行為は、他の親御さんの印象に残りやすいです。「小さい子だからしょうがない」というのは、他人からの評価であって、自分で判断することではありません。
TPOを外し過ぎた格好で浮いてしまうのも悪い意味で印象に残りますので、ちょっとだけ自分の格好を振り返ってくださいね。
参考記事:幼稚園の入園式、ママの服装ってどんな感じ?入園式で知っていた方がいいことは?
登園時、挨拶はまず自分から
登園時の「おはよう」、帰りの「さようなら」はとても大事です。
人で態度を変えずに誰にでも笑顔で挨拶をすることで、相手の中に優しい人という印象が残ります。
お子さんを連れている状態でも、連れていない状態でも、挨拶は忘れないようにしましょう。
お子さんを知らなかったり学年が違っている相手でも、とりあえず自分から挨拶しておくに越したことは無いです。
同じ幼稚園のママだと思ったら迷わずあいさつしましょう。
「あの人いつも挨拶してくれるな」と思われることが大切です。
それがきっかけで、行事で向こうが話しかけてきてくれることもありますし、挨拶をしていた人が実はママ友になった人のママ友だったなんてことも、幼稚園では結構あることです。
初対面のNG話題はコレ!
挨拶ばかりで過ごしていてもいいけれど、子供を送った後に同じ方向になったり、お迎えで待っている時の雑談などで、会話を交わすことも増えてきます。
気兼ねない挨拶を交わしていた相手とも、なんとなくお互いの情報を共有するようになっていきますよね。
その際に、聞いてはいけないNG話題が何点かあります。
- 配偶者の職業
- 家計事情
- 年齢
- 家族計画
これらの話題は、かなりデリケートです。
実は私、子供の初登園の日にたまたま代休で家にいた夫と共に言った際に、初対面のママに
「ねぇ、旦那さんってどんな仕事してるの? 朝遅くない?」
と、挨拶よりも先に聞かれた経験があるんですよね。
その際、私は彼女のいきなりの質問に、夫の職業を正直に言う気にはなれず話題を濁しましたが、そのママは他のママにも同じようなことを聞いて、空気を凍らせていました。
配偶者の職業を知ることが、ママ友付き合いのどこに関係するのでしょう。私はそう思いましたし、おそらく誰もそんなこと口に出して彼女に伝えることは無かったようですが、凍り付いた空気になったということは、同じようなことを考えた結果だと思います。
家計に関しても同じです。
他人の家計がうっすら見えてしまうことはありますが、それを口にだして聞くのはいけません。
年齢や家族計画の話題はナイーブなものです。
特に、家族計画の話題は、どう触れたとしても個人の受け取り方によって良くも悪くも評価が変わってしまいます。そのような話題は、触れないことが正解です。
もしどうしても知りたいことがあるならば、自分からその話題を口にしてから聞いてみましょう。
ですが、デリケートな話題に関しては、自分が言ったからと言って相手が同じように教えてくれることではないのだと分かっておきましょうね。
ママ友作りは焦るべからず
NG話題を先に提示したのは、ママ友を作ろうと意気込んでしまうと、自分でも思ってもいなかったような話題を口にしてしまい結果的に自分の立場を悪くしたり、親子共に浮いてしまうこともあったりするので、それを防ぐためです。
子供が親の出番の多い幼稚園に入ったのだから、早くママ友が欲しい!
そう思う方もいらっしゃると思いますが、決して焦ってはいけません。
一生懸命にママ友作りをして、上手く行く方もいますが、なんだか最初にやりすぎてしまったかも…。と、後悔していている幼稚園ママも結構います。そう思ったとしても、子供のためと思ってママ友付き合いをしている人は思ったより多いはずです。
そんな風に後で我慢するよりも、ゆっくりと自分の周りを見て合う相手とママ友付き合いした方が後々の気が楽です。
親だけの懇親会で、幼稚園のイベントのちょっとした時間で、遠足で、登園の途中で、初対面の後でもママ友を作る機会は多くありますし、ママ友が出来ないからと言って、思っているよりも周囲を気にする必要はありません。
とにかく、初対面でしくじらなければ、自分のペースでママ友付き合いをしていけば良いのです。
朗らかに、ゆったりとした気持ちでいてくださいね♪
まとめ
幼稚園は親の出番が多い分、ママ友付き合いも濃密になりがちです。
ですが、それを最初から気負う必要はありません。
はじめましてから始まるママ友付き合いの導入で必要なことは、
- 挨拶を欠かさない
- NG話題を口にしない
の二点です。
最初からグループになっていたり、上の子つながりで仲良しのママたちを見ると、寂しい気持ちを抱くことはありますよね。
実際、私も子供が知り合いとは別のクラスになったので、周りが全然知らない子供ばかりで、最初はかなり焦りました。
けれど焦って発言することによって、周囲に変な印象を与えてしまった場合、それを挽回するのはなかなか難しいんですよね。
気の合う人とは、出会うべくして出会っていきますので、焦らないようにしましょう。
お子さんと共に、親御さんにも訪れる春の出会い。それが楽しい幼稚園生活へと繋がっていくものになりますように、そう思っています。

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