新入社員の皆さん、仕事は慣れましたか?
会社の仕事は多岐にわたって、覚えることもたくさんありますが、
まず、最初に皆さんがすることは、
電話対応ではないでしょうか?
また、お客様が来社されたとき、社内をご案内するなど
新入社員の役割としている会社もあると思います。
社外の人と話をする機会も増えてきていると思います。
その時、皆さんは、うまくお客様とお話が出来ていますか?
例えば、お客様から、あなたの上司の事を呼ぶように言われ、
あなたは、何と答えていますか?
この場面では、あなたは、
自分の上司のことを言う時は敬称を外します。
呼び捨てです。
「え!上司なのに呼び捨て?」と思った方!
今回は、
社外の方とお話するときのビジネスマナーについてお話します。
ぜひ、参考にしてくださいね(*^^)v
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失礼がないようにしなきゃ!社外の方と話す場合の呼び方は?
さて、どうして、社外の方とお話するとき
自分の上司の事を、呼び捨てするのでしょうか?
それは、
社外の方は、お客様で、
そのお客様に、へりくだっているという考えです。
こちらの立場を下げることで、
お相手への敬意を表しているのです。
例えば…
社外の方が来社されたとき、
社外の方「○○電機の△△と申します。お世話になっております。」
あなた 「△△様、こちらこそお世話になっております。」
社外の方「営業部の、●●課長はいらっしゃいますか?」
あなた 「●●でございますね。少々待ちくださいませ」
こんな感じのやり取りがされると思います。
最後のあなたのセリフを思わず
「●●課長ですね、少々お待ちくださいませ」
と、言いたくなりますよね。
もし、“課長”を付けたいなら、
課長の●●
と、名前の前に付けます。
電話でも同じです。
たとえ、電話の相手が、カジュアルに
「もしもし、◇◇係長、いる?」
とお尋ねでも
「◇◇でございますね。お待ちくださいませ」
と、
あくまでも自分の社内の人の事は呼び捨てです。
正しく使おう!人の呼び方ビジネスマナー!!
さて、次のような場面、
あなたは上司を呼ぶとき、どうしますか?
取引先の営業課長Aさんと、平社員Bさん。
あなたの上司である営業課長Cさんと、
営業係長のDさん、そして、あなた。
合わせて5人で社内の応接室で商談が始まります。
取引先のお二人は、
あなたの上司である、
営業課長Cさんと、営業係長のDさんに初めて会うので
あなたがCさんとDさんをお二人に紹介をすることになりました。
さぁ、どのように紹介しますか?
ここでのポイントは、上役から紹介することです(^^)/
ですから、ここでは、
「営業課長のCです。
営業係長のDです。」
となります。
次です。
商談が始まって、応接室の内線電話が鳴りました。
あなたが電話を取ると、
営業課長Cさん宛ての急ぎの電話でした。
さて、あなたはこの時、
営業課長Cさんに、何と呼びかけますか?
お客様の目の前です。
迷うところですが…
ここは、例えば
「C課長、□□からお急ぎのお電話です」
でしょうか。
「C(名前)、電話です」はNGです(´▽`)
ポイントは、その発言は誰に向けてのものか、です。
次の場面はどうでしょう。
商談中に、進めていることになっているプロジェクトの、
社内のメンバーの役職と名前を
あなたが、発表することになりました。
そのメンバーの中にはC営業課長と、E営業本部長がいます。
どのように読み上げますか?
…ビジネスマナーとしては…、
‘営業課長の、C‘
‘営業本部長の、E
という言い方をします。
今度は、役職が名前の前に来ました(^-^)
役職名は敬称になるので、名前の後ろに着くときは、
名前に「様」が付くようなものと思ってください。
ビジネスマナーは、実は普段の会話の延長にあります。
ご自分の「お父さん」や「お母さん」の事を
人に話すとき、
きちんとしたシーンでは、「父」「母」と言いますよね。
大人になって「お父さん」「お母さん」では、
子どものようですよね(^^ゞ
これと同じことです。
同じ会社の人は、身内なのです(^^)
お客様に対して身内に「様」は、
付けないようにしましょう(^^)/
まとめ
ビジネスシーンでの、言葉使いは
基本的に、相手を敬う言い方、です。
聞いているお客様が嫌な思いをしないこと。
これがマナーです。
混乱をする場面もあるかもしれませんが、
出来るだけ早く慣れて、
失敗しないように気を付けてくださいね(^O^)/
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