こんにちは。韓国出身の智恩(ジウン)です。
今回は韓国の秋のイベントを紹介します!
夏の猛暑をしのぐと、気がつけばいつの間にか秋が訪れていますね。
涼しい風を感じながらきれいな青空を見上げているとふと気持ちまで澄んで、夏の熱気が収まる気がします。
寒い冬が来る前に行きたい韓国の秋のイベント&お出かけスポットを紹介します。
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黄金色のヨシ畑で秋を迎える。順天湾(スンチョンマン)ヨシ祭
順天湾自然生態公園で開かれる順天湾ヨシ祭は大勢の人が訪れる秋の代表イベントです。
素朴な美しさを誇りながら広大な畑に広がっているヨシは色とりどりの花とは違う魅力を感じられます。
展望台に登って風景を眺めると風にゆらゆらそよぐヨシの美しさと大自然の解放感を感じられます。
広々と広がる黄金色のヨシがまぶしい夕暮れに染まる日没は実に壮観です。
スンチョンは料理が美味しいと言われる地域で、グルメも欠かせない楽しみです。
会場周辺の食堂は値段に比べてイマイチなお店が多いので、食事は市内で済ませるのがおススメです。
また、近くに位置している順天湾国家庭園も見所です。
順天湾ヨシ畑が最低限の手入れだけした大自然だったら、順天湾国家庭はきれいに整った庭園を見られます。
特に世界庭園ゾーンにはイギリス庭園、フランス庭園、中国庭園など世界各国風の庭園が造られています。
もちろん日本庭園もあります。日本を代表して佐賀県と高知県が参加し、各県の庭園職人の監督で庭園を
仕立てて日本の趣を世界中で感じられます
モノレールなどはありますが、基本歩く場所でとにかく広いので動きやすい格好とスニーカーは必須です!
10万発を超える花火に胸が高鳴るソウル世界花火大会
毎年世界各国の花火専門企業が招待されて大規模の花火ショーを披露する韓国の秋の代表イベントです。
空に飛んで散る定番の形から船で打ち上げるものや、長い橋を走る形などの独特な花火までそれぞれのテーマを
持ってデザインされた花火を見られます。
見所は花火だけではないです!音楽、映像とレザー演出のマルチメディア花火を目指しているそうです。
花火大会は夜から始まりますが、昼に行って人が集まる前に早めに空いている場所を確保する方がおススメです。
時間を過ごせる場所は沢山あるので退屈しません!
会場の隣に展望台と水族館がある63スクエアという摩天楼ビルがあって、ここのレストランでは花火ディナーコースを提供します。景色のいい場所で楽に花火を楽しめるのでチケットはいつも入手困難です!
華やかな花火に盛り上がる賑やかな雰囲気は夏の余熱を感じられます。
会場は大混雑して、特に終了直後は駅まで行くのさえなかなか難しいです。
そのためソウル市はバスや電車を増便して、通常より遅い時間まで延長運行をしているので
急がなくても帰ることが出来ます。
お花好きの方は必見。高陽(ゴヤン)市秋の花祭
花祭りとは珍しく秋に開催される祭りでコスモス、菊、ソバの花など秋の花を中心に色とりどりの花を
楽しめる大規模イベントです。
野外会場と室内会場がそれぞれ充実していて、野外には満月、花のソリ、フラワーキャッスル、花の大型ツリーなど
様々なコンセプトの造形物といろんなテーマを持っている花の庭園を見られます。
室内には著名フローリストの園芸作品、蘭の花の庭、盆栽、フラワーホームデコなど秋をモチーフにした作品が沢山
展示されます。両方とも所々にフォトコーナーが設けられていて色鮮やかな可愛い写真も撮られます。
花見と言うとまず春を思い出しがちですが、高陽市秋の花祭りに行ってみると秋花の魅力が分かります。
展示の他にはテラリウム(ガラス瓶に小形の植物を栽培する花卉インテリア小物)造り体験、公園内の湖水で水上
フラワー自転車体験ができて、花モチーフの生活用品や文房具も販売しています。
また、高陽市は花の産業が盛んだ地域でなので秋の花祭りだけではなく春は国際花博覧会とバラフェスティバル、
冬は花色祭が開催されますのでお花好きの方に特におススメしたいです!
韓国の秋のイベントについてのまとめ
- 広大な自然ときれいに整った庭園のハーモニー。グルメはおまけ!順天湾ヨシ祭
- 韓国最大の花火大会!ソウル世界花火大会
- 秋こそお花の季節。高陽市秋の花祭
日本と同じく四季がはっきりしている韓国で秋は晴れる日が多く、とても出かけやすい季節です。
心地よい涼しい風につつまれながら寒い冬が来る前に秋のイベントを思う存分楽しみましょう!

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