ご存知の通り、江戸時代までは薩摩藩が支配しており、「薩摩の国」でした。大きく分けて薩摩半島(地図の左側)と大隅半島(地図の右側)に分かれていて、真ん中の錦江湾に桜島が鎮座。鹿児島の人たちの心のよりどころになっています。「鹿児島」という名前は、鹿児島市内から車で小1時間、霧島方面に「鹿児島神宮」があり、その名前に由来しています。また、西郷さんが島流しにあった奄美大島を含む、薩南諸島(種子島・屋久島地方と奄美地方)もひっくるめて「薩摩・鹿児島」です。

温泉

あまり知られてないのですが、桜島は活火山なので、温泉の数が多いんです。2,700か所以上も源泉地があり、大分県に次ぎ全国なんと2位なのです。お風呂の施設があればまずそこは温泉でした。「市比野温泉」よかったなあ。

お酒

鹿児島で「お酒」というと「焼酎」のことを指します。しかも「芋焼酎」」です。カルチャーショックでした。なんでこんな臭い飲み物を好むんだろう?!転勤初日に直属の上司に連れていかれた一杯飲み屋で「薩摩の焼酎文化」を目の当たりにしました。「だまされたと思ってまあ飲め!」と言われるがまま、写真の「くろじょか」という陶器製の急須で注がれる「芋焼酎」、恐る恐る匂いを嗅ぎながら口に含みました。「あ・甘ぁ~い、ん、飲めるな」写真の刺身が旨くて、地元の人は「クロ」というのですが、黒鯛(くろだい)が芋焼酎にぴったり合うんです。

鹿児島の県民性