30代に近づくにつれ、
次第にシミやそばかすが気になりだしますよね。
鏡の前でふと目元を見るといつの間にかシミが!
なんて経験したことはありませんか?
シミやそばかすは、
皮膚の内側で作られたメラニンが、
肌の表面に褐色の斑点となって出てきたものです。
シミにはいくつか種類があり、
一番多く見られるシミは、
紫外線の影響でできるものです。
その大きさは、数ミリから数センチとまちまちで、
顔の高い位置や、こめかみ付近にできやすいのが特徴です。
シミの主な原因は、
肌の炎症の原因にもなる紫外線です。
この紫外線を浴びると、肌は内部の細胞を守ろうとして
メラニンを作りだします。
通常は皮膚から排出されるメラニンですが、
何かの影響で過剰にメラニンが作られてしまうと、
排出が間に合わず、
メラニンが蓄積されシミが増えていってしまうのです。
特に30〜40代になると、メラニンの排出スピードが遅くなるため、
シミができやすくなります。
一方、そばかすの特徴は、
数ミリから小豆ぐらいの小さなシミが、
鼻を中心に散らばるように現れることです。
シミと違ってそばかすは、遺伝的な原因が大半です。
しかし、紫外線に強く当たるとそばかすが濃くなることもあるのです。
今回は、
シミやそばかすに効果のある食材についてまとめてみました。
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目次
シミに効く栄養素はやっぱりビタミン?美肌のために摂りたい栄養素
シミ・そばかすの予防と肌の回復に効く栄養素は
「ビタミンC」です。
野菜やフルーツ、イモ類に多く含まれています。
ビタミンCは摂取してから
1〜2時間後に血中の濃度が一番高くなり、
時間が経つにつれ濃度が低くなります。
サプリメントを摂る時は、
紫外線の強い時間帯に外出する場合、
出かける1〜2時間前に摂る効果的です。
また、メラニンを作る引き金にもなる、活性酵素を抑えるのが
「抗酸化成分」です。
そのひとつの「アスタキサンチン」。
どこかで耳にしたことのある成分ですね。
アスタキサンチンは、鮭やイクラ、マスなどに含まれています。
そして、緑黄色野菜に多く含まれる「βカロテン」、
トマトやスイカに含まれる「リコピン」も
抗酸化成分です。
特にリコピンは油(脂)に溶けやすい性質を持っているため、
トマトを食べる時は、
マヨネーズやオリーブオイルをかけると
効果的に吸収することができます。
メラニンを排出する手助けをしてくれるのが、
「ビタミンA」
うなぎやレバーにたくさん含まれています。
ただ、
毎日鰻やレバーを食べるわけにもいかないですよね。
実は
緑黄色野菜や柑橘類に含まれる栄養素が、必要に応じて
体の中でビタミンAに変換されるのです。
ブロッコリーやにんじん、みかんなど、
積極的に摂るといいでしょう。
シミ、そばかすに悩むあなたが食べる食材はこれ!
ここでさらに詳しく、
シミ・そばかすに効果のある食材を見ていきましょう。
シミ、そばかすに悩むあなたが食べるべき野菜
①キャベツ
キャベツは他の野菜に比べると、
あまり栄養価の高い食材でありません。
ですが、
緑色の葉に多く含まれるのが、ビタミンCとビタミンK。
これらは美白の効果にてき面です。
ただし、これらの成分は熱に弱く、さらに水に溶けやすいので、
キャベツは千切りや生のままで食べると効率よく摂取できます。
②トマト
先ほども紹介したように、
トマトはビタミンAが豊富です。
ほかにもビタミンCも多く含まれています。
シミ・そばかすだけでなく、
肌荒れにも効果がある食材です。
手軽に摂取したい場合は
トマトジュースがおすすめです。
もし自分でジュースを作る時は、
キャベツやレモンなどを混ぜると、
効率よく摂取できます。
③じゃがいも
じゃがいもに含まれるビタミンCは、
じゃがいもの主な成分のデンプンに守られているため、
加熱しても栄養が損なわれにくい特徴があります。
煮物や炒め物にしてもきちんとビタミンCが摂れる、
ありがたい食材です。
また、
じゃがいもには「パテトン酸」という
ビタミンの仲間が含まれています。
これには解毒作用があるため、
皮膚トラブルを抑える効果を持っています。
④アボカド
アボカドは最も栄養価の高い食材です。
シミ対策として必要な「ビタミンE」を豊富に含んでいます。
ビタミンEは抗酸化作用が非常に高く、
若返りの栄養素ともいわれているそうです。
他にも美肌効果で有名な
「必須アミノ酸」や「コエンザイムQ10」などの栄養素も含んでいます。
ただし、
アボカドはその栄養素の高さからか、カロリーも高い食材です。
適量を摂るようにしましょう。
シミ、そばかすに悩むあなたが食べるべき果物
①イチゴ
イチゴは果物の中でもビタミンCの保有率が抜群に高い食材です。
同じくビタミンCの代表でもあるレモンと違い、
丸ごと食べられるイチゴは効率よくビタミンCを摂ることができます。
②レモン
丸ごと食べるには酸味がきびしいレモンでも、
レモン汁として揚げ物や焼き魚、サラダのドレッシングに加えれば
豊富なビタミンCが摂取できます。
私はよくフルーツジュースを作る時にレモンを絞ります。
この時、レモンの皮もすって加えることで、強い抗酸化作用を持つ
「エリオシトリン」も摂取できますよ。
③バナナ
バナナは、若返りの効果が期待される
「ビタミンB群」を豊富に含んでいます。
これらは、皮膚の新陳代謝を促し、
紫外線からうけたダメージを修復する効果があります。
さらに抗酸化成分も含んでいる、
スーパーヒーローのような食材なのです。
バナナは1年を通して手に入りやすい果物です。
家族みんなで食べるように常備しておくのもいいかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
シミやそばかすに効果的な食材が、
いろいろあることがわかりました。
どれかひとつだけの栄養素を摂ることは、
あまり効率がいいとはいえません。
さまざまな成分を組み合わせて、体の中からキレイになりましょう。
シミやそばかすは一度できてしまうと、
とてもやっかいです。
美肌効果のあるビタミンCなどの
成分を積極的に摂ることはもちろん、
普段から日焼け止めなどを活用し、
紫外線対策をとりながら、
美白効果のある化粧品も使うなどして、
メラニンの作られにくい肌質に整えましょう。
特に生理や妊娠中はホルモンバランスが崩れやすい時です。
こんな時はメラニンが作られやすい状態にあります。
お肌のケアとともに、規則正しい生活を意識してください。

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