LifeStyleライター

役立つ生活の知恵を発信しています。

ワークって、お製作って?幼稚園・保育園、入園前の遊びの準備。

calendar

reload

ワークって、お製作って?幼稚園・保育園、入園前の遊びの準備。

幼稚園入園前のお子さんを持つ親御さん、ワーク っていう言葉を聞いたことがありますか?

WORK=働く?

入園した子供から出るこの単語に、「なぜに幼稚園で働く?」と思ったのは私です。

 

本屋さんに足しげく通われる方や、育児雑誌などで常に情報を収集している方ならご存じだったかも知れませんが、私はあいにく知らなかったんですよね、このワークという言葉。

幼稚園で言うワークというのは製作のことをいいます

なので、幼稚園によっては「製作」「お製作」なんて言うところもあるようです。

紙を切ったり貼ったり、糊を使ったりという行動によって「子どもの社会性や集中力の向上」を狙って、園での活動に導入している幼稚園が多いようです。

2・3歳 はじめてのきるおけいこ 頭脳開発どこでもワーク

(↑こんな本があったりもします)

 

スポンサーリンク

ワークに準備なんて必要なの?

 

実はこのワーク、お子さんによっては苦手に感じることもあるようです。

入園前までは、工作をすることがあっても親御さんが近くにいる状態だったり、声をかければ手助けがすぐある状態で作業をしていたお子さんがほとんどなはずです。

また、自分の好きな時に好きなようにやっていた遊びと違い、ワークはクラス全員が机に向かって行う一斉保育です。気乗りしないからやらない、というわけにはいきません。絶対にやることと決められているのです。

  • 今までは、出来ない時は誰かがすぐに助けてくれたのに、急に全部一人でやらなければならない。
  • お友達がどんどん終わっていくのに出来ない。
  • そもそも使用する用具が上手く扱えない。

苦手意識を持つ理由は様々ですが、大きなの物を挙げるならば、これらをあげることが出来ます。

大人だったら、「たいしたことないよ!」で済むことでも、年少さんには大問題です。ただでさえ慣れない幼稚園でのワークに不安になるお子さんも多いんですよね。

 

うちの子供は、このワークにもずいぶんと足を引っ張られて、最初の頃は幼稚園が辛かったようです。

子供は純粋であり残酷でもありますから、周囲のお友達に上手く出来ないことを言われたり、先生に悪意はないのですが、「苦手なんだね」と指摘されたのが、幼心に嫌だったようで…。

赤ちゃんだと思っていたのに、そんな風に自分の中のプライドが成長してくるのも、成長を大きく感じる出来事ではあるのですが、そんな辛い気持ちを感じる機会が減るように、事前に手助け出来ていれば良かったなと思うこともあります。

幼稚園での心配ごとはないにこしたことはありませんからね!

 

そんなわけで、今、入園準備を進めている親御さんに、ワークが初めてのお子さんも戸惑わないように、入園までの少しの間で出来る準備についてお話ししたいと思います。

 

ハサミを使った遊びをしておく!

はじめてのあんぜんはさみ

幼稚園の工作ではハサミを使う機会が沢山あります。

その際に使用するハサミは、入園の時に購入したハサミをそのまま卒園まで使うのがほとんどです。

お子さんが早生まれだったりすると、3歳児の小さな手で、幼児全般が使用するハサミを使うのはかなり難しく手こずります。

それに、ハサミは危ないからとあまり使わせなかった親御さんもいると思います。

 

ですが、いざ入園してししまえばハサミを使う時は急に訪れます。

 

その際にお子さんが動揺しないように、少しで良いのでハサミに慣れさせてあげましょう。

実際に幼稚園で使用するハサミが手元にあればそれでも良いですし(ただし、無くさないように気を付けてくださいね!)、今は幼児用のハサミはたくさん売っていますので、それを使うことを少しでもやっておくと、動揺がありません。

 

お友達のベテランママは、

「ハガキを処分する際にお子さんに手伝わせて、ハサミに力を入れるポイントを覚えさせたよ」

と言っていたので、入園した後にでしたが、我が家でもその案を導入して お手伝い+ハサミの練習という遊びをしたりしました。

でんぷんのりを使わせておく

幼稚園でお子さんたちが使うのりは、大体がでんぷんのりです。
白くてぶよっとしいて、手で伸ばして使うものですね。

フエキ ドウブツノリ(3ゴウ) ヤマト エコミュ ヤマト糊 チューブタイプ E-T-100

(↑のようなのり、大人には懐かしく思えたりしますね!)

おうちの工作で液体のりやスティックのりを使うことも多い今のお子さんは、でんぷんのりの扱いや、汚れた手の扱いに抵抗がある子もいます。

でんぷんのりを初めて使用するお子さんの中には、のりが嫌だということを言えないままでワークが苦手になってしまうお子さんもいるようなので、少し使ってみるのも良いと思います。

幼稚園の用品を見て、使用するものが蓋つきのでんぷんのり、チューブならチューブののりを使用して、しっかりと蓋を閉めるまで練習しておくと、親御さんの目の届かないお道具箱の中で、のりが大変なことになっていた! なんてことを回避することも出来そうです。

折り紙を使った遊びをしておく

難しい折り方を覚えておく必要も、高い折り紙を買う必要もありません!

ただ、折り紙という紙で何かを折るということをしておくと、お子さんがびっくりすることが少ないようです。

 

折り紙は今は100円ショップでも簡単に購入出来ますので、

親御さんが折る形を真似させる

という遊びをしておくと、幼稚園で先生の真似をすることの予習になりますので、真似をして覚える手助けをしておいてあげると良いと思います。

また、作った折り紙をでんぷんのりで貼りつけるなんてことをしておくと、
違った質感の紙をのりで貼る際のコツをつかむことも出来ますので、おすすめです。

途中で手伝いを求められても応じない

 

以上のことは、やっておくとお子さんが少し自分に自信を持てるようになるかな? ということです。

そして、それを行っている際は、お子さんに手伝いを求められても応じないというのが重要です。

 

何も「お手伝いは出来ないよ!」何言う必要はないのです。

「○○くんがやってるところがもっと見たいな~、だから見ててもいいかな?」
「凄く上手だから、ママがお手伝いしなくても○○ちゃんのやったままでいいんだよ」

なんて感じて、思い切り誉めてお子さんを伸ばしてあげて下さいね♪

親御さんに誉められることが、お子さんにとっては一番の自信になるはずです。

まとめ

いかがでしょうか。
入園して幼稚園生活が始まるまので間、遊びとして日常で出来そうなワークのお手伝いを挙げてみたつもりです。

もちろん、お子さんが嫌がったら無理にやらなくてもいいんです。
出来なくてもそのままで構いません。
これらが全部完璧に出来ることが必要なことでもありません。
慣れていなくても幼稚園の先生が上手くフォローしてくれるはずです。

ただ、少しでもお子さんに不安を与えないように、「やったことがある!」という思い出があることで自信を付ける準備を上手く手伝えればいいのです。

嫌だなと思う気持ちを摘んでおいてあげることも、園生活がスムーズになり、入園前の良い準備になると思います。

 

また、これは入園前だけではなくて、入園した後にも、お子さんがワークに苦手意識を感じるような際にやってみると良いと思います。

お子さんはまだ自分の感情を伝えることが出来ません、もし担任の先生に「ワーク(お製作)が苦手なようで、あまり手が進みません」なんて言われた際には、おうちで親御さんの前でやってみることで自信をつけ、苦手意識を減らすことも出来ます。

そんなに深く考えなくても大丈夫です。

時間があったら暇つぶしのような感覚で、お子さんとワークの予習をしてみてくださいね。

きっと役に立つと思います♪

30代後半、都内在住の主婦。
夫と元気すぎる幼稚園児の息子と三人で気ままにやってます!

この記事をシェアする

コメント

コメントはありません。

コメントを残す