そろそろ新学年への準備が始まっているであろう幼稚園児を持つママの中には、
子供も幼稚園に慣れてきたし、4月から習い事を始めてみるのはどうかな?
と思っている方もいらっしゃると思います。我が家もそうでした!
4月は学期の始まりであり、習い事なども新しい募集が始まる時期でもあります。
何か新しいことに挑戦するのもよいですよね!
というわけで、習い事の選び方や無理なく続ける秘訣について、お話ししたいと思います。
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習い事を決める前に考えましょう
習い事を決める前に、
なぜ習い事をさせたいのか。
ということを、漠然とでも良いので考えておきましょう。
幼稚園児のお子さんは既に幼稚園で毎日を過ごし、様々なことを学んでいます。
そのお子さんにさらに習い事をさせたいと言うのは、それなりに理由があるのだと思います。
その理由について、ママが良く考えてみて下さい。
ただなんとなく何か習い事をさせたい! だと、
正直なところ、どこに行くか何をさせたいかがはっきりせず、
いつまで経っても何をやらせるのかいつからやらせるのか何も決まりません。
また、幼稚園に通って疲れているお子さんに習い事をさせるのでは、
ただ何となくやらせているのと意思があるのとでは、お子さんもママも受け取り方が全然違います。
流されて習い事をしていると、疲れがどっと来ますし、行くのが億劫になってしまいます!
運動をする力を伸ばしたい、習慣づけたい→体操教室
音に触れて欲しい→ピアノ
水で全身運動をすることによって、強い体を作って欲しい→スイミング
いずれ少年サッカーをやって欲しい→サッカー
など、簡単で良いので理由を思い浮かべてから習い事を探した方が、
ママもお子さんも納得できる習い事が出来ると思います。
お子さんはどう思っているのか。
ママの中でこんなものをやらせてみたいな、という気持ちが固まったら、
習い事をする本人に聞いてみましょう。
その時には最初に
「ママは○○くん(ちゃん)が体操しているところ見てみたいんだけど、幼稚園の他にやってみる?」
「ママは○○くん(ちゃん)がサッカーしてたらかっこいいと思う。やってみる?」
「○○くん(ちゃん)、お手紙書いてみたいって言ってたけど、ちょっとだけお勉強はどうかな? お手紙かけるようになるよ」
なんて感じで、軽く聞いてみることをおすすめします。
とにかく前向きに、お子さんの成長を促すように聞いてみてくださいね。
前向きなお返事が返ってきたら、習い事に向かって始動です。
なぜなら、習い事をする本人にやる気が無いとせっかく月謝を払って習い事をしても、
全く身につかないからです。
これは私が身に染みて思い知っているので、我が家でも徹底させました。
お恥ずかしながら、私は幼い頃に6年間ピアノをやっていたのにも関わらず、今はもう弾けません。
音符を読めるようになったりしたのは良かったですが、
練習は好きではなかったし、その分他のことがやりたかったなと、
大人になって思ったこともありました。要はやる気が無かったんですね。
習わせてくれた親には申し訳ないですが、自分も子供にこう思わせたくないなと思います。
ですので、我が家では習い事を始める前に、息子に
「○○くんは体を動かすことが大好きだし、お水遊びも大好きだから、
幼稚園の他にもスイミングをやってみたらと思うけどどうかな?」
と聞いて、本人から前向きな答えが出たことを確認してから水泳を始めさせました。
今のところ、楽しそうに通っています。
自分でやると言ったということが出来るのも嬉しいようで、うまい具合に続けてくれていて安心しているところです。
しかし!ママが目を付けていた習い事をどうしても諦めきれない場合だってありますよね。
そういう場合は、
上手く誘導して少し好きにさせてからもう一度聞いてみるのも良いと思います。
・ピアノをやらせたいけれどあまり意欲的ではない
→幼稚園の先生みたいにピアノが弾けるかも~ などと言ってみる。
→子供向けのピアノのCDを家で軽く流してみる。
・サッカーをやらせたいけれど、前向きではない。
→テレビでサッカーの試合を見る回数を増やしてみる。
→実際にサッカーを見に行ってみる。
こんな感じで、少しずつ慣らしていく良いと思います。
良い部分をたくさん教えてあげて少し待ってみると、
子供の心は柔軟なので、気持ちが前向きに変わることもよくあります。
体験に行く
どんな習い事をやらせたいか、照準が定まったら体験に行くことをおすすめします。
体験を行っていない場合は、その習い事を行っている場所に見学に行くことです。
せっかく習い事を始めるのですから、出来れば長く続けて欲しいと思う気持ちは誰しも持つものだと思います。
そのためには、
- その習い事が本当にお子さんに向いているのか、
- 本人にやる気があるのか、やっていて楽しいのか。
- 指導してくれる相手はお子さんと合うのか。
というのを見極める時間が必要だと思います。
例えば、字を覚えたいと思って幼児教室に通うことに決め、お子さんもやる気があって楽しみにしている。
周囲の評判も良いし、ホームぺージを見ても好感を持てる教室を見つけた。
そのため、体験をせずに幼児教室に通い始めてみたら、
先生とお子さん、そして親御さんがあまり合わずに辞めることになった。
なんて話は、思っていたよりもずっと聞く話です。
人には相性があるように、お子さんと習い事にも相性があります。
体験時間だけれは短いとは思いますが、
何か引っかかる点が無いかどうか、ママや親御さんの目で確認することは必要です。
少しの疑問でも、お子さんとお話ししてみてくださいね。
また、体験に行くことによって、
習い事の場所までかかる時間や終わってからのお子さんの状態を確認することも出来ます。
長く続けたいのであれば、無理はしないで通えることが重要です。
習い事まで行きつく時間が長かったりすると、
行きは良くても帰りは疲れてしまったり、翌日の幼稚園に影響が出たりします。
今のお子さんの生活の中心は幼稚園ですので、
それに影響が出ないように考えてあげるようにしましょう。
親による宿題チェックがある場合もありますので、
お勉強系の習い事の際は、それもきちんと聞いてきた方が良いですね。
最後に
ここまで、習い事の決め方をいくつか書いてきました。
その中でも一番大切なことはやはり、
「その習い事がお子さんに合っているか」だと思います。
体験の部分でも書かせていただきましたが、
周囲の評判が良くて、ママがどれだけ良いと思っても、
通うお子さんに合わないようですと、それはストレスになってしまいます。
まだ幼稚園児のお子さんたちは、自分に合わないということを、
なかなか上手に言葉で表現することが出来ません。
悩んで決めた習い事だったのに、
時には「いや!」「きらい!」なんて言葉ばかりで、
ママがイライラしてしまうかも知れません。
そんな時には、通わせたいなという気持ちがあっても、一度止まって、お子さんの様子を確認してくださいね。
おやすみしたり、教室を変えたりして続けることだって出来るんです。
ですから、何かあったら自分も無理をしないと決めて習い事を探してみて下さいね。
お子さんとママが楽しく通える習い事に出会えますように! 良い習い事が見つかるといいですね!

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