沖縄といえばどこが真っ先に何を思いつくでしょうか?海・砂浜・海のレジャー………
では観光といえば?真っ先に思いつくのは「首里城」などではないでしょうか?
首里城はもちろん立派な観光地で楽しいところなのですが、首里城周辺の那覇は、やはり一番人の集まるところでもあります。人混みが苦手という人にはちょっと辛いところ………
そこで沖縄には那覇以外にどんな観光地があるのか?ちょっとまとめてみました!
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ブセナ海中公園
灯台のような展望台が海面に建てられている珍しい公園です。この公園は沖縄の海中公園区域に属していて、様々な熱帯魚が生息しています。灯台の一番下の土台から外の海中を覗けるようになっていて、360度から色鮮やかなサンゴ礁や魚達を観察出来ます。見れる魚はディズニー映画「ファインディングニモ」で一躍有名になったカクレクマノミ・サザナミヤッコ・オヤビッチャ・ツノダシなどなど。
他にもグラス底ボートという遊覧船もあります。このクジラ型のボートの底は一部ガラス張りになっており、そこから泳ぐ魚達を観察することが出来ます。
万国津梁館
万国津梁館は元々2000年7月に開催された九州・沖縄サミットの会場として建設された施設なのですが、現在は特に予定の入っていない日は無料で見学が可能です。
施設はホールやカフェテラスなど六つ。世界中から取り寄せた建築素材とともに琉球瓦や琉球石灰岩、月桃紙など沖縄で取れる自然素材がふんだんに使われています。
2007年4月からは結婚式場としても利用できるようになりました。
万座毛
万座毛は沖縄本島西海岸にある景勝地です。海岸の絶壁が象の鼻の形に似ているのが特徴。琉球王朝の時の王様が「一万人が座れる広い原っぱ」と評したことからこの名前が着いたと言われています。
この場所の岩場は隆起したサンゴ礁なのですが、長い時間の中で上述した通り天然のシバ草原が広がり、イソノギクなど沖縄島でもここでしか見れない珍しい植物が根付いています。そのため万座毛石灰岩植物群落として、沖縄県指定天然記念物にしていされています。
旧海軍司令部壕
第二次世界大戦の沖縄戦の時、日本帝国海軍の司令部として使われていた防空壕跡です。周辺が海軍壕公園として整備され、壕内は一部が一般公開されています。
現在の豊見城市と那覇市の市境に位置するこの丘で、太田実海軍中将が「沖縄県民斯ク戦ヘリ」と電報を打ったほど沖縄県民は必死で戦いました。ですが最後はこの壕内で4000人以上の兵士が亡くなり、一部の壁では手榴弾で自決したと思わしき痕跡が残っています。
中城城跡
中城城跡は琉球王国時代の山城跡です。
一体誰が建て始めたかは今でも明らかになっていません。「按司」と呼ばれる琉球王国の豪族達で、14世紀後半に先中城按司と読谷山按司の護佐丸という人物が増築して今の形になったと伝えられています。
1853年に日本本土へ向かう途中に来島したペリー提督もこの中城城跡に視察調査を行っており、「要塞の資材は、石灰石であり、その石造建築は、賞賛すべきものであった。石は…非常に注意深く刻まれてつなぎ合わされているので、漆喰もセメントも何も用いていないが、その工事の耐久性を損なうようにも思わなかった」と日本遠征記で書き記しています。
現在はユネスコ世界遺産(文化遺産)や日本100名城に選ばれるなど重要な施設です。
古宇利大橋
古宇利大橋は、屋我地島と古宇利島を結ぶ全長1960メートルの大橋です。
かつて日本国内最長の長さを有したこの大橋は両側に美しいマリンブルーの海を展望でき、渡った先の古宇利島で沖縄古民家集落や古民家カフェ・無料ビーチ・サトウキビ畑などのリゾート施設を
堪能できます。
日本テレビ系ドラマ「ごくせん」の最終回や映画・CMの撮影地としても使用されています。
沖縄の青の洞窟
イタリア・カプリ島の海食洞で有名な「青の洞窟」ですが、同じ名前を持つスポットは世界各地にあります。その一つが沖縄のダイビングスポットにもあるのです。
奥行き約30メートルの洞窟で別名「クワヤーガマ」。古くは台風の時などに漁師が船の避難場所として利用していました。洞窟の入り口から入った光が透明度の高い海水を通して海底で反射し、暗い洞窟内の海水面から抜けると海底からライトアップされているような反射光となり、入り口付近の海水を青い光で満たしてくれます。
洞窟は崖の下にあるため、中に入るにはダイビングショップの方などに案内を依頼したほうがいいのですが、時間帯に注意。この青の洞窟は沖縄でも有名なダイビングスポットなので、昼の10~14時などは海へ下りる階段で長蛇の列が作られることがしばしばあります。人混みを避けるなら、朝7~9時か15時以降がおすすめです。
沖縄の魅力は無限大!
これ以外にも沖縄には様々な観光スポットが存在しています。遊びに行く皆さんに良い沖縄ライフを!

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