こんにちは。
気づいたら、いつの間にかアラサー女子になっている自分がいました。(笑)
この年齢になると、嫌でも結婚という言葉を意識せざるを得ないですね。
結婚している人がいる反面、していない、つまり
「ひとりで暮らすひとりで生きる」人もいるはず。
その中、特に現在独身である女性の方々は将来どうしたいと
思っているのでしょうか。
人生に迷う独身女性にある本をおススメしたいと思います。
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目次
1.独身女子の将来は不安なのか
「絶対結婚したい!」と願っている方もいて、「するつもりはない」と決めた方、
「してもいいし、しなくてもいい」と思う方もいるはず。
でも、どっちもやはり「不安」が大きい気がします。
そのもどかしさを耐えられなくて特に結婚への願望があるわけでもないのに
婚活をしたりする人が多いようです。
また、どう願っていても願いが叶うとは限らないので、願い通りに
いかなかったときのことも考えておくと、納得できる将来を
作ることができるのではないかと思います。
2.上坂冬子さん著「女の生活力:ひとりで暮らすひとりで生きる」を読んでみた
目次をいくつかを紹介します。
寂しさに耐えられる限度
愛と仕事
男女のちがい
ひとり暮らしの欠陥
ひとりの行く末
・・・
私は、まずはタイトルが気になって本棚からこの本を取り出して、
開いて目次を見て読まずにはいられなかったです。(笑)
上坂冬子さんが女性の身で長年一人暮らしをしている中、日常で経験したことや
考えたことを日記のように語っています。
「家具は自分で動かせられるものではないといけない」とか真っ当だが逃しやすい
アドバイスも何気なく言っていて、さすがこれが大先輩の貫禄かと感銘を受けました。
また、「考え方はなんだか少し古いかも~」と思っていましたが、ふと著者紹介を
目にしたら上坂冬子さんはなんと1930年生。
本が出版されたのが2008年だから、70代を過ぎて書いた本だったことを知って
「考え方めちゃくちゃ若い!!」と考え直さざるを得なかったです。
もし上坂冬子さんの年齢を先にみたら、この本を開かなかったかも知れません。
「昔話は結構です。時代変わりましたよ」と思ったはずですが、幸いに
それを知らず読んでみたらむしろ今時の若い女性に読んでほしい本でした。
3.上坂冬子さんが言いたかったことを考えてみた
一見、「女子たちよ、生活力を鍛えて強く生きて行こう!」と言いそうなタイトルに
みえるかも知れません。
でもこの本は、決して女性の一人暮らしを勧める内容ではないです。
上坂冬子さんは「若い女性の一人暮らし反対する」とはっきり言っています。
しかし一人暮らしを否定している訳でもないです。
「こんな生き方もあるよ。私(上坂冬子さん)はこう思うよ」と
良くも悪くも、ただ自分の人生を「一人暮らし」の側面から語る感じ。
独身で生きていくつもりではない人でも、女性なら興味深い内容ではないかと思います。
4.独身主義者ではない私が「女の生活力:ひとりで暮らすひとりで生きる」に出会ったきっかけ
元々私は推理小説が大好きで、ほぼ毎日手離すことはないですが、実は臆病なのです。
推理小説を読んでいると興味津々で夢中になりますが、読み切れば神経が疲れるし、
怖くて「将来一人暮らしできるかなー」と心配になるほど日常生活にかなり影響を受けます。
そのため、心が和むエッセイを読みながら心を癒してまた推理小説を読むパターンを
繰り返してきました。
いつも通り心の癒しを求めてエッセイを調べていたら、この本が目に入ってきました。
漠然に「結婚願望も得にないし、一人暮らしも出来そうでもない。。」と
思っていたので、すぐ取り出してみました。
私は20代前半までは結婚への願望がありました。
それも、結構強かったようです。
同級生たちと会う場でよく「大学卒業と同時に結婚して、30歳ころには
三児のママになっていたい!と口癖のように言った人は誰だったっけ~?」と
からかわれますが、社会人になってからはだんだん薄くなって今はもう
「私そんなの言ったっけ?!」って感じです。(笑)
でも決して独身主義者ではないです。
どちらかというと、「してもいいし、しなくてもいい派」ですが、どこか
「私、結婚に向いてない人間かも。。」と薄々気づき始めたころだったと思います。
特に私と似た経験や考え方を持っている方は是非読んでみてください。
「女の生活力:ひとりで暮らすひとりで生きる」紹介のまとめ
- 独身女性の将来は不安なのか
- 上坂冬子さん著「女の生活力:ひとりで暮らすひとりで生きる」を読んでみた
- 独身主義者ではない私が「女の生活力:ひとりで暮らすひとりで生きる」に出会ったきっかけ
「女の生活力:ひとりで暮らすひとりで生きる」は独身を進める内容ではないです。
良いとか悪いとかをいうより「こんな感じだよ」と、ただ自分の生活の一部を
見せてくれる日記のような文章です。
一人でいることが不安なとき読めばどこか落ち着くし、独身って特に
変わったことでもないような気がします。
「独身ライフって、こんなに楽しいよ!みてみて!」アピールだらけのエッセイだったら
逆に抵抗があたかも知れません。
上坂冬子さんのエッセイはとにかくリアル感がたっぷりです。
「寂しい」とか「一人って、辛い」と素直な感情も淡々と語っています。
弱い感情すら表すことができる強い彼女は本当に素敵な女性だと思います。
独身生活の素顔をみて、自分は将来どうしたいのかを考えればもやもやする気持ちが
少し澄む気がします。(笑)

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