彼氏や同僚の運転を見て、「この人、意外と運転荒いな…」と思うことありますよね?車の運転は、性格が出るとよく言われています。
私は、仕事柄、自分が運転したり、同乗したりする機会が多いのですが、本当にそうだなぁといつも思います。
そして、女子も結構運転をチェックされているので要注意です。「あの子の運転は荒かった」とか「助手席に乗ったけど怖かったから、もう乗りたくない」とか言われているかも…。
そこで、今回は、女子が車を運転するとき気をつけるべき点をまとめました☆
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目次
運転は性格が出ると言われる訳
車は、公共の場とプライベートな場が接しあってる空間。車の中は自分の部屋のような感覚がありますよね。でも、すぐ外は公共の場。
そういう特殊な環境であることで、素の自分の性格が出やすいのだそうです。
そして、車の運転は、多少なりとも危険を伴うので、いつもよりも緊張状態になります。普段はイケイケなのに、いざという時になると、弱気になる人っていますよね。
これと同じように、普段は隠している部分が隠しきれなくなるのが、車の運転のときなんだそうです。
心理学からみる車の運転
「ドレス効果」
車の運転時の心理状態で、よく言われているのが、こちら。
「ドレス効果」とは、心理学の言葉です。
簡単に言うと、コスプレをしたり、制服を着ることで、無意識にその服装の印象に近づこうとして、別人格が出るというもの。これと同じことが、車に乗ることで起こるそうです。
大きな車に乗ることで、気が大きくなったり、ちょっと自分が特別な気分になるのは、感じたことがある人もいるのではないでしょうか?
「匿名感覚」
インターネットの匿名掲示板などで、普段口に出さないことを書き込む人がいるように、自分だと特定されない状況だと、気が大きくなる傾向があります。
車に乗っている時も、お互いの顔をじっと見ることはないですよね。個人を特定しにくい状態なので、同じように気が大きくなったり、普段抑えているものが出やすくなるんだそうです。
ここまでのまとめ
素の自分が出やすい環境+普段抑えているものを発散しやすい環境が揃っているのが、車の運転なんですね。
そう考えると、「性格が出る」と言われるのも、「車で豹変する人がいる」と言われるのも、なんだか納得ですね。
女子が車の運転で気をつけるべきこと
武術やスポーツでよく言われる「心・技・体」という言葉があります。
「心」…精神状態
「技」…技術
「体」…体力・体調
この、どれが欠けても上手くいかない。3つのバランスが取れて、良いパフォーマンスができるそうです。
そして、車の運転も同じことが言えます。技術については、運転が上手い人も、そうじゃない人もいますが、免許が取れている時点で、最低限のスキルは身についています。なので、どちらかというと、「心」「体」の部分が大切なんだとか。
車の事故の原因も、運転技術が原因のものより、油断や焦り、気の緩みだったり、居眠りや体調不良が原因のものが多いそうです。
1 落ち着いて運転する
私が1番大事だなと思うのが、これ。焦っていると、普段出来ることも出来なくなってしまいます。
特に、運転が得意じゃないと思っている人は、時間に余裕を持って出発すると安心です。
2 体調が悪い時は乗らない
体調が悪い時も、注意力が散漫になりがち。睡眠不足も危ないですよね。
今日は、調子が良くないなという時は、できれば、運転は変わってもらったり、お出かけは中止した方が良いでしょう。命には変えられないので、必要なら、多少お金をかけても、タクシーを使うのも手。それでも、どうしても運転しなければいけない時は、いつもより時間に余裕を持って、休憩もこまめにとりましょう。
3 無理をしない
「もうちょっとスピード出しても大丈夫かな?」とか、「もう少し下がっても大丈夫かな?」運転しているとそう思うことがあるかもしれません。
でも、不安があったら、やらないのが1番です。スピードを抑えたり、止まって確認したり、安全側の行動をしましょう。
車の運転が上達するには??
都心に住んでいると車がなくても生きていけちゃうので、運転が苦手だから、ペーパードライバーという女子は多いですよね。でも、ちょっとした買い物やドライブくらいは自分の運転で行けるようになると、行動の幅が広がります。
もう少し運転が上手くなりたいな~という人が、試すといいことをまとめました。
1 運転が上手い人を観察する
まずは、車の運転が上手い人の運転を観察すると良いです。
助手席に乗せてもらったら、どう運転しているか観察してみましょう。
乗る姿勢だったり、視線の配り方、見ている場所、ブレーキのタイミングなどなど、自分とどこが違うかが分かると、運転する時の参考になります。
2 イメージトレーニングをする
「いきなり運転!」となると慌ててしまうので、乗る前にイメージトレーニングするのもオススメです。頭の中でイメージできることは、実際に出来るものです。
例えば、近所のショッピングモールに行くなら、どうやって家の駐車場から出ようかなとか、どの道を通って行こうかなと考えてみると良いです。
誰かに助手席に乗ってもらうとしても、どの道で行くかまで決めてしまうと安心です。
仕事でよく言われる「段取り八分」は、車の運転にも言えると思います。
3 数をこなす
止まるべきところで、きちんと止まる。スピードを出しすぎない。
この2点を守れば、大きな事故を起こすことはありません。
あとは落ち着いて運転をすれば、大丈夫です。
まずは、交通量が少なくて、自分が普段、徒歩や自転車で通っている道を走ってみるところから始めると、良いと思います。
なんだかんだ、乗らないと上手くならないので、乗る機会を少しずつ増やしてみましょう。
4 車幅感覚がわからなかったら車から降りて確認する
女性は、空間認識能力が、男性と比べると低いと言われています。
なので、隣の車や、電柱や壁までの距離が、パッと分からない…という人も多いと思います。私も、
分からなかったら、「降りて見る」のが1番です。
車の中から見た感じと、降りて実際の距離の差が分かるので、自分の感覚がどれくらいずれているのか分かります。
ちょっと面倒だったり、恥ずかしくても、分からなかったら降りて見ると安心です。
これは、私もいつもやっています。
それに、何回か見ているうちに、だんだん車の中からでも、距離感が掴めるようになってきます。
まとめ
性格を変えるのが難しいように、車の運転をいきなり変えるのは難しいです。
車の運転=自分の個性なので、自分なりの運転スタイルを見つけられるといいですね。
あまりに乱暴だったり、慎重すぎるのは危ないですが…。
そのためにも、自分の性格と、運転するとどうなる傾向があるのかは、知っておくと良いと思います。誰かに一緒に乗ってもらって、見てもらうのもいいですね。
それが、安全運転への第一歩です。
でも、そのうち自動運転が当たり前になったら、こういう悩みもなくなるかもしれませんね。「昔は、車の運転には性格が出るって言われてたんだよ」という時代が来るかもしれません。

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