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沖縄に行ったら絶対食べるべき3つの食べ物。

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沖縄に行ったら絶対食べるべき3つの食べ物。

沖縄料理というのは独特なものがあります。

食材しかり料理方法しかり。

私も毎年沖縄を訪れていますが、行くたびに母親に「沖縄は何が美味しいの?」と聞かれることがあります。

そんなとき、私は「はて?」と少々首をひねってしまうのです。

たしかに「北海道は何が美味しいの?」と聞かれたら、カニやホタテ、イクラもるしジンギスカンも、といろいろ思いつくのですが、さて沖縄と考えた時に「これぞ」というのがなかなか思いつかないのです。

チャンプルーもンブシーも、ゆし豆腐だって沖縄そばだって、どれもこれもみんな美味しいし、大好きな食べ物です。

だけど、少し首をひねってしまうのは、北海道料理が素材ストレートなのに比べ、沖縄料理はその料理法に特徴があるからなのではないか、とも思うようにしています。

まぁ、年老いた母親に、豆腐とゴーヤと卵と炒めて、とかナーベラと豆腐をお味噌でとか説明してもその味の想像はつきにくいかもしれませんし。

そんなわけで、母親には「なんでも美味しいよ」と言っています。

まぁ、本当に美味しいですからね。

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沖縄に行ったら何を食べていますか?

チャンプルーやそばだけじゃつまらない。

沖縄料理といって、一番先に思いつくのはチャンプルーでしょう。

沖縄弁で「炒め」を意味するチャンプルーには様々な種類があります。

ゴーヤ、フ(お麩)、ナーベラ(ヘチマ)、豆腐などなど、そのお店によって様々な素材を使って、島豆腐と卵、ポークなどを加えて炒めたものです。

沖縄料理で一番ポピュラーなものだと思います。

また、チャンプルーと双璧をなすのが沖縄そば。

豚骨とカツオベースの汁に小麦粉の平打ち麺を入れ、ソーキ(軟骨)やバラ肉、かまぼこなどがトッピングされ供される人気の沖縄料理です。

ちなみに八重山そばというのは、丸内ち麺、細かくしたバラ肉というスタイルになります。

とにかく、沖縄に行ったらこの二つのメニューは必ず食べなきゃ、という人は多いはずです。

それは間違いではありません。

本場の食材を使った本場の人気料理を味わうのが一番です。

ただ、せっかくの沖縄に来たのだから、もう何度も来ているし、という方向けに、沖縄でもめったに出会うことができない、しかし、昔から食べられている、食べたら自慢できる、といった料理を3つご紹介したいと思います。

スーナ、ドゥルワカシー、プットゥルー。

並べると呪文みたいですが、みんな美味しいんです。

この3つ、並べて読んでみると本当になにかの呪文みたいですね。

でも、それぞれ沖縄独特の料理です。

聞いたことがない、という人の方が多いではずです。

 

まず、スーナ。

こちらは海藻の一種です。

沖縄で海藻といったら、まず思い浮かぶのは海ぶどうですね。

沖縄料理屋さんでも必ず見かける定番の海藻です。

海ぶどうのプチプチとした食感は楽しいものですが、スーナの食感はジャリジャリというか、ザクザクというか、一度食べたら忘れられない歯ごたえのある食感です。

スーナの別名は「サンゴ菜」。

その名の通り小さな緑色の枝珊瑚のようなルックスで、歯ごたえも十分。

沖縄本当の北西部、本部の周辺では昔から採られていたようですが、なかなか市場には出回らない海藻です。

 

ドゥルワカシーは聞いたことがある人もいるかと思います。

沖縄居酒屋に行くと「どぅるてん」というメニューがあるのをご存知でしょう。

これは実はドゥルワシーを揚げたものになります。

しかし、どういうわけか、どぅるてんはあるものの、ドゥルワカシーをメニューとしておいてあるお店はほとんどありません。

ターンム(田芋)を茹でてマッシュにし、そこに椎茸の軸、豚肉、出汁などを加えて、とろ火に掛けながら数十分かけてじっくりと練り上げたドゥルワカシー、火加減や練り加減に手がかかるらしいのがその理由かもしれません。

 

最後にプットゥルー。

これは沖縄料理としてかなり有名なのですが、私たち旅行者がお店で目にすることはほとんどないと思います。

初耳の方もいらっしゃるでしょう。

ソーミンプットゥルーというのもありますが、プットゥルーで一番有名なのはンムクジプットゥルー。

ンムクジというのは「芋葛(イモクズ)」のこと。

プットゥルーというのは沖縄弁で「ぷるぷるした」というような意味になります。

これだけで想像がつきますね。

ンムクジプットゥルーというのは、芋の葛を水で溶き、そこに出汁と味噌、ネギやニラを入れて混ぜ、油を敷いたフライパンでじっくり混ぜながら火を通したものです。

葛ですから当然ぷるぷるの状態になります。

非常に素朴な料理ですが、熱々を食べるとこれが絶品です。

昔は子供のおやつとしてよく作られていたようです。

 

以上の3つが沖縄で是非とも食べていただきたい料理なのですが、お店で出会うことはなかなか難しいかもしれません。

どうですか?

この3つ、食べてみたいと思いませんか?

お店になかなか置いていない、というのもグルメ欲をかきたてる一因だと思います。

ほかにも食べたいものいっぱい。

沖縄グルメは尽きません。

上の3つのほかにも骨汁だったり中身汁、サク菜、アダン、ンジャ菜など、沖縄ならではの野菜や料理がたくさんあります。

そういえば「オカズ」というメニューもあるんです。

まだまだ食べたい料理がいっぱいですね。

海も空もいいけど沖縄らしい食を楽しんでみるのも、沖縄を目いっぱい楽しむ方法だと思いますよ。

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