冬の終わりから春になり、春風の訪れと共にやってくるもの。
それは花粉です。
今年2018年の予報だと、今年の花粉は多目とのことです。
ニュースなどで耳にして、がっくりした方も多いかも知れません。
我が家も夫が花粉症。
私も田舎から上京した頃はそうでもなかったのですが、
最近は鼻水や目のかゆみなど、花粉症っぽい症状が出てきて困っています。
そんな花粉症。
病院に行くのが一番ではあるのですが、
小さなお子さんでお薬が苦手、
薬だけに頼りたくないどうにか改善したい
という方が、家庭で予防するために取り入れやすい食べ物をお伝えします。
少しでも症状を改善するお手伝いが出来れば嬉しいです!
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そもそも花粉症って?
花粉症とは、スギなどの花粉のアレルギーのことをいいます。
スギ以外にも、ブタクサなども有名ですよね。
人によって、アレルギーが起こる植物は異なります。
花粉は本来無害なのですが、人それぞれに許容量が違います。
よく、バケツやコーヒーカップに例えられることもあるのですが、
人がバケツやカップだとしたら花粉が水、ぎりぎりまでは入るけれど
溢れてしまったらそれでおしまい。そんな状態です。
許容を超えた花粉量や体に入ったり免疫機能の低下があった場合などに、
免疫機能が過剰に働いてしまい、
くしゃみや鼻水などの不快なアレルギー症状が引き起こされる、ということですね。
では花粉症に効く成分は?
花粉症に立ち向かうためには、
体質改善をしていくのが効果的だとされています。
それを行う上で家庭で取り入れやすい良い飲み物や食べ物をご紹介します。
・ポリフェール
花粉症に良いとされる成分の中の一つが「ポリフェノール」です。
ポリフェノールとは一度は聞いたことがある言葉だとは思います。
ですが、体の中でどのような働きをしているのかご存知でしょうか?
ポリフェノールは体内で、抗酸化作用という働きをします。
抗酸化作用とは、
悪玉コレステロールの酸化や過剰に作られた活性酸素を抑えてくれる
ということです。
活性酸素というものは、体内にてガン細胞や細菌と戦うために必要に応じて生産されます。
けれど、日々の生活の中でのストレスや喫煙、紫外線などによっても産生されてしまうため、過剰になることがあるのです。
過剰な活性酸素は、老化の原因にもなり、さらには生活習慣病の原因ともなります。
そのため、過剰なな活性酸素を抑えてくれるポリフェノールは、
結果として花粉症の予防にもつながるのです。
・乳酸菌
乳酸菌は腸内環境を整え、体質を改善し免疫機能を高めてくれる働きがあります。
薬のようにアレルギー症状を抑える即効性は乳酸菌にはありませんが、
腸内環境を正常に保つ事で、免疫機能を正常にする事を目的とするためにも
乳酸菌を採ることを心がけると良いでしょう。
その他にも花粉症対策や予防に良いと言われる成分はありますが、
特に家庭で取り入れやすいという点に焦点を据えて、
この2つの成分を取り入れることの出来る
花粉症予防に良い食べ物を紹介していこうと思います。
ヨーグルト
ヨーグルトからは
ビタミンA
乳酸菌
を摂取することができます。
甘みをつけたい際は、はちみつやメイプルシロップを使うと、
砂糖よりビタミン・ミネラルが摂取できます。
それに、フルーツを使ったジャムやフルーツソース、ドライフルーツ添えれば、
ビタミンCの摂取も可能です。これらはみんな体に良いものですよね!
また、ヨーグルトを摂取する場合に一番大切なことは、
「継続すること」
です。
腸内正常化は一日にしてはならず!
なんて言ってしまいますが、
たとえ腸に留まる乳酸菌が配合されているヨーグルトを食べたとしても、
腸は毎日排泄することで、それを放出しています。
ですので、放出された乳酸菌を補ってあげる必要があります。
ヨーグルトを食べて乳酸菌を摂取することには即効性はありませんが、
だからこそ家庭で毎日取り込むことに意味があるのです。
ヨーグルトの成分を確認することも大切ですが、
とにかく継続しましょう。
飲むヨーグルトもヨーグルトを摂取するのに有効です。
汚れる器も少ないので、摂取しやすいのが主婦的にはすごく良いと思い、
我が家でのヨーグルト摂取のメインは飲むヨーグルトです!
甜茶(てんちゃ)
甜茶はてんちゃと読みます。
最近では花粉の時期が近付くと、スーパーなどでも売られることが多いので、
ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
甜茶はカルシウムやカリウム、マグネシウム、鉄などのミネラル、
そして、前述のポリフェノールなどを含む健康茶です。
お砂糖が入っているわけではないのに、なんとなく甘い風味がある味をしていますので、
お子さんにはしぶいお茶よりも飲みやすいと思います!
甜茶というのはひとつの茶葉を指すのではなく、
「バラ科の甜葉懸鈎子(てんようけんこうし)」
「ユキノシタ科の臘蓮繍球(ろうれんしゅうきゅう)」
「アカネ科の牛白藤(ぎゅうはくとう)」
「ブナ科の多穂石柯葉(たすいせきかよう)」
の4種類がありますが、
その中でアレルギーに効果的と言われているのが
「バラ科」の甜葉懸鈎子(てんようけんこうし)と言われています。
日本で売られている甜茶の多くがバラ科のものですが、
茶葉などを売っているお店で購入する場合には、バラ科の物を選んでくださいね。
この甜茶を
・花粉が飛び始める2週間~1ヶ月前から飲み始める。
・少量でもこまめに飲む。
というのが、効果があるということです。
ヨーグルトと同じで、甜茶を飲んですぐに効果があるというわけではありません。
やはり、体質改善には時間がかかります。
ただ、花粉が飛び始める前に飲むのを忘れたからと言って、
飲むのを諦める必要はありません。
個人差はあると思いますが、「こまめに飲む」という対策だけでも結構効果はあります。
外出するときも、マイボトルに入れて出かけて、とにかくこまめに飲む!
旦那さんでしたら、会社で飲めるようにティーバックを持たせたり
(茶葉で飲んでいる方は、100円ショップで売っている中身を入れられるティーバッグに小分けにしてあげると、ティーバッグのお茶をわざわざ買わなくても大丈夫です!)、
子供さんでも予防のために、水筒の中身に入れてあげてもいいですね。
(その際、お子さんの水筒の甜茶は味が濃い可能性があるので、水で薄めてあげると良いかと思います)
また甜茶成分を使用した飴なども花粉症シーズンには多く売られていますので、
この飴で成分を摂取するのもいいでですね。
ただし! バラ科のアレルギーがある方は注意して下さいね。
花粉症の改善のために、元からあるアレルギーを悪化させてはいけません!
まとめ
今回は花粉症予防の食べ物の中でも、特に家庭で取り入れやすい
・ヨーグルト
・甜茶
を紹介させていただきました。
どちらも調理無しでも摂取することが出来ますし、取り入れやすいと思います。
そして、
どちらの食べ物も、継続して摂取することが大切です。
最近は甜茶もかなり普及してきているので、この季節に甜茶成分が含まれた商品も多く、
摂取を忘れてしまったな、
と思ってもすぐにコンビニやスーパーで買って摂取できるのもありがたいですよね!
病院に行くというのが一番ではありますが、
自分や家族の体調を、家での食事で気を付けていくことも大切です。
この2個の食べ物を活用しつつ、
もちろん
・バランスの良い食事
・ストレスの少ない生活
を送って、
春の憂鬱な花粉症に備え、乗り切っていきましょうね!

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