こんにちは。韓国出身のジウンです。
今回はソウルの都心に位置している広蔵市場で楽しめる朝食を紹介したいと思います。
広蔵市場は大勢の観光客が訪れている観光スポットでありますが、まだローカル市場の感じが強い場所です。
賑やかな市場と、ローカルな雰囲気が好きな方に特におススメします!
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手軽に食べられて朝食にぴったり!栄養も逃さない

Photo by misoo93
朝は胃に負担がかからないくらいの軽食で済ましたいという方も多いと思いますが、
広蔵市場でおススメしたいメニューはボリビビンバ(麦ごはんビビンバ)です。
ビビンバというと野菜とナムルがたっぷり載ったヘルシー食でしょう。
体に優しいし、 消化を手伝うという麦ごはんがついているのでほどよい満腹感を感じられます。
そして注文した後すぐ提供されるので朝食に最適です。
食堂で丁寧に乗せられたビビンバもいいですが、作りたての新鮮な具材を目の前でたっぷり載せて渡される
ビビンバは格別です。
バイキングみたいに具材のお皿がずらりと並んでいて、好みの具材を選べばいいのです。
季節に従って具材がかわり、旬の野菜とナムルを楽しめます!
麻薬キンパ(ミニ海苔巻き)は楊枝で簡単に食べられる一口サイズの海苔巻きで、朝の軽食にぴったりです。
大した具材は入っておらず、とてもシンプルな海苔巻きですが、変わらないシンプルさで長く愛されて来たと思います。
醤油にわさびを加えた特製ソースを付けるとピリ辛っと来てさらに美味しいです!
なぜ「麻薬キンパ」という名前が付けられたかというと、一回食べるとくせになって思わずまた食べたくなってしまうからだと
言います。
山積みのように作って置いても売れるのが早くて、隣でずっと巻いて作りたての海苔巻きを食べられます。
昼夜の混雑を避けて朝に食べたい広蔵市場の名物

Photo by misoo93
名物だと名声通り美味しさは間違いないですが、さすがに混雑しですね。
広蔵市場は古い市場であるので道が狭く、お店がギッシリ並んでいて人が集まるとすぐ歩きにくくなります。
広蔵市場の名物であるユッケとユッケビビンバのお店は、週末はもちろん平日の夜もかなり込み合います。
私が週末の昼に行ったときは、一番人気のお店だとしても2時間近く待ちました。
美味しかったけど札を持ってお店の前で待たないと行けないシステムだったので退屈でした。
行列を待つのは苦手だけど新鮮なユッケが食べたい方は朝に訪ねるといいです!
朝に行っていいところは待たずにお店に入れるだけではないです。
いつ行っても十分新鮮ですが、食材が運ばれてくる朝に行くとより新鮮な食事が出来ます。
ユッケというと通常値段が多少高く、鮮度を持たせるために冷凍状態で流通される場合が多いですが冷凍すると
味は落ちますね。
広蔵市場ではリーズナブルな値段で冷蔵ユッケが食べられるのが一番の優れたところです。
メニューを考えると昼に開くお店だと思いきや、朝9時頃に開くそうです!
ユッケを注文すると牛肉スープがタダで提供されるので暖かい一日を始められます。
またおススメしたい物はノットゥビンデトック(緑豆チヂミ)とコギワンジャ(肉チヂミ)です。
広蔵市場のチヂミ屋エリアに近づくと、香ばしい油の匂いが食欲をそそります。
揚げるように焼いたチヂミの縁はパリッパリ、中はアツアツモチモチして寒い季節に特におススメです!
また、ビンデトックと一緒に出される甘辛い玉ねぎの醤油漬けとキムチが口中の油気を洗い清めて相性抜群です。
さっぱりした味とシャキシャキ食感で香ばしい油を含んだビンデトックが進みます。
広蔵市場周辺の他の楽しむこと
広蔵市場に繋がる登山や散歩コースがいくつかあって、広蔵市場を始発にして食事をして動いてもいいし、終点にして登山後のご馳走を楽しむこともいいです。
ソウル中心部のチョンノエリアに属しているので、明洞・景福宮・仁寺洞・南山などの重要観光スポットへのアクセスも非常にいいです。
そして広蔵市場内外に昔から継がれて来た韓国伝統服市場、楽器専門市場、ファブリック専門市場などが位置しています。
広蔵市場の朝食についてのまとめ
1. 手軽さと栄養を満たして朝食にぴったりな市場の朝食
2. 普段行列待ち必須の名物を快適に食べられる方法
3. 広蔵市場周辺で他に楽しめること
市場というとグルメ巡りが欠かせないでしょう。
そして朝の市場の賑やかな雰囲気はおまけ。
「疲れたり凹んだときは朝の市場に行って見よう。」という言葉を聞いたことがあります。
朝の澄んだ空機を吸って、活気があふれる市場で一生懸命に生きていく人々の力が伝わって来て励みになると
いうことです。
広蔵市場ではそれだけではなく美味しい食事も出来るので一石二鳥です!

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