人は学校や社会による集団生活の中で、大勢の中で発表する機会があったり、
スピーチを求められることがあると思います。
そんな時に{あぁ、緊張して上手く話せるかな…}と心配のあまり胃が痛くなったり
場合によっては体の不調として現れることもあるでしょう。
人前でもあがらず堂々と話せるにはどうしたらいいのだろう?そんな悩みを抱えた人
も多いと聞きます。そこで、私自身も克服したという、ある対策を皆さんにもお伝え
したいと思います。
スポンサーリンク
目次
赤面症で悩んでいる
大勢の人がいる中で、不意に意見を求められたりして、動揺が隠せなくなり、
気持ちとは裏腹に顔が赤くなるということ、実際にありますね。
焦れば焦るほど顔が真っ赤になり、心臓もドキドキしてきて、早く治まって!と
つい心の中で念じたくなります。
緊張して顔が赤くなるメカニズムは、緊張によって心臓がバクバクし、体内の
血液の量が増えます。その血液の量が増えることによって顔に通っている
毛細血管広がり透けてみえるので、赤くうつるのだそうです。
皮膚の厚さというのも個人差があります。例えば敏感肌や乾燥肌の人、色白の人
は人よりも肌の色が透けて赤っぽく見える可能性があります。また、肌が
刺激を受けやすいことにより、いつまでも赤みがひかないのです。
私の息子は色白で小さい頃は暖房が効いた部屋に長時間いるだけでほっぺたが
赤くなり、昔で言う「りんごちゃん(病)」みたいとよく言われたものでした。
この現象も皮膚の薄い色白のお子さんによく起こることで、緊張などの精神面とは
違って自然に起こることなので防ぎようがないですが、緊張によっての顔の赤みは
解決策がありますのでご紹介します
*1.皮膚が薄いなら厚くする
皮膚が薄い人のお肌は、敏感だったり乾燥に弱かったりします。まずは保湿成分が
たっぷりのローションで惜しみなく保湿を繰り返してみましょう。肌の刺激にも
耐えられるよう、やさしく手のひらでパンパンと馴染ませると効果的です。
*2.誰にでも焦ると顔にでる(赤面する)
「目は口程に物を言う」と言うことわざがありますが、人は焦ったり緊張したり
するとどんな人でも目が泳ぎ、表情も落ち着かなくなります。それを周囲が注目
していることによって、余計に焦った表情となり赤面します。
どんな人でも予想外のことに弱いものです。「誰でも緊張するもの」と気楽に
考えることによって、一瞬赤面したとしても、すぐにおさまるでしょう。
緊張すると汗が出る
緊張すると汗が出るという人もいます。
私もその一人で、手汗をかく方でした。
子供の頃、ピアノの発表会で自分の出番前になると、緊張がピークになり、
手汗が止まらず困ったことがあります。
そして自分の出番になりピアノを弾くのですが、手汗で集中できず、
ミスを繰り返したりと散々でした。さらに、手汗をかいてしまったために、
次に演奏する子に迷惑をかけ、先生がハンカチで拭きにくる始末に。
何とも恥ずかしくて苦い思い出です。
このように、人から見られていると思うと緊張し、汗が噴き出したり、
がくがくと足が震えたりするものですが、手汗が現れたのは、小学校の
高学年頃で、低学年にはなかった症状だったので、自分しか見えていなかった
幼少期とは違って、周りが見えるようになった成長期から現れる現象だと
理解しました。ではどうしたら克服できるのでしょうか?
「みんなじゃがいも」と唱える
昔、タレントの広末涼子さんがまだ十代だった頃、ドコモのポケベルのCMで、
発表会前の舞台裏で緊張してた時に届いたポケベルのメッセージは?という
設定で、「ミンナジャガイモ」といったメッセージが届いていました。
みんなじゃがいも、そう唱えることによって、会場に来ているみんなをじゃがいも
に見立て緊張をほぐしていくという、何ともユニークなCMがありました。
確かに、少し緊張も和らぎそうですね。
掌に「の」の字を3回
また、こちらも昔からのまじないのようなもので、「の」の字を掌に3回書いて
飲み込むと、あがり症や緊張した時に効果があるようです。
じゃがいもや「の」の字は自己暗示のようなものです。心を落ち着かせ冷静
さを失わない心の暗示として覚えておきましょう。
汗ふきシートでリフレッシュ
緊張して汗が噴き出して困った場合、汗ふきシートを使うのも良いでしょう。
プレゼン前にお風呂やシャワーに入れたら良いのですが、それができないので、
汗ふきシートで汗をふくだけでも、冷却作用があるのでかなりのリフレッシュ
効果があり、気分転換にもなるので、おすすめです。
NHKの朝の情報番組でおなじみの女性アナウンサーが番組進行中に脇汗が
ブラウスに滲んでいるのを視聴者が発見し、話題となってしまいましたが、
どんな人でも与えられた仕事に一生懸命で、汗だってかくものだと思えたら、
汗の一つや二つと思えたりしませんか?気にしないでリラックスしましょう。
緊張してすらすら話せない
スピーチや演説、プレゼンなど、社会人になるとより大衆の前で話す機会は多くなり、
あがり症の人にとっては苦痛な時間ですね。
緊張したり極度なストレスを感じたりすると気の通りが滞り、つかえた感じがしたりします。
そんな時はまず飲料水を常備し、飲んで気の巡りをよくしましょう。のどの乾燥も防げ、
飲み物を口にすることによってリラックス効果も出て、話も饒舌になるでしょう。
~私のエピソード~
私が正社員として働いていた職場では、毎週月曜日の朝会の時に、順番で生活習慣についての
発表を行うという取り組みがありました。この発表は社内報としても掲載されるものなので、
スピーチ感覚で考えないといけなく、通常の業務とは別に与えれたこの課題に、随分と頭を
悩ませました。慣れている人は饒舌に話すのですが、私のようなあがり症の場合は順番が
回ってくる度に頭が痛かったです。
そんな話を家族や同僚に話してみると、「あなたは口頭での説明だけだと周りを意識しすぎて
緊張してしまうだろうから、紙に書いてそれを読みながら話すのはどう?」とアドバイスして
くれました。するとその案は的中し、紙に書いた文字に助けられ緊張も半減し、割と言いたい
ことも伝えられ、結果大成功でした。社長にも「よくここまで紙に書いて調べたね」と褒めて
下さり、それが自信へと繋がりました。
~友人の結婚披露宴でのエピソード~
友人の結婚披露宴でのエピソードです。
新郎側の会社の上司がスピーチをした時のことです。これが周りが一目見て分かるくらいな
緊張ぶりで、内心大丈夫かなと思ったくらいでした。
司会者の声で立ち上がった上司はカチカチに固まりながらマイクへと進み、スピーチが
始まりました。「ええーと、わ、わたしは〇〇君のじ、上司でありましてですねー、、、」
といった感じだったように記憶しています。そして気になったのが、話す内容も堅苦しく
新郎との関係もそんなにピリピリしたものだったのかと想像してしまうほどでした。
すると、同席していたその上司の奥さん(奥さんも新郎の勤めている会社の元社員)が
「いつものように話して下さいな」と朗らかに諭すのです。するとその上司は奥さんに
活を入れてもらったことによって幾分かホッとしたようで、笑みを浮かべながらその後は
すらすらと話始めました。先ほどの固まった表情でのスピーチよりも何倍も良くなり
ました。気取ったスピーチは行き詰まるものです。気取らないスピーチこそ、場を和やか
にし、あたたかい拍手を受けるものなのだなと感じました。
あがり症を克服するまとめ
①どんな人でも緊張し、赤面するのは想定内
②汗をかくのは、その仕事に一生懸命な証拠
③自己暗示法で慌てない、あせらない
④スピーチには飲み物持参で挑もう
⑤学校の教師や国会議員の演説は饒舌に話していても
最初は緊張でかんでいたはず
⑥「みんな違ってみんないい」をモットーに

コメント
コメントはありません。