ここ最近はペットブームで、今年は戌年ということで、いただく年賀状も
可愛いワンちゃんの写真付き年賀はがきをいただくことも多く、微笑ましいです。
ペットは我が家に来た日から「家族の一員」です。ペットによって慰められたり、
元気づけられることもしばしば。
人間は古来から動物と共に生活し、生きてきました。ペットは可愛がれば可愛がるほど
裏切りませんし、信頼関係もできますから、本当に愛おしい存在ですね。
そんなペットについての最新事情や、ちょっと気になる感染症のことや、私自身のペット
のエピソードも添えてお伝えします。
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目次
ペットを飼う上でのメリットとは?
ペットが我が家に来たその日から、ペットはその家族の一員となります。
ペットを飼うというのは、生涯をこの家で安心して暮らすことができ、最後まで責任を
持って育てていくことが大切です。
愛情をかければかけただけ、応えてくれるペットの存在は、次第に自分の生活になくては
ならない存在になります。家へ帰った時に、ペットが出迎えてくれる。それだけで疲れが
ふっとびますね!まさにペットとは「癒しそのもの」で、自身の心の安定にもつながります。
ペットを飼う条件をクリアする
ペットを飼うにいたって、ご自身の住居がはたしてペットの飼育可なのかどうか、
入居の際の規約に書いてあるので、確認してみましょう。
私の住むマンションではペット可なので、犬の散歩をしている住人も多く、また
「グルーミング室」も完備しています。特に大きなペットトラブルもありません。
隣人さんはミニチュアダックスフンドを飼っていますが、しつけがしっかりして
いるのか無駄吠えせず、飼っているのが全く気付かないほどです。
予防接種の有無を確認する
ペットを飼う際は、予防接種済みかを必ず確認しましょう。
また、売られている犬や猫は生後8周以上のもので、母犬、猫に離乳まで
育てられた犬や猫の方が後々健康で、問題行動を起こすリスクも少ないよう
です。ペット先進国のイギリスでは、生後8周齢規制という制度がありますので、
参考にしましょう。また、さまざまな保証にも対応している優良な店を選ぶのも
大切です。
エピソード①飼い猫との縁
私がまだ実家にいた頃の話です。たまたま家族と通りかかったペットショップで
見つけた「アメリカンショートヘアー」の子猫に目が釘付けになりました。
一旦家に帰って冷静になったところで考えてみましたが、日に日にあの猫が忘れ
られず、家族と相談し、ついに飼うことに決めて再びショップを訪れました。
愛くるしい表情の子猫に「マリ」という名前をつけて、その日から我が家の
家族の一員になりました。今もアメリカンショートヘアーは絶大な人気を誇って
いますが、その当時は8万円という破格なお値段だったのですが、現在ではその
倍以上が相場だと聞いて、驚きです。
しかし、マリが飼い猫になってから3日も経たないうちに、鼻水の症状が出ている
ことに気が付きました。そのうち鼻水が止まらず、目やにも増え、喘息のような
症状で気管支がヒューヒューし始めたので、急いで飼ったペットショップへ。
保証期間内だったので、泣く泣くペットショップに返し、治療をしてもらう
ことにしました。
せっかく名前まで付けて大切に育てようとしたところで、病弱な子猫だったという
結末に暫くショックを受けていた私たち家族でしたが、一か月経ってもマリの
ことが忘れられずにいました。そして、一か月半が過ぎた頃、何となくあの
ペットショップに再び立ち寄りました。そこで目にしたのは、少し大きく成長
したアメリカンショートヘアーがいました。
他にも小さなアメリカンショートヘアーはいましたが、少し大きくなったその猫が
可愛くて、なぜか愛着がありました。じっと見つめていた瞬間{もしかして?}と
脳裏に浮かび、店員さんを呼びに行きました。すると、店員さんは私たちを見るなり、
ぱっと表情が明るくなり「この猫は、あの時預かった猫ですよ!」と教えてくれました。
しかも「あれからずっと治療を続けていて、症状が重かった時もありましたが、
ようやく快方に向かって、まさに今日出店したばかりだったのですよ!」と。
これは縁だと確信し、再び我が家のペットとなりました。その後もずっと健康でいて
くれて、そのペットショップには感謝しています。
ペットショップは昔と様変わり
ペットショップも昔とは随分様変わりし、ペットフードやおもちゃ、服などの
ラインナップも実に豊富です。また、トリミング&シャンプー完備や記念撮影まで
できるお店もあるようで、ペットにとっても至れり尽くせりの時代ですね。
また近年では、動物愛護に協力している有名人の方がペットショップを立ち上げたり
して話題になっているようです。「人も食べることができる安全なペットフード」
として大ヒットしているようで、ペットを飼っている世帯では気になりますね。
また、ペット用品のネットショップも多数あるようですので、調べてみても楽しい
と思います。
猫カフェ、鳥カフェ、ふくろうカフェなどがブーム
近頃では猫カフェの他に、鳥カフェ、ふくろうカフェも存在し、動物好きの間では
大盛況となっているようで、私も猫カフェ、ふくろうカフェへ行ったことがあります。
ふくろうに関しては生態についても知ることができ、興味深かったです。
こういったカフェでは、ペットが飼えない人にとっても癒しの場所として利用できる
ので人気です。注意点としては、ペットに触れた後は必ず手洗いと消毒をしましょう。
知らないと怖い感染症
皆さんは、ペットとのスキンシップはどのようにとってますか?実はこのスキンシップ
も濃厚接触で思わぬ感染症に、そして飼い主も感染してしまう事例が最近報告されて
います。
*1.コリネバクテリウム・ウルセランス菌とは
野良猫に接触した際に、黄色い鼻水を垂らした猫が持っている菌によって感染し、
女性が死亡したというショッキングなニュースがありました。死亡例は国内初めてで、
鼻水や咳のような風邪の症状から呼吸困難になり、肺に炎症が見られたり気管支が白く
なるのが主な症状例です。
この菌は猫の唾液などにも存在し、なめたりくしゃみなどの飛沫で感染することも
あります。飼い猫との濃厚接触をしている人は特に気を付けましょう。
今回のニュースのように、野良猫には色んな菌を持っているので、できるだけ接触
しないようにしましょう。
少しでも気になることがあれば早い段階で病院へ行き、治療しましょう。
またペットに関しては獣医師の診察を受けましょう。
*2.パスツレラ症とは
このパスツレラ症とは、元々犬や猫が持っている菌です。かまれたりひっかかれたり
したことによって感染し、傷口が一日程度で赤くなり腫れます。症状が進むと風邪症状
のようなものから肺炎・気管支炎を併発し、重症化すると敗血症など引き起こし死亡する
ケースもあるので、こちらも注意が必要です。
こういった感染症に感染する人の多くは免疫力が低下している人に多く事例があります。
ご自身でも体調が悪い時や、免疫力が低下しているかなと思う時には、ペットへの過剰な
接触は避けることをおすすめします。
エピソード②ペットにはペット社会がある?
私の飼い猫・アメリカンショートヘアーの「マリ」がその後大きく育ち、彼の一番の
活動期と言えば約5年間でした。実家には広い屋上があり、マリは室内にとどまらず、
屋外でも活動を増やしていきました。決まって2,3時間ほどいなくなったかと
思うと、やがてすました顔で戻ってきます。
不在の間、一体マリは何をやっているか?それは、屋根と屋根をぴょんぴょんと移動
し、他の飼い猫と会合。つまりコミュニケーションを取りに行っていたのでした!
「え?!それ、本当??」と耳を疑うかもしれませんが、そんな日が5年も続いた頃、
ある事実が浮かび上がったのです。それは、いつも帰ってくるマリが戻ってこない日が
一度だけありました。心配で部屋の全ての窓を開け、呼びましたが戻ってきません。
次の早朝に、何やら玄関先から「ニャー」という猫の鳴き声が頻繁にしたのに気づいた
母が玄関のドアを開けてみると、見知らぬ飼い猫がいました。その猫は母をみるなり、
すーっと歩き出し、たまに立ち止まっては母を見ました。まるで付いて来てるかを確認
しているようです。そしてまた歩きだし、それを何度か続けたその先で、猫がやっと
立ち止まりました。
なんとそこには動けなくなっていたマリがいたのです。どうやらマリが屋根から屋根へ、
猫友に会いに飛び跳ねて向かったところで、誤って足元から滑り落ちて動けない状態だと
察知できました。何ともその緊急事態を、例の猫友が知らせに来てくれたのです。
その後、マリは後ろの片足の負傷が治らず、猫友との会合に出向くことはできなくなり
ましたが、野良猫同士ならまだしも、飼い猫同士がコミュニケーションを取りに寄り
集まり友情を育むというのは、珍しいことかもしれません。マリはあれから3年後に
10歳という短い生涯を閉じましたが、実家に屋上があったことで、あんなにも
エキサイティングで自由奔放に楽しい人生を送れたのは、幸せだったのかもしれません。
ペット事情についてのまとめ
①ペットは家族の一員。最期まで責任を持って飼おう
②ペットを飼う際はマナーを守って、予防接種は済ませておこう
③ペットショップやカフェが進出。飼える人飼えない人も触れ合おう
④感染症には注意し、異変に気づいたら診てもらおう
⑤猫との濃厚接触には注意しよう
⑥ペットを飼うには費用もかさむ。ペット費を積み立てよう

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