赤ちゃんと言えば夜泣きは付き物ですよね。
そこで心配になるのは夜泣きで泣いた時に出る鼻水が原因で中耳炎になるかもしれないという事です。
生まれたばかりの赤ちゃんなら尚更中耳炎になればとんでもなくきついはずです。
私自身生れてから一度も中耳炎にかかったことがありません。
しかし、中耳炎を経験した友人から話を聞くと、とても苦しそうで大変そうでした。
これが小さな赤ちゃんでかかってしまったら本当に可哀そうだし、親御さんもものすごく心配になるだろうなと思いました。
そこで、本当に赤ちゃんの夜泣きが原因で中耳炎になるのかという事と、中耳炎の注意すべき症状をご紹介します。
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中耳炎の原因は夜泣きの鼻水!?
赤ちゃんは夜泣きもそうですが、風邪などでも鼻水が大量に出ますよね。
その鼻水が中耳炎を引き起こしてしまう原因になってしまうそうなんです。
又、体の作りからして大人よりも赤ちゃんの方が中耳炎にかかりやすいそうです。
そこで、鼻水以外にも中耳炎の原因と考えられるものをご紹介します。
● 菌の感染
手や足についた菌から感染する場合も多いそうです。
外出から戻ったら、細菌感染を防ぐ為にも赤ちゃんの手や足などをしっかり綺麗にしてあげましょう。
又、鼻水から菌の感染をする場合も多いそうなので、風邪を引いた時などにもしっかりケアしてあげることが大切です。
● 煙草
周りの喫煙者の方の受動喫煙が中耳炎の原因になる可能性があります。
体が成長した大人に比べて、赤ちゃんや子供は呼吸器や中枢神経がまだ未発達です。
その為、少しの受動喫煙で中耳炎だけでなく、他の病気も引き起こしてしまう可能性があるので注意が必要です。
● お風呂
耳の中に直接入らずとも、鼻からお風呂のお湯が入ってしまう事で中耳炎を引き起こしてしまう事があるそうです。
小さい赤ちゃんをお風呂に入れる時は要注意ですね。
正直「まさかお風呂で!?」と思いましたが、やっぱりかかりやすい子は例えお風呂でも耳に入らないように注意してあげないといけないんだなと思いました。
● 塩素
塩素も中耳炎を引き起こしてしまう原因の1つです。
例えばプールですね。
夏になれば子供も一緒に家族で行くようになるかもしれませんが、長時間お子さんが潜ったりなるべく鼻や耳に塩素を含んだ水が入らないように注意してあげて下さい。
中耳炎の注意すべき症状
大人や子供もそうですが、特に小さな赤ちゃんが中耳炎にかかってしまったらただただ可哀そうですよね。
しかし、もしかしたら赤ちゃんが中耳炎にかかっていることに気づけない事もあるかもしれません。
そこで、赤ちゃんが中耳炎にかかった際に現れる注意すべき症状をご紹介します。
● 膿
細菌感染等で、鼓膜の奥に膿が溜まってしまうそうです。
黄緑色っぽい色の粘りが強い鼻水が沢山出ている際には注意が必要です。
● 痛み
中耳炎の場合はずきずきとした激しい痛みがあるそうです。
耳をよく触ったり、何をしても泣き止まない時には中耳炎の可能性がありますので注意が必要です。
● 発熱
発熱と言っても、微熱~38.0度以上の高温になることもあります。
ただ、高温を経験する方が多く、体の小さい赤ちゃんにとっては負担が大きいので、早めの受診をした方がいいそうです。
● たん
特に赤ちゃんは喋ったりしないので分かりづらいかもしれませんが、咳ををする時にたんが絡んだような咳かどうかで見分けて下さい。
まず風邪を疑ってしまうかもしれませんが、注意深く観察してあげることが大切だそうです。
● 耳のつまり
赤ちゃん本人じゃないと分からないかもしれませんが、行動としてよく耳を触ったり、声をかけても聞こえが悪いなどがあります。
注意して見てあげて下さい。
赤ちゃんの方がかかりやすい
中耳炎は小さい子の方がかかりやすいというイメージがありませんか?
その考えは間違いではないんです。
何故かというと、大人と子供の耳の構造が違うからです。
大人の耳管は、細く長く、垂直な形になっています。
しかし子供の場合は、太く短く水平に近い形をしています。
その為、風邪を引いたり菌が入り込んだりしてしまう事で細菌感染から中耳炎を引き起こしやすくなってしまうのだそうです。
その中でも特にかかりやすい年齢は、生後5か月頃~2歳頃だそうです。
ただあくまでもこれは、中耳炎にかかりやすいという事で、大人の方でも中耳炎にかかる方もいますので注意して下さい。
特に赤ちゃんの中耳炎の場合は、風邪と症状が似ている為勘違いされやすいそうです。
しかし、そのまま放っておいたら中耳炎は悪化して大変なことになってしまいますので、風邪と決めつけずに風邪から中耳炎になることも多いそうなので、赤ちゃんの様子がいつもと違うようなら一回病院に相談してみると良いかもしれませんね。

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