大人になるまで、なかなか片付けができなかった私。
でも、紆余曲折あって今はそれなりにシンプルな生活ができています。
できるようになったキッカケは、ズバリ「本」。
どうにかしたくて、当時は、たくさんの本を読み漁っていました。
片付けも勉強も仕事も、
自己流って結局遠回りになることが多いから、うまく出来ている人から学ぶのが1番。
そして、それを学ぶのに1番いいのが「本」だと私は思うんです。
読んだ本の全部が、自分の役に立ったわけではないけれど、
今日は、本の断捨離をした後も、手元に残している厳選5冊をご紹介します。
オススメポイントと特に印象に残ったことをまとめてみました。
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目次
*『必要十分生活』たっく
今回紹介するにあたって、それぞれの本を改めて読み直したのですが、
私の今の生活に一番影響を与えていると思うのはコチラ。
今のあまり持たない生活にシフトしたきっかけになったのが、
この本でした。
人生に不要なもの↓
□バスタオル
□机の引き出し
□プリンター
□ペン立て
□掃除機
□思い出の品
□収納グッツ
(帯より引用)
帯にこう書かれているのですが、真似して全部捨てました(笑)
それ以外にも、炊飯器はいらないとか、靴と下着は3セットあればいいとか、
とりあえず今までの常識をガンガン崩してくれる本です。
本の中で、ドキっとしたのがこの部分
本来の自分の理想とかけ離れた現実の乱雑な机は、見るたびに一瞬ですが、「あぁ、これをどうしようかな」という気持ちになり、少しずつあなたの元気を奪っていきます。そして、大切な人に優しくする余裕や、だれかと一緒に楽しく過ごす時間を奪っていきます。
(本文より引用)
頭のキャパシティって限られているから、
本当に大事じゃない部分に頭を使うのって、
本当に勿体無いと目が覚めた一言でした。
シンプルライフ系のブログや本は、
主婦の方が書いているものが多いイメージですが、
こちらは、珍しく30代男性の方。
女性とは全く違った切り口で、しかも分かりやすいです。
多分、理系の人はしっくりくるんじゃないかなぁと思う1冊。
モノを減らすと、掃除や片付けが格段にラクになるよということを
筆者が試した方法と合わせて、具体的に教えてくれています。
本の文章もムダがなくて、まさに「必要十分」な1冊です。
*『持たないていねいな暮らし』マキ
ブログ「エコナセイカツ」の2人のお子さんがいるワーキングマザーマキさんの初著書。
すでに8冊も本を出されていますが、この本が1番私は好きです。
著書の中には、
そこで、不要な物を手放し、本当に必要なものだけを持つようにしたら、狭い部屋でもすっきり暮らせるようになり時間にもゆとりができました。(中略)
削ぎ落としていく作業はダイエットと同じで、毎日少しずつしかできず、今の暮らしにたどり着くのに2年ほどかかりました。
(本文より)
とあります。
確かに、私も振り返って見ると、いきなり今の生活になったわけじゃなくて、
少しずつ試行錯誤して、今の状態に落ち着いたなぁと思います。
この本で私的に、一番参考になったのが
「帰宅後30分で夕食にできる工夫」の部分。
週末に、野菜を切っておいたり、簡単な先取り作業なんですが、
一人暮らしでも、帰って30分で夕飯ができる!!と思えば、
遅くなっても外食せず、自炊する習慣がつきました。
*『シンプルライフ100のアイデア』holon
インスタのフォロワー10万人を超えるholonさんの初著書です。
私は、本で知って、それからインスタもフォローするようになりました。
2人のお子さんがいるワーキングマザーのholonさんの家のとってもシンプルなお部屋に一目惚れ。
とても子供がいるとは思えないくらいスッキリと片付いたお部屋です。
本気のミニマリストの人のお部屋って、殺風景で心動かされなかったんですが、
holonさんのお部屋は、シンプルだけどおしゃれ。
そこがいいなーと思って、繰り返し読んで、お部屋づくりの参考にしています。
家中も余すことなく見せてくれるところも、嬉しいところ。
私の好きな言葉で「部屋を清めよ、天使が立ち寄れるように(S.デッサウ)」という名言があります。留守中に天使が立ち寄ってくれたら嬉しいな、と思いながら早足で片付け作業をするのも結構楽しいものです。
(本文より)
とあります。
これは、私も「本当に名言だ!!」と思って、朝と夜、ちょこちょこするようになりました。
*『仕事も家庭も楽しみたい!わたしがラクする家事時間』Emi
整理収納アドバイザーのEmiさん。
こちらも双子のお子さんがいるワーキングマザーです。
(本当にみなさん、仕事に家事に育児に、両立されていてすごいなぁと思います。私は、仕事と家事だけでも、結構大変なのに…)
お家のこと以外にも、お仕事を効率よくこなすコツも書かれていて参考になります。
「メール返信の時間を短縮するために、ユーザー辞書によく使う単語を登録する」というのは、私も真似をしています。
例えば、よく使う「ありがとうございます」は「あり」とだけ打てば、変換できるようになるので、本当に時短になります。
それ以外にも、仕事と家庭のスケジュール管理の部分は、
いろいろ参考にしています。
朝8時に出勤して、17時までお仕事をしつつ、夜21時には子供達と一緒に就寝という生活をされているEmiさんのスケジュール管理術は、
ワーキングマザーじゃなくても、プライベートも充実させたい人のヒントになると思います。
*『考えない台所』高木えみ
台所仕事をいかに効率よくするか?という本なのですが、
私的には、台所&料理に特化したシンプルライフ本。
前書きにこうあります。
献立を決めるとき、「何にしようかなあ…」と考える。
冷蔵庫から取り出すとき、「あれはどこに置いたかなあ…」と考える。
この「考える」時間が毎日の時間と労力をムダにしています。
(前書きより)
確かにそう。
この本は「正しいルールを知って、効率的に台所しごとをこなすための本」です。
(本文より)
そう、ルールを守ると、自然とうまくいくんですよね。
もちろん、毎日美味しいご飯が食べたいけど、
そのために、何時間も時間が使えるわけじゃないから、
できるだけ効率よくこなしたい!!
その方法が、ぎっしり詰まった本です。
あと、
「手作りが正しい」と思い込まない。既製品を使った方が美味しいこともあります。
(本文より)
これ、料理家の人に言われると、すごく気持ちが楽になりませんか??
料理をちゃんとやる=手作り っていう思い込みってあると思うんですが、
必要なときは頼ってもいいんだなと思える1文です。
*まとめ
どの本にも言えることは、自分なりのルールを作って、生活の交通整理をしているところ。
どんなにいい方法でも、続かないとあまり意味がないので、
続けられる「マイルール」を作っていくのが、遠回りのようで、確実なんですよね。
なんだかんだ、近道はないんだと改めて思いました。
みなさん、ブログやインスタなど、ネット上でも情報発信してくださっているけれど、
大事な情報をぎゅっと詰め込んでくれているのは、「本」じゃないかなぁと思います。
ぜひ、この本たちを「マイルール」作りのヒントにしてみてください☆

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