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目次
人生には節目がいくつもある
皆さんはこの世に生まれてきて、今までたくさんの節目の時期を迎えたかと思います。
大きな節目と言えば、幼稚園→小学校→中学校→高校など、学校をテーマとした節目
だったり、バイオリンをやめてピアノを習う、アルバイトから正社員になる、
今日子供が生まれて母に、孫が生まれておばあちゃんになった等々。
長い人生にはいくつかの節目を迎えながら、人間は少しずつ成長を遂げて
いきました。
人生とは
そんな節目の時には誰しも「今日から私は〇〇な人間になろう!」など、高い目標を
掲げて前向きに生きてこられたのではないでしょうか。
しかし、そんな人生において突如、自分の身に予測することもできなかった、
とんでもない事件が起きることもあるでしょう。
人生とは「人と生きる」と書いて人生です。人は決して一人だけでは生きていけません。
どんな人でも誕生と死ぬ瞬間は一人ですが、その前後には何かしらの人に助けられて
いるのです。
節目とは人生の転機
例えば、学生さんにとっての節目の時期は?と聞かれたら何て答えますか?
そうです、新学期や入学ですね。
新学期には前期で出来なかったことや、反省点をここで解消できるチャンスの
時期でもあります。
社会人の皆さんにとっても、年末を一つの節目にして、新年から気持ち新たに
目標を掲げたり、春の人事異動のように、新生活を節目にし、業務に対する目標を
抱くことで仕事のモチベーションが上げる方もいると思います。
このように、節目とは「人生の転機」であり、人生の流れを変えていくチャンスの
時期でもあるのです!
スタート地点でつまづいたら
新学期や新生活が人生の節目で転機とお伝えしましたが、何事も最初が肝心と
言いますが、そのスタート地点で頑張り過ぎてしまうと、後に自分自身に
しわ寄せがきたり、顔色を伺うようなことばかりして、人間関係において疲れて
しまうので、ほどほどが良いでしょう。
*1.「自分」という人間以上のことをしない
人は自分のことをつい良くみせようとして、自分の持っているもの以上のことを
してしまうこともがあります。
それが次第に大きくなって、キャパの範囲を超えてしまうと機能がぱたっと
働かなくなり、再起が困難になってしまいます。
~エピソード~
私が以前働いてた職場で、M子という明るくて聡明な女性がいました。
いつも私の前ではジョークを交えたトークが面白くて、彼女の屈託のない
笑顔が好きでした。
そんな彼女がいざ仕事となると、とても真面目で勤勉になり、上司から
頼まれた仕事や雑用を一気に引き受けて、ほぼ毎日のように残業していました。
彼女がある時、男性社員からお昼の食事や自動販売機で飲み物を買うような
雑用を頼まれているのを、偶然見かけました。内心、私は驚いて
{そんなことまでしなくてもいいのに}と思いました。
男性社員にとってM子は、何でも自分の言いつけを守る都合のいい女になって
しまい、彼女自身はそんな自分のことを何でも出来るいい女と思っているよう
でした。
しかし、そんな日々が半年も経たないところである事件が起こりました。
毎日の残業と雑用で、みるみるうちにM子は目に見えて痩せてしまったのです。
彼女の持つキャパ範囲が超えてしまい、いつもニコニコしていた彼女から笑顔が
消え、更衣室で泣いていました。これでは仕事にならず、まずはM子の本音を聞き
出そうと宥めました。次第に落ち着きを取り戻した彼女は、ゆっくりと話し始め
ました。
仕事をコツコツとこなすうちに、上司から褒められたことがきっかけで、もっと
仕事が出来て信頼される人間になりたいと強く思うようになり、本来仕事が十分
出来る人材でありながら、関係のない雑用まで引き受けるようになってしまい、
肝心な仕事が疎かになるという悪循環に、本人は気付いていたがどうにもならず、
とうとう精神が崩壊寸前にまでなってしまいました。
自分をつい良く見せようとすると、拍車がかかった頃には自分という人間は
いったいどんな人間だったのか、次第に分からなくなってしまいます。
そうならないよう、自分という人間を尊重し、それ以上のことはしないように
しましょう。
*2.再起のチャンスはいくらでもある
もし、学校や職場での人間関係につまづいてしまったとしても、再起のチャンスは
いくらでもあります。「もう僕(私)はダメなんだ」と思わずに、新学期や
新生活が自分を変える大きなチャンスだと思い、奮い立たせましょう!
~エピソード~
息子の通う学校では、現在学年で3~4人のお子さんが登校拒否になっている
という実態があります。お子さん自身、学校に行けなくなるのは悲しいですが、
親御さんにとっても、辛い現状かと思います。
息子のクラスにも一名、春からずっと学校に通えないお子さんがいるようで、
教室には一歩も入れなくても職員室には行けて、お便りをもらって帰ることが
できたり、新学期を一つのチャンスと考え、先生と親御さんの両サポートに
よって通えたりすることもあります。
職場でもそうですが、一度長く休んでしまうと、そこからまた出向いて行くのは
なかなか勇気がいることです。
何らかの理由で心を痛めて学校や職場に来れなくなっても、周りが温かく見守る
姿勢でいて、自身にも再起する力があれば、スタート地点から一歩、また一歩と
進んでいけるようになるでしょう。
「友」とはころころ落ちているものではない
あなたには「親友」と呼べる人は何人いますか?
そう聞かれて、「えっと…、ん~…1,2人いるかいないか…かな」と答えたと
します。それに対して「えっ??それは全然少ないでしょう?!」と思った
あなた。「だって、私の周りはみんな仲のよい親友ばかりだよ!」そう答えた
あなたの親友というのは、「本当の親友ではない」錯覚であることもあります。
~エピソード~
ある人にたくさんの友人がいました。
彼の家には連日その友人たちが遊びに来て、とても賑やかでした。
{どうして俺にはいつもこんなに友達がいるんだろう}と思いながらも、
内心喜んでいました。
彼には2つ年下の妹がいます。妹は兄の友人たちにお茶菓子を振舞うなど、
気さくな性格です。その気さくさが受けて、次第に友人たちと打ち解ける
くらいに仲良くなりました。すると、ますます彼の家を訪ねる友人で、
出入りが激しくなりました。
それから数年か経ち、その妹が結婚することになり、婚約した話を友人に
しました。すると、あれだけ連日賑わっていたのが一人、また一人と
減っていき、ついには誰も姿を見せなくなりました。
ここで勘の鋭い方は既にお気づきかと思いますが、実はその友人たちはニセ
友人で、「美人の妹さん」目当てで集まっていたのです!
これには彼もショックですよね。西洋のことわざにこんな一文があります。
「美人の妹を持つ兄は、妹が結婚するまで友人の数が多い」です。
別の目的で近づくニセ友人には気を付けましょう。
親友の数は何人いたらいいの?
私の親よりも年上の年輩の女性で、親友・知己と呼べる人間は一人だと言った
方がいました。私自身もこれまで色んな人生経験をして年を重ねて参りました
が、友人と呼べる人はごくわずかで、親友にいたっては、たったの一人です。
友達がいないと嘆いでいる人は、一人でもいたら幸運なのです。そしてまだ
続く人生の道のりには、未来の親友が手を振って待っているのかもしれません。
現在はインターネットが普及し、SNSなどで顔の見えない人と会話ができたり
場合によっては出逢うことも可能な時代です。それでも「友や知己」だけは
インスタント食品のように簡単には作れません。
現在、運よく真の友人を得てる人はお互いに信頼し、助け合い、そして大切に
したいものですね。
良い人間関係を築くには
人気者と言われる人の多くは、特にお世辞を言ったり愛嬌を振りまいたり
しないのに、自然と人が集まってきます。どこにその人を惹きつける秘密
があるのか、不思議に思うことがありますね。しかし、注意深く観察して
いると、その人の良さというものが表面に浮かび出ているでしょう。
次に私がとっさに思いついたものを箇条書きにして挙げてみました。
①いつも朗らかで、誰とでも平等でいられる。
②自分の話はユーモアを加え、人の話にはよく耳を傾ける。
③相手の欠点は目をつぶり、長所を褒める。
④人の悪口は言わない。噂話にのらない。
これ以外に思いつくものがあれば、ぜひご自身でも実行してみましょう。
素敵な未来を応援しています。
円滑にする人間関係のまとめ
①人生の節目が自分を変えるチャンス!到来は何度でも
②ニセ友人には注意し、真の友人を探そう
③相手の話が聞けて長所を褒められる人になろう
④「人の悪口は言うな聞くな」をモットーに

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