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春のお引越しトラブル!実際あった業者とのトラブルとは!?

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春のお引越しトラブル!実際あった業者とのトラブルとは!?

春はお引越しシーズンですね。

一生涯に一度はお引越しを経験されるのではないかと思いますが、近隣で荷物も少ない

単身者であれば、ご自身でレンタカーを借りるなどをして往復すれば引っ越し業者を依頼

することもありませんが、他県の長距離移動、家族大所帯では専門業者に依頼せざるを得ません。

色んな引っ越し業者がありますが、どんな業者を選ぶと良いのか、また引っ越しにまつわる

トラブルなど、実際に私が体験したエピソードも交えてご紹介します。

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気になる引っ越し業者から見積もりを取る

 

今や、引っ越し業者は大手から中小業者まで約200以上あると言われています。

ご自身の引っ越しに合った業者を数件選び、その中から見積もりを取って、

予算に合う業者を選んでいくのが鉄則ですが、そのポイントをまとめてみました。

引っ越し料金は業者によって大幅に異なる

引っ越し料金には、〇円ですという「定価」がありません。実際に見積もってみないと、

料金がいくらになるのか分からないのです。この「定価」が定まっていないため、業者に

よって引っ越し料金は大きく違ってきます。一般的には大手が「高め」で中小業は「安め」

と言われていますので、その差は倍になることもあるようです。

なぜ数社から選んで見積もりを取らないといけないのか?それは、一社だけで見積もりを

取ってしまうと相場が分からず、あたふたしている間に言い値で交渉し、後々高い料金を

ふっかけられていたと損をするケースがあるからです。

業者選びは一括見積もりサイトが便利

複数の業者から見積もりをと言っても、どこの業者を選んだらいいのか少々面倒に感じますね。

引っ越し業者も200以上もあるので、自分の力で探すのにも限度があります。

まず、CMが流れて知名度の高い業者は「アート引っ越しセンター」や「日通」、「アリさん

マークの引越社」、「クロネコヤマト」などが挙げられますが、もしお住まいの近所に

これらの業者の営業所があればそこからあたっていくのも手です。また、オプションサービス

が豊富な「アーク引越センター」や地域密着型ならではの格安サービスを提供している

「ケーエー引越センター」や「アクティブ感動引越センター」などの業者も特色があって

興味深いです。

「大手だから安心」と言う理由だけで決めるよりも、さまざまのニーズに応えてお客様満足度

の高い業者を選ぶのもポイントとなります。

 

また「一括見積サイト」では、引っ越し業者200社から厳選した業者にまとめて見積もり依頼

を出し、料金は無料で利用可能です。パソコンで5~10分くらいの作業で簡単に入力するだけ

ですし、見積結果も早くてスピーディーなので、予定も立てやすいでしょう。

LIFULL引越し引越し達人引越し価格ガイドなどの一括見積サイトが

おすすめベスト3にありますので、調べてみると良いでしょう。

良い業者か悪い業者かを見極める

 

引越料金とは、何か形にある品物を買うのではなく、形のないサービスに対して支払う対価

ですので、引っ越しの規模によって数万~数十万にもなり、交渉によって変動があったり、

シーズンによって値下がりしたりさまざまです。よって、定価があってないようなもの

なので、隙あらば一儲けしてやろうという業者も中にはあるようなので注意が必要です。

これから挙げるのは、引っ越し初心者でも見分けやすい注意ポイントです。

①見積時の担当者の対応はどうか

繁盛期でもないのに、連絡が取りづらい場合は、この先のやり取りでも待たされることが

多いかもしれません。特に、相見積もりでそれぞれの業者と交渉をしてから決めたいのに、

なかなか返事をくれない業者は候補から外した方が良いでしょう。

②認可番号がホームページ上に記載されているか

国土交通省に、一般貨物自動車運送事業の届け出をして正式に許可を受けた業者は、許可番号

を取得しています。それは業者のホームページや見積書に記載されているはずですから、

取得しているかを確認してみましょう。

また、ホームページはあっても会社名や代表者名、創業や設立の時期が不明で、電話番号が

携帯番号しか記載していない業者は会社名をコロコロ変えて違法で営業している可能性が

あるので、注意しましょう。

③運送約款の提示はあるか

しっかりした業者であれば、見積り時に「運送約款」を提示することになっています。見積書

の裏面に印字されていることが多いです。これは、引っ越し業務が想定される荷主(依頼主)

と業者間とのトラブルを未然に防ぐためのもので、万が一荷物の破損などがあった場合でも

補償面で安心できます。

約款を最後まで見せてくれない業者は怪しいので十分に気を付けましょう。

④サービス・見積内容は明瞭か

見積書は無料だが出張料が発生、トラックを確保するのに予約金がいるなど、契約時に内金を

要求してくる業者は要注意です。また、オプションで車の陸送を依頼した場合、下請け業者

からの外注の場合が多く、これらが引っ越し費用の総額に含まれず別途支払うなどがあります

ので、オプションで何かを依頼した場合は金額が記載しているか別途なのか、うっかり忘れ

ないよう明確にしておきましょう。

また、荷造りでの注意点で、段ボールやハンガーボックスなど最大何枚までが無料で、

それ以上が有料なのか、細々とした物までしっかり明確にしておかないと、あれもこれもと

有料となり別途請求とならないようにしましょう。

⑤作業員の顔ぶれはどうか

荷物量に比べて、明らかに作業員を少なくして計上して安くしている業者は要注意です。

作業時間がかかるばかりでなく、作業員の疲労が蓄積し、荷物の破損や運転中の事故など、

思わぬトラブルに見舞われるとも限りません。

また、元気に挨拶ができてテキパキ作業してくれると安心ですが、元気がなくただ黙々と

作業をこなしている作業員ばかりですと、{荷物大丈夫かしら}とよからぬ心配に及んで

しまいます。

作業員同士が初対面のようなよそよそしさがあるところはバイトの可能性があるので、

現場責任者が一括で指示を出さなければ動けない感じになります。その現場責任者(正社員)

がこの道何十年のベテランなのかどうか、またその人柄によって作業員の雰囲気が感じ取られ

たりします。

現場責任者を信頼している作業員たちの様子が見受けられれば、ハズレはなさそうですね。

実際にあった引っ越しトラブル

これまで注意点を書かせていただきましたが、ここからは実際に私家族があったお引っ越し

トラブルをご紹介したいと思います。

ケース①長距離運送でのお皿の破損や書籍の盗難とお詫び

一回目の引っ越しでのエピソード。大型トラック1台分。愛知から神奈川までの約5,6

時間の長距離での大がかりな引っ越し。割れ物はしっかり梱包資材を利用しての積み込み

でありましたが、引越後一つ一つ確認してみると、大切なお気に入りのお皿が1,2枚

破損していました。こちらに関しては、移動時というよりもひょっとしたら私の梱包の

甘さも原因かと思い、業者には報告しませんでした。

 

しかし、問題なのは書籍が入った段ボール1つ諸々が見当たらなくなってしまったこと。

こちらの段ボールの中身は、主人の会社関係の資料や書籍が入っていました。

当時我が家では、引っ越し時にいただいた段ボールの中身とそのリスト表を独自で作成

していました。引っ越し後の荷ほどきの際に、リストを見ながら段ボールを一つずつ片付け

ていく作業で、あれ?1つ段ボールがないと気が付いたのです。これには当方も黙って

いられませんでしたので、早速引っ越しを依頼した大手業者に一報の連絡をしました。

その後何回かの電話のやり取りで、結局この大事な書籍が入った段ボールは見つかりません

でした。

 

そして後日、愛知から神奈川の新居まで、責任者2名がお詫びの品と補償額に見合った

交渉をしにご挨拶に参りました。主人は会社関係の資料がなくなり困っていました。

当然のことです。補償と言われても、戻ってきて欲しいのはお金には代えられない物で、

こんな事があっては言語道断ですね。

ケース②新居なのに作業員がトイレを使用

二回目の引っ越しでのエピソード。新居先は、新築マンションと予め伝えていたはずなのに、

元気よく機敏に荷物を運んでくれたのは良いのですが、現場責任者に「トイレお借りしても

よろしいですか?」と聞かれたので、我が新築マンションは世帯数が少ないので、エント

ランスにトイレの設置はなく、てっきり管理人室にあるトイレを借りるのかと思った私は、

うかつにも「はい」と返事をしたら、こともあろうか新築でまだ住居人である私や家族も

使用していない我が家のトイレに入っていったので、唖然となり大手引っ越し会社がやる

ことなのか??とあまりの配慮のなさに驚きました。

 

重複しますが、ケース①・②ともに大手引っ越し業者で起こった事例です。

冒頭にも書きましたが、「大手だから安心」とは限らず、しっかりご自身に見合った

引っ越し業者を探すのがベストだということを念頭に、素敵な新生活を迎えて下さい。

トラブルに遭わない引っ越しのまとめ

  

①事前に複数の業者から見積もりを取ろう

②サービスや約款は明瞭なのか、不安ゼロになるまで確認をしよう

③盗難トラブルがないよう、引っ越し時のダンボールを把握するリストを作っておこう

わこ

神奈川県在住 40代主婦。
思春期の息子がいます。
自分の時間が増え、充実した日々を
過ごしております。

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