履歴書に書いてもビミョーかもだけど、
実は役に立つと思うもの「漢検2級」を今日はご紹介したいと思います。
こう見えて(?)、漢検2級合格者。しかも一発合格のyumiです。
受検を考えている人、これから受けてみようかなーって人の役に立てたらと思って、
ちょっと漢検についてまとめてみました!!
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目次
*そもそも漢検って??
“「漢検(日本漢字能力検定)」は、漢字能力を測定する技能検定です。
漢字を「読む」「書く」という知識量のみならず、漢字の意味を理解し、文章の中で適切に使える能力も測ります。
漢字は年齢に関係なく学べる身近な学習対象であるため、
3歳から102歳という幅広い年齢層の方が「漢検」に挑戦しています。”
とのこと(漢検協会HPより抜粋)
つまり、単純に漢字の読み書きができるだけじゃなくて、
正しい日本語の文章を組み立てるための、知識と能力があるかを測るものなんです。
*漢検2級のレベルは??
高校卒業・大学・一般程度と言われていて、対象漢字は2136字です。
常用漢字がすべて読み書き活用できるレベルです。
ちなみに常用漢字とは、
“「法令、公用文書、新聞、雑誌、放送など、一般の社会生活において、現代の国語を書き表す場合の漢字使用の目安」[1]として内閣告示「常用漢字表」で示された現代日本における日本語の漢字 ”
のこと(wikipediaより)
ここが、いくつもある級の中で、私が漢検2級をオススメする理由です。
漢検2級の出題範囲の常用漢字が全部分かれば、
日常生活で使われている漢字は、全部わかるよーというレベルになれるんです。
だから、2級を勉強すれば、ふつーに社会生活をするのにあたって、
役立つ漢字の知識が詰まっているので、とっても効率的☆
ちなみに、準1級はマニアック。1級はめちゃくちゃマニアックです。
準1級&1級は、2級合格して、
漢字って面白い!!と思ったら受ければいい、ほぼ趣味の領域です(笑)
例えば、準1級では、バラとかセッケン(お風呂で使うやつ)を漢字で書けとか、そんな問題。
1級は、そもそも、漢字自体が見たことないものが、多数…。
過去問は、ネット上にも公開されているので、
興味がある人は、のぞいてみてくださいね。
*漢検2級の合格率 (合格者/受検者)
だいたい平均すると20%ほど。
200点満点中、80%程度の正答で、合格です。
合格率20%っていうと、難しい感じがしますが、
基本的には知識問題なのでちゃんと勉強して、
出題範囲の漢字が書ければ、余裕で受かりますよー。
なめてかかると痛い目に遭いますが…。
*試験の受け方
・個人受検
年3回 会場で受検する方式。
毎年、2月・6月・10月に行われています。
試験のだいたい3ヶ月前~1ヶ月前が、申し込み期間です。
紙の問題用紙と答案用紙が配られて、
会場で一斉に受ける、よくある試験スタイルです。
緊張感を持って試験を受けられるのがいいのですが、
年3回しかないので、社会人になってしまうと、都合をつけるのが難しいかも。
・漢検CBT(Computer Based Testing)
会場に備え付けのコンピューターで回答する方式です。
読み問題や選択問題はキーボード入力で解答して、
漢字の記述問題は液晶サインタブレットに専用のペンで解答するそうです。
私はCBTでは受検したことがないのですが
日時が年3回に限られている個人受検に対して、
自分の都合の良い日程で受検できて、
最短受検日の4日前まで申し込みができるそうなので、
自分が受けたいと思った時にすぐ受けられるので便利だなーと思いました。
ちなみに、CBTに対応しているのは、7級~2級までの試験です。
受けられる会場は全国47都道府県にあります。
*勉強法
出る問題は、大きく分けると、以下の4つです。
・読み
・書き
・四字熟語
・部首
で、2級の場合、テキストを1冊買って、
一通り解けるようになればOK。
最近は、アプリとかゲームでも勉強ができるものが、色々出ているみたいですが、
1冊はテキストを買うと勉強が捗ると思います。
・勉強時間
私は、試験の1ヶ月ほど前からテキストに手をつけ始め、
直前2週間は、1日2時間くらいずつ勉強をしました。
トータルで40時間くらいかな?
出る範囲は限られているので、
準備期間はそんなに長く必要ないです。
出題範囲が2136文字というと、ものすごく膨大な気がしますが、
実際には、普段から使っている漢字・熟語も含まれているので、
新たに覚えなきゃいけないことは、そこまで多くないです。
できなかった問題に絞って覚えれば、2週間あれば、十分だと思います。
・勉強方法
とっても、ベーシックな勉強方法ですが
1一通りテキストを解いてみてる。
2問題の傾向をつかんで、自分が分からないものを洗い出す。
3解けなかった、問題を徹底してやる。
この流れで、私は一発合格でした。
そこで、重要だなぁと思ったのは、とにかく書くこと。
漢検はマークシート問題もあるけど、ほとんどが筆記問題です。
なので、書けないとお話しにならないので、
解けなかった問題は、ひたすら書いて覚えるようにしました。
特に、問題集の中では「読み」の問題で出題されていても、
逆に「書き」で出題されることもあるので、そこは要チェックです。
*漢検2級の効果
時短
文章を読む時、読めない漢字がある…
文章を書く時、漢字がわからない…
ってなると、調べたりしなきゃいけなくなりますよね??
特に論文とか、仕事で文章を書く時は、間違えられない…。
でも、それって、結構タイムロス。
なので、知識を身につけておけば、
その分の時間を短縮できちゃいますよ。
なんだかんだ、社会生活していく中で、
文章を読んだり、書いたりする機会は多いので、
そういう意味でも、大学に入る前か会社に入る前に、
身につけておくと、実用的かもです。
試験対策
大学入試 就職 転職…人生の節目には、試験がつきもの。
で、漢字の読み書きとか四字熟語って、
結構、一般常識問題で出るんですよね。
試験前に慌てて復習したって人、結構いますよね??
でも、漢検2級受けとけば、一般常識の範囲は網羅できるので、
そこは自信持って試験を受けることができます。
ちょっと自慢できる
漢検2級持ってる人って、あまりいないので、
持ってると意外と「すごいじゃん」と言ってもらえることが。
別にすごくはないし、それだけなんですが、
話のネタとしても、持ってて損はないです。
*まとめ
実は、私は、漢検2級は大学浪人時代に、現実逃避で受けました笑
当時、全然、受験勉強に手がつけられなくて、
なんかどうしていいか分からず、思いつきで受けてみることに。
そんな深い意味もなく、なんとなく受けた感じだけど、
でも、今となっては地味に役になってるんですよねー。
勉強とスポーツって似てるなぁと思うのが、
スポーツは、やらないでいると、筋肉が落ちるけど、
また始めれば、感覚を取り戻すように、
勉強も一回、集中して身につけておくと、
のちのち役に立つことって結構あるってこと。
ぜひ、「日本語筋肉」鍛えてみてください☆
ちなみに私は、小さい頃からスポーツは苦手で、
避けてきたので、残念ながら、今でも運動音痴です。。
人生やり直せるなら、何かスポーツが人並みにできるようになりたい…。

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