人間って、多くの方々は何か一つ「自分の好きなものに没頭出来る(していた)」部分のある方が多いと思います。
かく言う私も、ちょっとオタク入ってる40代男性。
どちらかと言いますと世間的に言うマニアックな一面が多い人種。
その一面とはロボットアニメや特撮番組に関するもので、とても初対面の方に熱く語れるようなジャンルではないのです。
「婚活」という言葉が現れて久しく、週末では必ずどこかで婚活パーティーが行われている昨今。
最近では婚活パーティーの内容も多岐に渡り、特定の趣味に特化したイベントどころか、アニメやゲーム等のサブカルチャー趣向に特化したイベントもあるけれど、大抵は会話を中心としたスタンダードなイベントが多いです。
今回は、その会話中心の婚活イベント等で、自分自身の好きな、そして得意なジャンルの話ばかり話して失敗しないように、私の経験も交えながら紹介していきます。
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目次
1.いろんなジャンルにも「オタク」はいるものです。
①現代の「オタク」の定義は昔とはちょっと違います。
そもそもオタクとは、自分の好きな事柄や興味がある分野や、得意である分野に極端に傾倒する人を指す呼称のことで、アニメ、漫画、玩具、映画、コスプレ、ゲーム、アイドル等の様な特定の趣味の対象および分野の愛好者、ファンを指す語として使われているようだけど、ここ最近は上記のような分野にだけ当てはまるわけではないと思うんですよ。
仕事であれ、スポーツであれ、音楽であれ、美容であれ、どんなジャンルでも上記のような意味が当てはまれば立派なオタクだと思いませんか?
だって、今では自分の事を語る際に「ドラマオタク」「サッカーオタク」「カフェオタク」なんて自称する人、皆さんの周りにも結構いるんじゃないかな?
②「オタク」は「職人」と表裏一体である。という、あくまで個人的な意見。
日本には「職人」と呼ばれる方々が多くいらっしゃいます。
世にいう職人と呼ばれている方々も、自分の得意な事に極端に傾倒し「技と知識」を経験と年月をかけて磨き上げてきた方々です。
コレはある意味職人さんには失礼かもしれませんが、ある一つの事に特化した「技と知識」を持ち、それについて日々研鑽を重ねていくという共通点があるオタクと職人は、まさに表裏一体な存在であり、どちらも誇るべきものだと思うのですよ。
だから、そのジャンルのオタクを自称(他称も含む。)するみなさん!その自分が持っている偏った技と知識は、恥じなくていい!自慢していい!!そして誇っていいんです!!!
2.婚活パーティー等会話での、自分の中の「オタク」の引き出し方。
しかし、婚活パーティーのような、初対面でなおかつ会話の時間も限られる状況では自分をアピールする際には色々と配慮が必要。
自分の事ばっかり話すわけにもいかないです。
特に婚活パーティーでよくあるローテーショントークは1回あたりの所用時間は3分~5分。
メラビアンの法則ってヤツがあって、出会って3~4秒で人の印象は決まるというけれど、これでは正直話す時間、短くないですか?
この時間設定で立ち回れなんて、「ウルトラマンかよ」と言いたくなる。
そんな限られた条件の中で、どのような事に注意していけばいいか紹介していきます。
①喋りが下手な方こそプロフィールカードの内容は充実させよう。
ローテーショントークではお話しする相手と大抵プロフィールカードを交換して、お互いの情報を確認しながら会話を進めていく事が多いのですが・・・
たまにいるんですよ・・・。
名前、居住地、年齢、血液型ぐらいしか書かない人が。
こんなプロフィールカード渡されても「何から話そう・・・女性に対して「○○歳なんですね?」って話し出すのもなー・・・「今日、いい天気っスね。」くらいから…って営業トークか!」って感じになる。
自分が困る事は、相手も同様に困る事です。
そして、あまりプロフィールを書かない人は、あまり喋らない人が多いです。
場合によっては「コイツ、ヤル気あんのか?」って思われますぞ。
なので、第一印象にも関わるので、プロフィールカードは必ず充実させましょう。
特に趣味の欄は多ければ多い程いいので、ジャンジャン書こう。
例え思いついたものがそれを1回しかやってなくても書き加えよう。
そうしないと、自分自身が「こんな人です。」とアピールすることも出来ないし、相手の方から質問してくれるチャンスをみすみす逃すことに。
②もしも相手がこちらの大好きなジャンルに質問してきたら
人間って自分の好きな物、自分がイイと思ったものはついつい余計に伝えたり、教えたりしたくなるものですよね?
そのジャンルが自分がオタクと言える程に、ドップリと浸かっているモノならなおさらの事。
もし自分が大好きなジャンルに対し質問があったら、色々伝えたいこともあるでしょう。
好きな物をアピールするにはココしかないと思うでしょう。
でも、意外と相手の気持ちは掴めませんよ。
しかしココはひたすら耐えて、自重することに専念しよう。
例え、そのジャンルがスポーツや音楽の比較的ポピュラーな話題でも、共通の話題じゃない事を色々と一方的に話をされるのは、相手にとっては結構キツイ。
それに自分だけしか知らない知識の講釈を垂れるほど、3~5分と言う時間は長くはない。
ウルトラマンならすぐカラータイマーが鳴って大ピンチの時間に。
極端な話、特にこんな感じの…
女性「ガンダム好きなんですか?ガンダムってロボットアニメの・・・」
男性「ロボットじゃなくてモビルスーツね。そもそもなんでモビルスーツが人型なのかは・・・」なんて愚の骨頂。
あ、上のヤツ、私じゃないですからね、念のため。
「…なんかわかんなかったけど○○の事、語ってましたよね…」って感じで覚えられる事だけは避けたい!!
まあ。色々語りたい事もあるでしょうが、まずは自重し話題を広げる努力を。
③プロフィールで共通の物があれば積極的に活用しよう。
プロフィールを見て、共通のカテゴリーがあったらそれを活用して会話をしてみよう。
どんなに会話が苦手なでも、自分の得意な物ならある程度うまく話せるはず。
そして自分の中にあるそのジャンルのオタクな部分はこういった時こそ発揮出来るし、2回目のローテーショントークの時に「○○の事話しましたよね?」って覚えてもらえるという利点も。
こうなれば、その後にフリートークが設定されている場合は、その方とローテーショントークの話の続きも出来るし、共通の話題で盛り上がる事で好印象に繋がるかも。
3.まとめ
人には必ず程度の違いはあるけれど、こだわりがある「オタク」的な一面があると思う。
それについて質問されたり、ちょっとでも「興味があるかも?」みたいな反応をされたら、ちょっといいとこ見せようと、ついつい張り切っちゃうもの。
それの相手が異性ならなおさらです。
しかし「私はこんな趣味があるんです!」って婚活パーティーで最初からアピールするのもイイけれど、限られた時間の中で自分自身をアピールすることが必須な婚活パーティーでは、ひとつの事に特化して話すよりは、広く浅く話題を展開する事を心掛け、相手の発言を引き出すことが大事だと思います。
しかし、コレがうまく出来てない方って結構多いんです。
実は私もこの間やらかしていて、先日婚活イベントに出席したんですが、その際に私が時々やっている「シーカヤック」について「シーカヤックってどんな乗り物なんですか?」と質問を受けて、ついつい船体の形から詳しく語ってしまい、説明の中で「シーカヤックに乗る前に」トーク時間終了・・・。
こうなるともうトホホです・・・。
自分自身がこだわっているジャンルによっては好意的に受け止められたり、そうでなかったりするけれど、ある程度お互いの距離が近づいたら、理解されたり、いい意味(時には悪い意味で)諦められたりするものです。
自分の中の「オタク」な一面は「お知り合い」になってから、時には小出しにしつつ、時には大々的にアピールしていきましょう。
カミングアウトしてダメなら、それまでの縁だったということです。
でも、いい関係であれば、相手は素直に受け入れてくれますよ、きっと。
それでは、みなさんに良いご縁がありますように。

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