寒い部屋にいると痩せるって本当?その根拠とダイエットのポイント

「寒い部屋にいると痩せられる」なんてお話をきいたことがありますか？
調べてみたりすると、ちらほら見かけるこの意見ですが、実際のところはどうなのでしょうか。
食事制限のダイエットなどを試していた私がこの疑問にお答えするため、その根拠などを調べ上げまとめてみました！
同時に、どういった環境がダイエットに相応しいのか根拠を踏まえたうえでご紹介します♪
ダイエットの情報が多くてどれが本当かわからない……なんて人はぜひぜひ見ていってください！

寒い部屋にいると痩せる？その根拠とは

寒い部屋や環境の中にいると痩せるなんて話を聞いたことがある人、多いんじゃないでしょうか。
それを信じてわざわざ冬に薄着で我慢しながら歩いている友人を見かけたこともあります。
どうしてそういった話が流れているのでしょうか？
その答えは一つの仮説を根拠にしていることにありました。

人間の身体は寒いところにいると体温を上げるため、活発にエネルギーを消費します。
そのエネルギーの消費が、痩せるという結果につながる……ということらしいです。
ですが実際その消費量を数値化すると、寒い部屋で過ごした時間分運動するのとほとんど変わりはありません。
それを考えると、むしろ同じ時間運動した方がはるかに健康的ですよね。

でも寒いのを我慢した方が楽？寒い部屋にずっといるデメリット

運動が苦手だから寒い部屋で我慢する方がまし！という方もいるかもしれません。
では、そんな方の為に少し耳寄りな情報をお教えしますね。
まずここで、南極にいるような動物たちを思い浮かべてください。
ペンギン、アザラシ、シロクマ……想像できました？なるべくリアルにお願いしますね。

どの動物もまるっこいフォルムだったり、厚い毛皮だったりが可愛らしいですよね。
では、その動物たちはどうしてそんな姿なんでしょうか？
……お判りでしょうか。そう、「寒いから」です。
あの丸くて可愛いフォルムも、厚ぼったく見える毛皮の下も、全てたくさんの脂肪で出来ています。
体温を上げるために必要なエネルギーを蓄えているわけですね。

そんな身体の変化は人間にも起こります。
つまり、寒い部屋に長時間いると、身体が寒さから自分を守ろうとして…脂肪をつけてしまうわけなんです！
寒い部屋にいればいるほど体に脂肪が蓄えられていくとすれば、例えエネルギーを消費できたとしてもダイエットとしては逆効果ですよね。

それなら暑いほうがダイエットには効果的？

では逆に、暑い方がダイエットに効果的なのかと聞かれると……答えはイエスです。
見た目として『痩せる』だけなら暑い時の方が結果がわかりやすくなります。
その理由は、『むくみ』にあります。
太って見えてしまう原因は主に『脂肪』と『むくみ』ですが、脂肪は減らしにくく、むくみは減らしやすいんです。
暑い夏はよく汗をかくせいで体の中に余分な水分が溜まらず、むくみにくい季節。
運動すればするほどにむくみが解消され、結果痩せやすい……ということに繋がるわけですね。

寒い、暑い。結局ダイエットにはどっちの方がいいの？

さて、ここまでご紹介しましたけれど、皆さんはきっと気になっていることかと思います。
「寒いのと暑いの、結局どっちのほうがダイエットに効果的なの？」
先に結論から言ってしまえば、『どちらも効果的である』ということになります。

寒ければ人間の身体はエネルギーを活発に消費する……つまり、寒い中で運動したときのほうがエネルギー＝脂肪の消費量が上がるんです。
逆に暑ければ人間の身体からは水分が出ていき、太りの原因であるむくみが解消されていきます。
脂肪の為に太ってしまっている人にとっては寒い環境での運動が、むくみの為に太ってしまっている人にとっては暑い環境での運動が効率的なダイエットに繋がるということなんですね♪

根本的な食べ過ぎや運動不足で太ってしまっている人は少し寒い早朝のランニングがおすすめです。
酒や飲み物の飲みすぎで太ってしまっている人はスポーツジムなど、室内での運動がおすすめです。
食事制限ではなく運動でのダイエットを目指している人にはぜひぜひ参考にしてほしい情報ですよ♪

寒い部屋にいれば痩せるという情報についてのまとめ

1.寒い部屋にいれば痩せるという情報の根拠
2.寒い部屋にい続けることのデメリット
3.暑い環境でのダイエットについて
4.寒い環境、暑い環境でのダイエットのポイント

寒い場所でじっとしているだけではむしろダイエットには逆効果だということがわかりましたね。
逆に運動するうえでは寒い環境を積極的に利用していくのが吉！
今回の情報がダイエットを頑張る皆さんにとってうれしいものだったなら幸いです♪