冬到来!気温が下がり、急激に寒くなってくると心配されるのは、やはり「インフルエンザ」でしょうか。
毎年、対策として予防接種を受けている方もいると思います。
私は、子供を持つまではインフルエンザに感染した事がなく、社会人になってからも予防接種すら
したことがありませんでした。周りでインフルエンザに感染している人はいても、それはごく稀なケース
と勝手な解釈をしていました。
しかし、子供を持ってからは重症化を恐れ、親子で進んで予防接種を行うようにしてきました。
最初の数年は良かったのですが、年数を追う毎に、私も息子も接種後の幹部の腫れや痒みが気になり、
そして息子が10歳になった頃には…寝込んでしまうほどの重い副作用が現れたのです。
最初は全く症状が出なかった副作用。それが10年後には…怖いですよね。
決して他人事ではなく、こんな事例があるんだと知っていただきたく、副作用の話と予防の
大まかな事柄をご紹介します!
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目次
インフルエンザ接種についてとその後の副作用の事例
インフルエンザワクチンは主に製薬会社が製造しています。
A型(新型、香港型)、B型の3株混合インフルエンザHAワクチンとして各病院内で
流行時期に備えて保管しています。
予防接種回数は基本1回きりですが、13歳未満のお子さんは接種を2回勧めています。
何故2回接種なのかは、子供は1回接種だと免疫効果が出にくいと考えられており、
2回の接種によってその効果が増強されると言われています。
お子さんが小さい頃は2回接種を行うためのスケジュール調整が大変です。1回目接種と
2回目の間隔は3週間くらい空けた方が望ましいです。
接種前は体調が良い事が大前提で、問診票の副作用についてもしっかり読んだ上で、
行いましょう。
インフルエンザの副作用①卵アレルギーの人は注意
インフルエンザワクチンの中には、鶏卵の成分が含まれています。
とは言っても、ワクチンは高度な精製でできているため、卵の成分はほんの微量です。
重度な卵アレルギーの方を除いては、接種可能と言われています。
皮膚テスト(皮内テスト)を行われている病院もありますので、心配な親御さんは
医師に相談すると良いでしょう。
また、気管支喘息などのアレルギーをお持ちの方も副作用として現れやすいので、
問診票の注意書き覧には記入漏れなく書きましょう。
そして、我が家は私も息子もかつては喘息持ちでしたので、気管支喘息の対象となり、
副作用の注意が必要だったようです。卵アレルギーについても親子で少しあるのですが、
除去するほどではないので、日常的に摂っています。
一般的にもインフルエンザワクチンを接種後の副作用が出る確率は、10~20%だと
言われています。これは10人が接種した場合、1~2人は症状が出るという確率です。
確かに、ワクチンは異物なので、それが卵成分も入っているとなれば、異物を混入して
反応が出る人がいても何ら不思議ではありませんね。
次は、親子で実際おきた副作用についてご紹介します。
インフルエンザの副作用②副作用がないからといっても油断禁物
最初の予防接種から数年は、親子でインフルエンザの副作用はありませんでした。
しかし、3回目ぐらいから徐々に患部が少し腫れたり、熱をもったり、痒くなったり
しました。腫れについては、最初はほんの虫刺されのような程度でしたが、年々その
腫れの範囲が広がり、しまいにはブヨに刺されたような赤く患部に熱を持つような症状に
なりました。また、腕の倦怠感が半端なく重たい感じがして、色んな事に取り組む意欲も
なくなりました。
息子の症状は私よりもさらに悪化し、最後に接種した年は高熱も出てしまい、2回の接種で
計6日間も寝込んでしまいました。どちらも三連休の前日に接種したので、学校を休ます
事はなかったのが幸いでした。他に頭痛がしたり、人によっては吐き気があったりと、
副作用を甘く見ては、いけないなと痛感しました。
翌年からの予防接種はどうしたのか?それは、医師とも相談した上、見送ることにしました。
インフルエンザに感染しても辛い症状のピークはせいぜい3日間。予防接種の副作用は、
13歳以下2回接種で、計6日間も寝込んだことを考えると、副作用の高熱もインフルエンザ
並みの苦しさがあったようなので、できれば二度と味合わせたくありません。
予防接種の副作用が年々重くなっているような方は、無理をせずに見送る方向も有りかと
思います。医師からも、無理はしないで、ご家庭の判断で任せますとの事でしたので、
よく考えて一番良いと思う方法でインフルエンザウイルスを予防しましょう。
インフルエンザ予防策!やらないよりは試すべし
年々猛威をふるうインフルエンザ。流行りものは好きな私でも、インフルエンザの流行の波には
乗りたくありません。皆さんもこの時期予防対策をされているでしょう。
除菌ソープで手洗い、そしてうがい薬でのうがい。人ごみにはなるべく出向かない。
基本の予防策の他に、我が家ではこんな予防をしています。
①外出先から帰宅したら、すぐ室内着に着替える
皆さんは外出先から帰宅したら、室内着に着替えますか?それとも着替えずそのまま過ごしますか?
私はすぐに室内着に着替えます。その訳は、外出先では目に見えない埃や空気中に漂っているウイルス
などが洋服に付着します。それを室内に持ち込めば、家の中でも埃やウイルスが蔓延するからです。
あとは、家の中では体を締め付けない服装でリラックスしたいのも着替えたい理由の一つです。
それから、室内の温度を20度、湿度を50%~に保つことで、インフルエンザがウイルスが3%まで
落ち込むといいますから、ぜひ実践してみましょう。
②疲労を溜めず、普段の食事を見直す
年末に向けて仕事が多忙を極め、食事が不摂生になると、免疫力も低下しがちに。
そんな弱っている体にウイルスは入り込みます。しっかり栄養を摂って、ウイルスが
入ってくる隙をなくしましょう!
・肉や魚、豆には良質なたんぱく質があります。免疫細胞を強化する働きがあります。
・納豆やみそ、ヨーグルト、甘酒などの発酵食品は免疫細胞を活性化させ抗菌効果も
あります。進んで摂りいれましょう。
・玉ねぎやニンニク、しょうがなどの香りがたつ球根類は、免疫力を高めてくれます。
また、これらの辛み成分がウイルスやバクテリアから体を守ると言われています。
しょうが+はちみつ、しょうが+紅茶の組み合わせも体を温めるので冬に最適です。
・間食にはチョコレートと紅茶がおすすめ?!チョコレートに含まれているポリフェノール
には、ウイルス抑制効果があることが判明。ココアにも同様の効果があるようです。
紅茶にはタンニン(カテキン類)が含まれていますので、殺菌作用があり、ウイルスの
増殖を抑えてくれる働きがあります。よって、これらを一緒に摂るとさらに効用が
ありそうです。家事や職場での休憩に美味しく摂りいれたいですね。
③乳酸菌配合のサプリメントやドリンクを体に摂りいれる
最近、乳酸菌配合のサプリメントやドリンクが、インフルエンザウイルスの予防に効果的
なのが実証されました。ヨーグルトも乳酸菌豊富なので、進んで摂りいれましょう。
毎日摂ることによってパワーが増殖し、1/10インフルエンザ感染者が減ったという
嬉しい報告も上がっています。
ぜひ、皆さんもこれらの予防法でインフルエンザに感染しない強い体を作りましょう!
④感染したら、急病でなければすぐには病院へ行かない
しっかり予防をしても、感染力が強くて感染してしまった疑いがあったら…、
発熱後すぐに病院へ行っても陽性反応が出ないので、外出は控えましょう。
病院へ行くタイミングは発熱後12時間後と言われています。ただし、あまりに
高熱だったり、呼吸がおかしい、意識が朦朧としてきた時は関係なく病院へ
向かいましょう。
また、インフルエンザと風邪の大きな違いは、「関節の痛みがあるかないか」です。
関節の痛みはインフルエンザに感染した人しか分からない痛みで、熱よりも辛かったり
します。通院後はお薬を服用し、安静にします。ウイルスが潜伏している為、医師の
指示通りの日数は症状が軽くなっても外出は控えて、安静にすることが大事です。
インフルエンザの副作用と予防のまとめ
①インフルエンザの副作用。甘く見ず、経過によっては控えるのも選択肢に
②インフルエンザの予防策で、ウイルスに打ち勝つ体づくりを!
③感染しても急病でない限り、病院へ駈け込まない。処置後は適切な治療を

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