こんにちは。韓国出身のジウンです。
今年で来日3年目を迎える私がなぜ日本に来ることを決めたのかを話したいと思います。
はい。
一昨年解散したシンガーソングライターデュエットのWaT(ウエンツ瑛士と小池徹平)を追いかけてです。
その笑顔と涙まみれの事情を語ります!
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目次
1. ド韓国人の私は何のために、どうやって日本に来たのか
WaTが好きで日本語の勉強をしているとき、
日本のワーキングホリデーを申し込んだのは
ただ自力で書いた日本語の書類が通じるかなーと試してみたかっただけなのです。
本気で行く気はなく、行ったらどうかと想定して書いたのです。
ワーホリ資格を取るためには日本大使館に申込みを出して、審査を通して獲得が出来ます。
審査に一番重要なことはなぜ日本に行きたいのかとどう過ごしたいのかを語る理由書と計画書で、全部日本語で書かないといけません。
下記は、私が実際日本大使館に提出した理由書の一部です。
今見るとめちゃくちゃな文章なので恥ずかしいですが、気持ちはしっかり伝わったと思って修正せず記載します。
日本の歌手にほれ込む。
私が中学生の時代、友達の中から日本の歌手が人気でした。
流行にあまり関心がありませんでしたが、偶然雑誌で見たある歌手に目を奪われてしまって、その小さなきっかけは私の人生に大きな影響を及ぼしました。
`WaT`というシンガーソングライターで、彼たちの飾り気のなくて素直な歌が大好きになりました。
他人の翻訳に頼まなくて自分で歌を分かりたかったから日本語を学び出しました。私の人生の中のいろんな状況で彼たちの歌は辛い時には激励になり、悲しい時には慰みになり、ほかにも勇気と応援と幸せをくれました。
日本の歌手のために日本語に勉強が始め、好きになった日本での生活と文化をあこがれてワーキングホリデーを申し込むことになりました。
もちろん計画書には
「WaTのイベントに全部行きたいです。活動をリアルタイムで見たいです。」
と書きました。
審査に落ちる場合も少なくないので、立派に見えるように無理矢理なことを書いたり業者に任せたりもするようですが
私はアドバイスをほぼ逆らって勝手に書きました。
自分のことをありのまま書いて、それが通じなかったら仕方ないことだと。
結果は見事に一発合格でした!
2. 気づいたら成田空港だった。背中を押してくれたのはやはりWaT
<大阪のUSJにて。小池徹平の手がデカい!>
上に書いた通り、資格は取ったもののいくつもりはなかったです。
勤めていた会社で認められて昇格したばかりで、当時付き合っていた彼氏との結婚の話もちょこちょこ出ていてキャリアも生活もかなり安定している時期だったのです。
しかし、資格満了直前にいきなり行く決心が立ちました。
背中を押してくれたのはやはりWaTの歌でした。
いつも聞いている歌だったのに、どうしてそのとき心が動いたかは分かりません。
自分だけしか歩けない道を迷いながら信じて歩いてる
(Ready Go!より)
の言葉でした。
海外で暮らすのは今時特に珍しいことでもないですが、大の臆病で変化が好きじゃない私には相当の冒険でした。
みんな引き止めましたが「行きたい」ではなく、もうこっそりと準備を終えて「行ってきます」と告げてふらっと家を出ました。
不安を抱えて一人で成田空港に着いた日のことは今にもはっきり覚えています。
ひたすらWaTを追いかけて日本に来たわけではないですが、彼らがいなかったら日本語の勉強はしなかったし、もちろん日本に来ることは想像もしなかったはずです。
貴重な経験とかけがえのない大切な人たちとの出会い。
日本に呼んでくれて本当にありがとう!とWaTに言いたいです。
3. WaTとの思い出―夢見た初ライブで解散宣言
<最初で最後のライブで手に入れたWaT自筆のメッセージカード>
10年以上好きで、語れないほど沢山の話がありますがやはり初めて実物を見たときのことは忘れられないでしょう。
WaTは何年も活動を休んでいましたが、私が日本に来て数ヶ月後8年ぶりのライブが開かれました。
やっぱり私は運がいい!これは運命かも!と自分の都合のいいことを言いながらすごく喜びました。
私は常に周りの人たちに「WaTが好きで日本来ました!」と告げていて、ライブ決定からも騒いでいました。
ライブ当日、あまりにもウキウキしている様子で友達数人がスタイリングも手伝ってくれました。
実物は、変な感想ですが、イケメンとか歌が上手いとかよりもただ「存在している」ということしか頭に浮かばなかったです。
夢みたいな公演途中のトークタイムでいきなり解散発表を聞かされたのです。
そのとき私は聞き取りが上手くないから聞き間違ったに違いない、と自分に聞かせましたが、次の日から私に元気かどうか聞く人が多くてそれはそれで辛かったです。
初ライブで解散発表されたことは相当衝撃でしたが、相変わらず好きで応援しています!
WaTを追って韓国から日本に移住した人の事情についてのまとめ
1. WaTにハマり、韓国→日本に移住を夢見る
2. 本当に日本に来ちゃった!WaTに少し近づいたはずなのに。。?!
3. 夢見た初ライブで解散発表―今までありがとう。これからもよろしく!
今ウエンツ瑛士はバラエティーで、小池徹平はドラマや舞台で活躍しているのでちょこちょこ見ていますが私はやはりシンガーソングライターとしての彼らが好きだと思います。
小池徹平のソロ曲が大好きで、いつかソロライブもして欲しいなーでもチームだから無理でしょうーと漠然と昔から思っていました。
ところが今年の夏、小池徹平ソロライブに行ってきました。
まさか解散してソロライブをするとは、この形は想像してなかったですがとにかく夢は叶いました。
WaTが歌手活動をした時期は長くないので、古い曲を何年もずっと聞いていますが飽きることなく今にも新鮮に聴いています。
実は日本という国は私にとって好きも嫌いでもない、特に興味がある国ではなかったです。
WaTの影響で日本語勉強を始めた後、分かれば分かるほど好きになって勉強をずっと続けられましたし日本も好きになりました。
これからもずっと日本での暮らしを楽しみたいと思います!

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