早いもので師走。年の瀬が近づくにつれ、年末の大掃除も今から少しずつ始めていきたいですね。
キッチン周りや洗面所、下駄箱においては自分のペースで段取りよく進めていけますが、
問題なのは子供部屋の片付け。
成長と共に年々増え続けていくおもちゃ類。何とか減らしていけないかと悩みますが、
子供の許可なく勝手に処分したら…緊急家族会議または大ゲンカに発展しかねません。
そうならないために、子供と円滑に片付けと収納ができる秘訣をご紹介します!
スポンサーリンク
目次
子供を動かす片付け法①主導権は全てにおいて子供に託す
子供部屋の片付けをしてもらいたい時、お子さんに対してどのように伝えていますか?
「部屋が散らかってるよ、今すぐ片付けなさい!」
これは、私が以前子供に発した言葉でした。
あまりに乱雑な部屋を見て、つい怒りのまま感情をぶつけてしまったのです。
こういった感情むき出しの言葉は、かえって子供のやる気を失わせる原因の一つに
なるので、控えた方がよいと知りました。
では、どのようにしたらお子さんにやる気を持たせられるのか?
それは、お子さん自身に片付け全ての主導権を握らせることです。
子供部屋は、親が与えた部屋です。与えてもらった子供はその部屋の管理人となり、
部屋の清潔さ・快適さを意識し、ルールを守らなくてはなりません。
そこを自覚させ、それでも部屋が散らかっていた場合にはこのように言います。
「部屋の前を通りかかったら随分と散らかっていたようだけど…あなたはどう思う?」
すると、疑問を投げかけられた本人は、どうすべきかの返答に迫られるので、
何かしらの答えが返ってきます。
「えっと、土曜日は学校が休みだから、その日に一気に片付けるよ」
お子さんが、自分なりに考え出して答えてくれました。
後はそれを信じて待つのみ。話も簡潔で終了です。
そして、いざ当日になったら、親は片付けに導くような疑問を投げかけて、
お子さん自身が考えて行動に移すようになれば、ケンカすることもなくなります。
そして、しっかり行動に移せた時は、褒めてあげることも大事ですね!
子供を動かす片付け法②捨てる物と一時保管の物の箱を2つ用意する!
片付け当日、お子さんがやる気になっている様子をみて、まず行うことは部屋の整理整頓ですが、
その際に「捨ててよい物」と、捨てるか取っておくか迷っているものを「一時保管の物」として、
二つの箱を用意してあげます。これらをお子さんの考えで区分させてあげるのです。
もし、お子さんが捨てる物が何もないと言った場合は、本当に必要な物なのかを一緒に考え、
もう遊ばなくなったしまった物だと分かった場合は潔く処分する方向へ導いてあげるとよいでしょう。
これらの方法は、私自身の片付けや収納法でも実践しています。思い入れのある物、捨てるのに
勇気がいる物、なかなか決断できない物などは「一時保管の物」という箱を一つ用意しておくと、
気持ちが随分と楽になり、少し時間をおいて冷静な判断で決めることができます。
このように、お子さん自身にも決めさせてあげることによって責任が与えられ、
処分後も後悔なくいられます。
また、我が家のルールとして「一つ物を買ったら一つ処分をする」を心がけています。
買えば買っただけ、物は増えていくのに、部屋は一向に広くなりません。
限られたスペースでスッキリした部屋を保ちたいのであれば、物も一定量にしなくては
なりません。この方法で実践してからは、物が増えることがなく収納も楽になりました。
子供を動かす片付け法③三段ボックスを利用して収納してみよう!
整理整頓ができて、処分する物、一時保存する物の区分まで出来たら、後はより収納が
スッキリする片付け法を実践するのみです。
ご家庭で収納扉付きの家具があれば良いですが、何もない場合は、イラストのような
三段ボックスを利用して、収納ボックスを作りましょう!
三段ボックスは千円弱で売ってますし、物の量によってボックスを増やすことが可能です。
最近では、三段ボックスにすっぽり収まる、引き手付きの収納かごやボックスまでもが
売られていますので大変便利ですし、細々した物が見えないので部屋が随分とスッキリします。
我が家の子供部屋でも三段ボックスが大活躍しています。部屋の模様替えをしたい時も、
三段ボックスはコンパクトなので、自由自在に場所を変えられるのもメリットです。
また、お子さんがおもちゃで遊ぶときに、引き手かごからすっと取り出し、
遊んだ後もすっぽりとしまうだけで、片付けが簡単になります。
この方法で、家族全員が片付け上手になる日も近いですね!
処分方法によってはプラスになることも
子供部屋がすっかり綺麗になり、親子で清々しい気分になりました。
後は「処分する物」について考えます。処分する物によってはまだ使えるのでは?
と思うような物もあると思います。そんな時、我が家で実践している方法をご紹介します。
・フリーマーケットへ出店する
お住まいの地域でフリーマーケットが開催される日を調べて、出店してみましょう。
子供の物に限らず、レディース・メンズ服、本や食器など、出せば何でも売れます。
自分で値段を決められ、見に来てくれたお客さんと直接お値段の交渉や、
商品についてのアピールもでき、お店屋さん気分が味わえるところがメリットです。
デメリットは、会場までの車が必要なことと、事前に商品一つ一つに値札を付ける
準備が必要なことと、出店料は当日の出店前に払わないといけないところです。
フリーマーケットは野外店舗が主なので、高級品の販売は相応しくないようです。
お客さんも、生活用品をいかに安くゲットできるかが目的で、お得感を求めて見に
来ますので、出店側も値切られるのを前提でリーズナブルな価格設定をします。
私も出店は何度かしており、場所は毎回様々で、春・秋の気候が良い時期を
選んで行いました。狭いブースの所から車込みのブースまで。車内をショップ
のように工夫したり、ブースの制限なしの会場では日よけテントを張り、
ブルーシートを広げての大がかりな出店も試みました。それぞれに思い出があり、
楽しかったですし、行きと帰りでは荷物の量がぐんと減って、売れたんだなぁと
実感できたのが達成感にもつながりました。
・フリマアプリでさくっと売る
不用品は多いけれど、車がないのでフリーマーケットに出店できない!という
場合には、お互いの顔が見えない、安心なフリマアプリでさくっと売るのも手です。
アプリをダウンロードして登録すれば、即売り買いができる便利なアプリです。
私も実際に売る専門で利用しています。子供の服からおもちゃ、本など、高い
確率で売れるのが魅力的です。使わなくなった物に対して欲しい人が買って
くれるのは、処分するよりずっと嬉しいですし、有難いですね。
メリットはお互い顔が見えなく、発送方法によっても互いの住所を伏せて
送れるのが安心です。うまくお取引ができれば、達成感にもつながりますし、
不用品がどんどんなくなり、家の中がすっきり片付きます。
また、アプリ内に自分のショップがある感じで、お店屋さん気分でいられる
ところが楽しいです。
デメリットは、お取引開始から完了までのやり取りや、発送の手配などが、
少々面倒に感じるかもしれません。こまめにコメントができたり、
きめ細やかさが求められます。連絡を怠り、速やかな対応をしないと、
取引終了の際、お互いに評価し合うところで、悪い評価になってしまう
恐れも出てきます。悪い評価も良い評価もずっと付いてしまうので、
顔が見えないからとはいえ、誠意ある対応を心がけたいものです。
片付け・収納のまとめ
①子供のおもちゃを片付け・収納するには、子供に考えさせながら片付けるように動いていく。
②必要な物と処分する物を分けた状態で片付けると、スッキリ収納ができる!
③三段ボックス+かごを利用し、細々したおもちゃを一気に収納!
④処分したいおもちゃはフリマでもう一度再活用させよう!
以上、参考にしていただければ幸いです。

コメント
コメントはありません。