元気で丈夫な男の子を出産し、初節句を迎えるお父さん、お母さん。
日々健やかに成長するお子さんに、喜びや感動もひとしおかと思います。
そんな中で、初めてづくしで我が子にどんなお祝いをしてあげたらよいのか、悩みますね。
周りはどんなお祝いをしているのだろう?両親から初節句はどうするの?と聞かれて困った
…なんてことはありませんか?
そこで、男の子を子育て中の私が実際行った初節句のお祝い例や提案についてご紹介します!
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目次
我が家でできる最良なお祝いをしよう!
様々な家庭があり事情も色々なので、まずは我が家なりにできることを考えるのが一番です。
収納面が少ないマンション暮らしの私は、鯉のぼりも兜も五月人形すらありません。
鯉のぼりにおいては、マンションのベランダに設置できれば良いのですが、
歌の歌詞にある、「屋根より高い鯉のぼり~」は残念ながら実現できません。
そこで、節句の時期がGW中であるのを利用して帰省し、
その際に両親から鯉のぼりを新調して飾ってもらい、
こちらも孫を見せに帰るという親孝行ができて、
さらに美味しい料理を振舞ってもらえるので、
互いに一石二鳥でした。
新調するのも代々の物を使うのも家庭の事情でOK!
兜に至っても、我が子に買ってあげようか悩みましたが、結局新調せず、
主人の両親が大切に保管していた兜があまりにも立派で保存状態も大変良かったので、
代々飾っていこうと決めました。
保管場所は、何年かは自宅に置き、
やがて成長し手狭になる頃に主人の実家へ持って行き、
感謝の気持ちでお返ししました。
このように、生活事情によって工夫をし、
我が家流で最適なお祝いを我が子にしてあげることが大切です。
やがて成長と共に飾らなくなってしまっても、子供の頃、
端午の節句が楽しくて愛情いっぱいのお祝いをしてもらった思い出はいつまでも残りますから!
実際、大きく成長した息子は子供の日が近くなると、
「あの兜は立派だったね。また飾ってみてもいいよね」と呟いたりします。
男の子はいくつになっても兜や五月人形の強くたくましい姿に憧れを抱いたりするのかな?
と感じました。
そして、いつの日か息子が大人になるまでこの兜を大切に保管して、
また次の代へ贈ってあげられたら最高です。
新調してあげるのもよし、代々あるものを大切に受け継いでいくのもよし!
それはその家々の事情で、人がどうこう言うものでもありませんし、
参考として耳に入れるのは良いですが、あくまでも最終的に決めるのは自分たちです。
どうしようと深く考えず、それぞれの家庭のやり方でお祝いできれば、それが一番ですね。
また、先々兄弟ができた時、二人目には何をお祝いとして与えたら良いのだろう?
こちらに関しても悩みがちですが、例えば、兜は既にあるので五月人形を新調しよう!
とか、家族が増えるという意味合いで、鯉のぼりの数を増やしていくのも良いですし、
アイデア一つでより華やかなお祝いができます。
手作りの兜で初節句のお祝いをより華やかに!
初節句は、
赤ちゃんの月齢によってお祝い方法も様々です。
既に離乳食を食べている赤ちゃんには、
離乳食でのお祝いが可能ですが、
月齢が低い赤ちゃんは、
親族が大勢集まる長時間のお祝いは身体への負担も大きいですし、
お母さん自身も慣れない子育てで母体が休まらないので、
母子共に無理のないようなお祝いが大事ですね。
生後1か月前後の赤ちゃんの場合は、
思い切って1年先延ばしにしても。
その方が思い出づくりをしてあげる余裕も出てきます。
立派な五月人形や兜も良いですが、
折り紙を折ってお子さんに見せてあげるのも、
カラフルな折り紙の色が視覚的にも楽しく、
赤ちゃんも目で追って見てくれるはずです!
最近の折り紙は、
普段見慣れている単色で色とりどりな折り紙の他に、
写真のような懐かしい日本の和柄もよく売られています。
このようなもので折ってあげると、
よりお祝いとしてふさわしい、
クオリティーの高い作品に仕上がります。
ただし、
月齢によっては舐めたり口に入れたりする時期なので、
工作帳に貼って見せてあげるのが良いですね。
子供が小さかった頃、
私は新聞紙を利用して兜を作り被らせてあげましたが、
それだけで盛り上がりましたし、
喜んでくれましたよ!
新聞紙は広げると長方形なので、
それを正方形に切って折り上げます。
失敗しても新聞紙ですから、
何度でも挑戦できます!
お子さんだけでなく、
お父さん・お母さんやお祝いの席全員の兜を皆で作って遊んでも盛り上がりそうですね。
お子さんが成長を追う毎に、
一緒に折り紙で兜や鯉のぼりを折ってみたり、
端午の節句にちなんだお料理を一緒に作ったりするのも楽しいものです。
離乳食完了期ごろになると、
鯉のぼりにちなんだサンドイッチやおにぎり、
ちらし寿司など、
より節句のお祝いにふさわしいごちそうが作れるようになりますから、
楽しみながら作ってあげられると良いですね。
新聞紙で作る兜の折り方の動画がありますので参考にして下さい。
赤ちゃんがぐずった時は奥の手を!
初節句は、お父さんもお母さんも、そして赤ちゃんも初めてのお祝い行事です。
どんなお祝いにしようか、飾りつけは?料理は何を作ろうか…等と、考えるだけでやることがいっぱい!
気持ちもつい焦りがちで、その焦りが赤ちゃんにも伝わってしまい、ぐずってしまって困った!なんてこともあるかもしれません。
そんな時、赤ちゃんがぐずった場合の対処法として、「鯉のぼりの歌」を聴かせる、動画を見せる等をしてあげると、泣き止んで笑顔になってくれるかもしれませんよ!
もちろん、お父さん・お母さんが鯉のぼりの歌を歌ってあげるのも良いですね。
このような童謡は赤ちゃんがとても大好きです。
かつて、私の息子にも泣き止まない時に童謡を何度も聞かせて、気持ちを落ち着かせたりしていました。
まさに童謡はぐずった時の「魔法の歌」ですね。
お母さんにとってもイライラが鎮まるようで、互いにリラックス効果を与えるようです。
さて、もう一つ気になる事があります。
それは、ご両家の両親や親戚からお祝いをいただいた時のお返しはどうしよう?いただきっぱなしや知らんふり…なんて失礼で恥ずかしい結果を招かないように、まずは感謝の気持ちを伝えるようにしたいです。
節句の内祝いはまず感謝の気持ちを
初節句においては、各方面からお祝いをいただく事が多いと思いますが、お祝いをいただいたら、まずは速やかに感謝の気持ちを伝えることが大切です。
以前、母から荷物が届いた時に、すぐに連絡を入れなかった事があり、母が「荷物が届いたら、送った相手が届いたかの心配をしないように、まず届いたその日に届いたことの連絡を入れなさい」と、嗜められたのがきっかけで、その後は荷物が届いたらどんな相手にもすぐにお礼の連絡を入れるよう、心がけました。
昔からのマナーでは、お礼状を書くとありますが、お礼状が届くのに地域によって日数がかかることから、今は届いたその日に一報としてお電話で失礼し、後日内祝いとしてお礼状と共に送るのがふさわしいです。
初節句!これだけおさえたら完璧!ポイントまとめ
- 生活事情は人それぞれ。あくまで我が家流。
- 新調しても代々の物を使っても、真心がこもったお祝いは一緒。
- 余裕があれば手作りで。親子で楽しもう。
- 赤ちゃんがぐずったら童謡を聞かせよう。
- お祝いをいただいたら、まずは感謝の気持ちを。
初節句であれこれ気を回していたら疲れてしまいます!
お父さんとお母さんらしいアイデアでお子さんの成長を心から喜び、
家族皆で楽しみながらお祝いしましょう!

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